移行帯底生魚09 |
およそ魚には見えない風貌ですがれっきとしたアンコウ目ファミリーでアカグツ科に分類されるグループです。普段は海底にじっとしていてカニ、エビなどの甲殻類や小魚、貝、プランクトンを食べています。ときどき腹びれを使ってぺたぺたと歩きます。大体三百〜五百Mあたりの海底に多いようですが中にはソコグツのように千五百Mから知られている種類もいます。アカグツのアカは色からきていますがグツは「クツ」で、とある地方ではヒキガエルのことを指すそうです。言われてみれば姿勢がそう見えなくもないですね。フウリュウウオとは風流魚でしょうか。あまりそんな感じはしないんですけど。 |