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1.アイビクニン Careproctus cypselurus 37.4㎝ 2.ノロゲンゲ Allolepis hollandi 30㎝ 3.シロゲンゲ Bothrocara mollis 60㎝ |
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下部漸深底帯底生魚07 |
藍色をしたビクニンです。ヒレも黒っぽいのでザラビクニンやサケビクニンのピンク色のイメージからすると地味な印象です。生活範囲もこちらの方が深く七百M以深に棲息しており、お腹に吸盤があるのでインキウオの仲間とも違います。ノロゲンゲ、シロゲンゲの違いは何でしょうか。ウロコが楕円形で直角に配列している（ノロゲンゲ）のか、丸い（シロゲンゲ）のかで区別できるそうです。いつも感心するのですが専門家の同定の努力には敬服します。どう見ても同じじゃねぇか、と思ったら別種だったり、どう見ても違うだろう、が同種だったりそのおかげでフグにも中らず（当たらずではありません）安心して美味しい物を口にすることができています。話が脱線しました。ここの二種類のゲンゲは寒天質の柔らかい体を持ち、側線は前半が背中近く、後半が中央付近、と二本あります。干物に利用されています。ところでゲンゲの由来ですが日本海のズワイガニ漁で混獲される下魚（げぎょ）が訛ったものと言われています。でもなぜ「玄華」と書くのかはよくわかりません（単なる当て字かも）。 |
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1.アイビクニン Careproctus cypselurus 37.4㎝ 2.ノロゲンゲ Allolepis hollandi 30㎝ 3.シロゲンゲ Bothrocara mollis 60㎝ |
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