移行帯底生魚
/生物07

伊豆半島の名産といえばこのタカアシガニですね。世界最大のカニとして有名で成熟したオスはハサミ脚を広げると四Mにもなるそうです。海底でワサワサと群れていて横ではなく前に歩くのが特徴です。囲まれたら怖いでしょうね。クモガニ科に属し水深五十〜四百Mの砂泥域に多く分布しています。さてキホウボウの仲間は海底でじっとしているのかなと思っていましたがたまたま水族館で見たときには上へ下へと活発に泳いでいました。鼻先が二又に分かれていてトゲの並んだウロコを持っており、一見同じような姿かたちをしていますがP.cataphractumはこの仲間の中では大柄になる種類です。一方P.ecuadorensisはエラが横に張っていてP.gracileはスリムな体型をしています。
1.Macrocheira kaempferi
 タカアシガニ
 40p(甲長)

2.Peristedion cataphractum
 キホウボウ科
 40p

3.Peristedion ecuadorensis
 エビキホウボウ
 16p

4.Peristedion gracile
 アミキホウボウ
 20p












世界最大のカニ