下部漸深底帯底生魚
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住んでいる主な場所は北半球と南半球で異なりますがいずれも大きくなる種類です。H.hippoglossus(Atlanticic halibut)はいわゆるオヒョウ(Pacific halibut)の仲間でその巨大さゆえアラスカでは釣りの大会(Homer Jackpot Halibut Derbyなど)が開かれるほどフィッシャーマン達には魅力ある魚です。大きいモノになると重量も二百キロを越えるそうですがそれはメスでオスは数十キロ程度とのこと。数百万個もの卵を生み、稚魚はプランクトン、幼魚は小魚や甲殻類、そして成魚はマダラやスケトウダラなどを食べすくすく成長します。それにしてもデカいです。一方、D.capensisはオーストラリアやニュージーランドなどに分布するホラアナゴの仲間です。英語ではBasketwork(カゴ細工)eelと呼ばれていますがこれはおそらく皮下に埋もれているウロコの並び方がカゴのように見えることに由来するものと思います。日本的には斜子織(ななこおり)状と形容されています。という訳で和名は「ナナコアナゴ」にしましょう…ダメ? |
1.Hippoglossus hippoglossus ハリバット 300p 2.Diastobranchus capensis ホラアナゴ科 125p |
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斜子織 |