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複線化に際して新設された太平トンネルの前山側坑口です。
上を通っている道路は国道7号線です。 |
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奥に太平トンネルに進入する貨物列車が見えます。
手前の舗装道が旧線跡ですが、新線との接続部分は水田となっていて、その痕跡は確認できませんでした。 |
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旧線跡の舗装道がまっすぐ延びています。
写真ではわかりませんが、この道路の下には水路が通っていて、レンガ造りの小さな橋で渡っています。
正面に見える山は薬師山スキー場です。 |
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旧線跡を辿って行くと、スキー場への出入口付近にトンネルが口を開けていました。
廃線後は住民に払い下げられ、現在は牛小屋となっているようで、中からホルスタイン牛がこちらをにらんでいました。 |
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旧線はトンネルを抜けると国道7号線と交差していました。
現在も国道は線路を跨ぐ形でS字に曲がっていて、橋も架けられています。 左の写真はその橋の上から前山側を撮影したものです。
路盤には草木が生い茂っていて、夏には識別できなくなりますが、現在も側壁がはっきりと残っています。 |
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上と同じ橋から二ツ井側を撮影したものです。
こちらの路盤は道路に転用されているようで、はっきりと痕跡が見て取れます。 |
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橋の下にはホームらしき構造物が両側にあります。(上の写真でも一部が写っています。)
しかしこれは駅ではなく七座信号場の跡で、ホームは保線員が使用していたものです。
ホームの端には「1965-9」と書かれたプレートが貼ってあったことから、わずか6年間の使用で終わったことになります。 |
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旧線跡をさらに辿っていくと再びトンネルが姿を現しました。
このトンネルではキノコ栽培が行われていたということで、上部に換気扇が設置されています。 (現在も栽培が行われているかは不明です。) |
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上のトンネルの二ツ井側坑口です。
こちらは藪の中にあり、草木が生い茂る季節になると近づくこともできなくなります。 |
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トンネル出口から100mほどは築堤が残っていますが、その先は大きく削られ、今は自動車学校の敷地となっています。 |
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国道バイパス(右側の道路)と旧国道(左側の道路)の分岐点付近です。
旧線はこの山を旧国道に沿ってトンネルで貫いていたはずですが、今はその面影はありません。
ルートから推定すると、右側に見えるバイパスのトンネル(きみまちトンネル)は旧線トンネルを掘り直したものと思われます。 |
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立派なバイパスを横目に、米代川沿いにある旧国道を進んでいくと、突然道の右側にトンネルが姿を現します。
しかし、前山側坑口付近は公園建設により地形が一変していて、旧線の痕跡はもはやありませんでした。 |
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公園のすぐそばということもあるのでしょうか。
上の写真のトンネル坑口右側には、丁寧に説明板まで付いていました。 |
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上の写真のトンネル二ツ井側坑口です。
人がよくトンネル内を歩いているのか、それとも水路と化しているのか、トンネル出入口は意外にも土砂などは堆積していませんでした。 |
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上のトンネルを出るとすぐに鉄橋で藤琴川を渡っていました。
写真に写っている2本の橋の中間辺りに鉄橋があったと思われますが、橋台や橋脚などは既に撤去されており、対岸の路盤もバイパス建設により消滅してしまいました。
ちなみに、右側の緑の橋が現国道で、左側の青い橋が旧国道です。
※対岸に橋台が見えますが、これは旧線のものではなく、バイパス拡幅用として建設されたものです。 |