上部漸深層遊泳魚
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すべてワニトカゲギス科というグループに属します。ミツマタヤリウオ科は子供の時代に目が左右に飛び出ている奇妙な姿が最大の特徴ですね。このI.atlanticusも例外ではありません、英語ではBlack dragonfishといいます。日本の近くではミツマタヤリウオとナンヨウミツマタヤリウオが知られていますが、さてこれら両者との違いは何でしょう。手持ちの資料をしげしげと間違い探しをするように見たところ、どうやらこちらは腹びれの位置が背びれより前にあるように思えます。まぁ細かいことはともかくまさにこの仲間はドラゴンフィッシュと呼ばれるにふさわしい立派な牙を持っています。生存競争の激しさを物語っていますね。ミツマタヤリウオの仲間もそうですがカリブカンテントカゲギスにはウロコがなく、しなやかな印象があります。一方のヘビトカゲギスには六角形のウロコ(鱗状紋)があり一見頑丈そうに見えます。実際のところはどうなんでしょう。これらを含むワニトカゲギス目は三百種以上の比較的多くの種類が知られているにもかかわらず自然界で生きた姿をとらえるのは極めて稀だそうです。 |
1.Idiacanthus atlanticus ミツマタヤリウオ科 53p 2.Melanostomias macrophotus カリブカンテントカゲギス 22p 3.Stomias boa ヘビトカゲギス 32p |
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