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飛鳥(あすか)時代のくらし




歴史で知りたいテーマのいちらん

【衣 服】
身分の高い女性の服そう
役人の服そう(男性)
一般の人の服そう
 役人や豪族(ごうぞく)などの身分の高い人の服そうは色などがつき、あざやかになり、りっぱになったが、一般の人の服そうは弥生(やよい)時代からあまり変化していない。
【食 事】
身分の高い人の食事
一般の人の食事
 一般の人の食事は、弥生(やよい)時代からあまり変わらず、質素(しっそ)であった。食事の内容として、玄米(げんまい)に塩、わかめのしるなどであった。

 身分の高い人の食事になると、魚やほし肉などがつき、その食事の種類も豊富になった。その食事の内容としては、玄米(げんまい)、いわし、かぶの酢(す)のもの、きゅうりの塩づけ、みそしる、お酒などであった。
飛鳥(あすか)時代に使われた食器
【住 居】
豪族(ごうぞく)などの身分の高い人の住居
一般(農民)の人の住居
 豪族(ごうぞく)などの身分の高い人の住居は、複雑な柱の組み合わせからできた建物が連なっている。また、建物によって、台所、馬屋、主人のすむ正殿(せいでん)、従者(じゅうしゃ)の住む家などとその役割が違っていた。東西120m、南北103mのほぼ正方形の広いしき地に住んでいる。

 一般(のうみん)は田畑に近い所に集まって村に住み、その住居は弥生(やよい)時代のころと変わらず、竪穴式(たてあなしき)住居であった。村には米をたくわえる高床式倉庫(たかゆかしきそうこ)などもあった。
 このころになると、仏教が日本に伝わり、複雑な柱の組み合わせからできる塔(とう)なども建設できるようになった。また、屋根にかわらを用いるようになった。
四天王寺(してんのうじ)