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沿革
明治21年椿鉱山として操業
明治39年銀の産出が日本一へ
大正4年11月発盛鉱業所となる
昭和6年発盛製錬所となる
昭和51年大日本鉱業解散により日本海金属に引き継がれる
昭和58年4月専用線廃止
 ※資料不足により、専用線の開業日は不明

八森駅の海側にあった銅の製錬所(発盛製錬所)まで専用線が延びていて、小型の電気機関車が貨車を牽いていましたが、昭和58年4月に廃止されました。現在、製錬所跡地は工業団地として整備されているほか、風車も建っています。

路線概要

種別:軌道(貨物)
廃止時営業キロ:[不明]
線路規格:電化単線 1,067mm
動力:電気
区間: 八森発盛製錬所

廃線跡

八森 はちもり

八森駅の西側(海側)には貨物の側線跡と貨物ホームの跡が残っています。

専用線はこのまままっすぐ進んでいたようですが、敷地は閉鎖されています。

遠くに見える風車の方向に向かって五能線としばらく並行していたようです。

 

(築堤跡)

風車の建っている辺りが築堤跡で、左から右へ続いている様子がわかります。

築堤の上の様子です。

当時の痕跡を示すような構造物は何もありませんでした。

 

発盛製錬所 はっせいせいれんじょ

製錬所敷地は工業団地として整備されたものの、なぜか当時の製錬所設備の一部は残されたままになっています。

道路側からはレールも敷設されたままになっているのを確認できました。

ところでレールの上に乗っているのは何でしょうか?

製錬所の操業は明治21年なので、残っている施設は外見からして当時のものと思われます。

撤去しないでいるのは歴史的価値があると判断したためなのでしょうか。
(それにしては案内板が一つもありませんでしたが・・・)

▲TOP2005/3/21撮影
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