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米代川に架かる銀杏橋です。
現在は立派な道路橋となっていますが、平成元年までは鉄道橋を転用した道路橋が架かっていました。
鉄道開通当初の橋は、昭和26年の米代川の氾濫で流出したため、その後、鉄製の4弦トラス橋に架け替えられました。 |
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銀杏橋から500mほど東側の米代川沿いには、コンクリート橋が草木の中から顔を出しています。
この付近は、道路と米代川の間を縫うように軌道が敷設されていたようで、この他にも放棄されたコンクリート橋を随所で見ることができます。 |
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この先も米代川に沿って進んでいきますが、軌道敷は現在の道路(右側のガードレールの位置)よりも低いところにありました。
廃止後もしばらくは道路として使用されていたようで、舗装されたまま放棄されています。 |
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現在の道路より低い位置にあった軌道敷も、途中からは道路に吸収されています。 しかし幅員の狭さはあまり変わっておらず、所々に待避所が設けられています。
左の画像は天神地区付近からの視点で、近くには合川営林署の事務所だった「天神荘」がありました。
天神荘は、昭和7年に建築され、その美しさから皇族や美空ひばりも訪れていたのですが、老朽化が激しく補修や保存は困難だとして、平成20年9月に解体されました。 |
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かつて東洋一の規模を誇った天神貯木場の跡地です。
ここで小阿仁線が接続していました。 |