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南線はここから始まっていました。
手前と奥に踏切がありましたが、手前の道路は旧道で、奥の道路が男鹿へ通じる新道です。
踏切を越えると線路は左に大きくカーブし海岸沿いの倉庫群に向かっていました。 |
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倉庫群を縫うように線路が続いていましたが、この周辺での貨物扱いはありませんでした。 |
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倉庫群を抜けると国道7号線に沿って走っていました。
左側の道路が国道で、その横に歩道がありますが、線路との境界に柵などはありませんでした。 |
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この先は川を渡らなくてはならなかったため、鉄橋に向かって上り15‰の勾配となっていました。 |
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旧雄物川橋梁です。
貨物専用線にしては立派なトラス橋で、秋田臨海鉄道のシンボルでした。 |
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昭和61年に秋田博覧会が開かれた際、臨時駅「秋田博覧会駅」がこの辺りに設置され、臨時列車「アッキー号」が乗り入れていました。 私も当時乗りましたが、土崎駅構内での入れ替えが長かったうえに使用していた50系客車が非冷房だったため、会場に着く前に疲弊してしまった記憶があります。
なお、以前はこの付近に側線が設けられていて貨物扱いがありました。 |
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臨海工業団地へ通じる道路との交差部分で、手前側が工場地帯方向です。
奥に見える円形の建築物はプロ野球公式戦も行われるこまちスタジアムです。 |
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向浜踏切を過ぎた線路は、林の中を工業団地方向に向かってまっすぐ延びていました。
右側の林をはさんで工業団地への連絡道路が延びており、大型トラックがひっきりなしに往来しています。 |
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日本製紙板紙事業本部秋田工場の専用線区間です。
敷地内へ線路が続いており、いかにも臨海鉄道らしい雰囲気でした。
奥にはタンク車が留置されており、その背後にはチップの山が見えます。 |
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工場の煙突からは毎日のように白煙が上がっています。
この工場では、回収した古紙などの溶解やパルプの製造などを行っています。
なお、線路は手前の草むらの中を横切っています。 |
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右奥にチップの高い山が見えますが、線路はその左側から大きく弧を描いて延びてきていました。 |
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終点付近の踏切です。 |
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線路の末端部付近です。 |