いろいろ 2008年2月28日

一眼カメラが使えずとも、「たとえ、入院中でもコンパクトデジカメとパソコンさえあれば、写真を楽しむことができる」というのがずっと私のモットーだった。が、今、写真が撮れない言い訳を並べれると、
点滴から解放される時間が短い、その間に買い物から入浴まで済ませなければならない、車の修理のメドが立たない、体力がない、冬である・・・・等々。

だが、一番は穏やかな気持ちがないという事。
家の中という狭い空間でも、平穏な気持ちでいれば、撮るものを見つけ出せた。それが、今出来ず。と言って、タイムリーな写真を載せたいという気持ちは変わらないので、HPトップに載せてきた写真は悲しいけれど・・・ネタ切れとなった。当分は、日記だけ。


いろいろ 2008年2月27日

小腸カメラにちょっぴり期待しているわけだけれど、成果が得られなかった場合は、イレウスチューブを進めて、そのバルーンで拡張を試みるとのこと ・・・ 「かなり苦しいとけれど」と説明におまけがついた。で、その苦しさが想像できるから、ぞっとする。
それでも駄目ならば、小腸バイパス・・・・・これだけやって春がくればそれはそれでよいのだけれど、どうも季節の春の方が先に来る様な気がして。


いろいろ 2008年2月26日

昨夜は鶏団子鍋。
白菜、長ネギ、鶏団子等々の味がじんわりと出たこのスープを目の前にしてしまって・・・少しいただいてしまった。刺激的に美味く、体が芯から温まった気がした。

が結局、夜半から嘔吐用ビニール袋、洗面器を抱える始末となった。

10月に「骨盤臓器脱ネット」を作ってから、このページと双方カウントしていた。「骨盤臓器脱ネット」の方は、最初は一日4人5人のアクセスだったのが、序々に増え、ぐんぐん増え・・・・昨日、10月からのトータルがこのページを追い抜いた・・・・。情報サイトとしてアクセスが多いことは目的達成しつつあるかと思うけれど、なんとなく心中複雑・・・。


いろいろ 2008年2月24日

小腸カメラの予約日まで、今より良くない状態になってはならない。が、始終くっついている点滴に「マジ」嫌気がさした。これで生きているのに我がまま・・だが、車が壊れていて修理の見通しがついていないという事も嫌気の要因のひとつとなっていることは間違いない。
自己判断で、今日は点滴offにする事にした。

そして、下半身は、あったかインナー、「あたたかくてごめん」というインナー、ハイソックス、さらにもう一枚ソックスで固め、上半身はカイロ、マフラー、帽子、マスク・・・の身支度で、徒歩にて池に向けて出発。

日の出を追う事も出来ない今、その時刻チェックすら忘れていたが、今朝の名古屋の日の出は6時29分。 大分早くなった。

池には駅から1.2キロの表示があり、自宅から駅は600メートル程として、片道1.8キロ。 なんとか池に到着し、キラキラ池面を眺めてきた。

復路はもちろん、カメラも重く、トボトボ歩きだったが無事帰宅。 やはり喉が乾いてる。


いろいろ 2008年2月23日

昨日、紹介状を持ってM大学病院消化器内科受診してきた。 初診なので、ここに至るまでのことをお話せねばならないが、私本人も、あの手術が昨年の話だったのか、一昨年の話だったのか・・・口こもり、HPからプリントアウトしたものを取り出した始末。

この経過が複雑であるために、かなり困難なものがある様子。
これは、私を初めて診察された医師の、いわば、第三者的ご意見。

「かなり困難」ということに対して、沈み込まなかったわけではない。

息子曰く、私が自分の腸に対して、現状でもまだ「可能性」と「期待」をcontinueなので、周囲は、「もうgive up」という言葉を口に出来ないんだ。

そうなの?と思いつつ、ランス・アームストロングさんの話を思い、私は、まだ期待することにする。
小腸カメラは3月半ばに入院して行われる事となり、それで駄目なら、道路工事の様にバイパスをお腹の中に建設という手段もあるらしい。


いろいろ 2008年2月21日

SMAPの中居さん(35)が「私は貝になりたい」の撮影のために丸坊主になったという話題を見て、彼出演のドラマ「砂の器」を再度観たいと思いつき、点滴連れて自宅からほど近いTSUTAYAに。
さっさと借りて、ものの5分で車にもどる・・・と、車のエンジンがかからなくなっていた。

JAFに電話をしておよそ1時間待ち。
さらに、原因を探る作業におよそ2時間。
原因解明ならず、尚、ディラー休みの日とあって、自宅へのレッカー移動。
キーのセキュリティー・・・イモビライザー関係のアクシデントの模様。
すっかり疲れて、こたつでDVD観つつ寝てしまった昨日。

そして今日、再びJAFに積載車をお願い。

パンダは、積載車の上で後ろを走る私に向けてか、時々ライトをぱかんぱかんとともらせながら運ばれていったのでした。 両日とも春を少し感じさせる陽射しの日だったのが何よりでしたがすっかり疲れた作業でした。


いろいろ 2008年2月19日

ツール・ド・フランスでの7連覇で有名な、ランス・アームストロングさんは、 1996年精巣腫瘍に侵されていて、既に肺と脳にも転移しており、生存確率は50%であることを告げられたそうです。
精巣腫瘍に対する一般的な化学療法は、心肺機能を低減してしまう副作用があると知り、心肺機能の低減は回復後もプロの自転車選手として復帰することは不可能になるかもしれないとランス自身は判断し、これを拒否し、心肺機能へのダメージは少ないけれどより過酷な化学療法とさらに脳の浸潤部を切除することで回復したそうです。
小康状態となったという診断を受け、トレーニングを再開したそうですが、彼の所属チームからは、選手としては再起不能とみなされて、事務的に解雇されたのだそうです。
が、その後復活してツール・ド・フランスで勝つのです。

今日の私はこの話に元気づけられ、自分自身がしっかりしていないと・・・との思いを持って受診しました。

さて、一週間薬で様子を見ましたが、回数こそ減っていますが、噴水嘔吐は止まらずという状態から判断して、先送りにしていた小腸カメラを行うという方向となりそうです。
先週造影後にこの話を聞いた時は、気持ちはドーンと沈み込んでいましたが、今日は割合平常心維持しており、ランスの話を主治医にも喋った次第です。

モヤ付きの原因であった診断書の方も提出してきました。点滴を昼間も持ち歩いているのでどこから見ても3月の復職は不可能な様子はバレバレです。


いろいろ 2008年2月18日

嘘とずるいが一番嫌いなの・・・で、 何が頭の中でモヤついているかと言うと、「3月1日復職宣言」が嘘となってしまうから。 明日の受診後にまた診断書提出の予定・・・どんな顔をして話をするのかな・・・。悔し・・・。

ここで就業規則や労働基準法をよく知らないといけないということをひとつ。

休職についての就業規則より
勤続5年未満の者は12ヶ月
勤続5年以上10年未満の者は24ヶ月
勤続10年以上の者は36ヶ月
休職期間が満了しても休職事由が消滅していない場合は、退職となる。
私は、36ヶ月に該当しますが、おそらくここまで粘る力はないでしょう。

更に傷病手当金の請求は最高18ヶ月。
この18ヶ月の件をいつぞやケースワーカーで聞いたところ、請求開始から18ヶ月とのことで、2008年3月で終了とのことでした。
この時の説明では、昨年の1月から5月まで復職した部分もその期間の中に含まれてしまうということで、なんだか納得ができず、直接共済に電話でお尋ねしてみました。やはり、就業した部分は認められていていましたよ。私のケースでは法定期間の満了延期という措置がなされているそうです。
規則を知らないということはいけませんし、やはり、働くことができる状態の時は働いておかないとね。


いろいろ 2008年2月17日

外の空模様は晴れ。寒いけれど晴れ。針交換日でフリータイム有り。
そこで、梅の様子を見に完全防寒をして東谷山にちょっと行ってきました。
この時は、晴れていたのに・・・・わずかの間に雲行きはくるくる・・雪がちらつき始めるという天候でしたが、久しぶりに少しだけ写真を撮ったという感じ。少しすっと。

出かける前にまた噴水様の嘔吐有りで、これで楽に・・・。 体を立てていた方が流れはよいのようなので、母が使っていた介護用ベットを引っ張りだし、頭をアップして今夜は休んでみる事にします。

先日からなかなか作業ができなかった「骨盤臓器脱」に関するアンケートの結果をやっとアップする力がでました。


いろいろ 2008年2月16日

術後一ヶ月経過です。
すっきりとしない気分を振り払うのに、思い立って、二ヶ月ぶりにトレーニングに行ってきました。
エアロバイク20分、ストレッチ、ウォーキングマシン時速4.5キロで1キロのメニューを行い、帰宅後はベットでとろけました。

昨日、今日は、午後に噴水の様に嘔吐が一回、これがどうにかなればよいのですが・・・。
一見のんびりしているかのような点滴をつけての室内での生活は、狭い空間でいろいろなものに腹を立て始めました。これは自分でも情けないく避けたい。
例えば、新聞l広告、オリンパスの内視鏡、腹腔鏡のCM「入院を二泊三日の少旅行・・・・」とは・・・患者の立場では、オリンパスのカメラを使うかフジのカメラを使うかなど選ぶことができないので、一般の人にこんなCMしてもなぁ・・・

先日の主治医の言葉、ぴしっとしていました。「今は、復職のことより体のこと考えて」


いろいろ 2008年2月15日

「病気知らず、健康第一」はそれは、ありがたいことだと思うけれど、人の強さは、健康を保つことより、そう出なくなった状態の時にそれに耐えられるかと言う方にあると思う。
そして、別に強くなくても、もう出来ない、今は少し手を貸してくれということを、言葉で示すことも大事な気がする。ここのところが上手にできないので沸々と心の中に諸々の思いがたまってくるのかも。

送別会で中華を食べてきた息子が「あまり、ぱっとしなかった」と言う。
「ああ、そう」とだけ私。
吉野家に行ってみた父が「牛丼がおいしくなかった」と言う。
「ああ、そう」とだけ私。
心の中では、「ふざけたことをいうのでないよ・・・!!」。

薬が働いているか?昨日は、嘔吐もなく、紅茶と鰹だしの汁少量が通過できた模様。


いろいろ 2008年2月13日

昨日、急遽今日予定された、ガストログラフィン小腸造影してきました。

左側の膨張部分は、相変わらずでしたが、吻合部分は、ゆっくりではありますが、造影剤通過しました。
三十分程観察した後、1時間2時間後の腹部レントゲンでその後の造影剤の動きをみると、大腸に至っていてこちらは問題なし。

ここで、これからの対策に関する説明あり、吻合部分が通過したことで、小腸カメラは先送りとなりました。
気力が抜けてぼうっとしている私、シャーカッセンのフィルムを凝視し、おそらく頭の中は激しく動いていらっしゃる先生、5分から10分の沈黙の後、これから先の対処法が四段階説明されました。まずは、時間を決めての座薬と薬の内服からです。

今また、「いい旅夢気分」が流れていますが、最近、旅番組、食べ物番組は実際に行く事が不可能な人の為の番組の様な気がしてきました。 「美味しそう」とう言葉を忘れない様に・・・。


いろいろ 2008年2月12日

受診日でした。
「水を飲む」というこの何でもない様な事ができず、一日の嘔吐の回数は少ないけれど、ゼロではないことを話しました。

明日、何度目かの小腸造影です。
おそらく、その先のことを考えて、M先生からは「小腸カメラ」なるものに関しての説明がありました。

この病院では行えないので先生と一緒に他に出向く。
外来では検査処置することができず、入院が必要。
状態を確認することが出来て、更にカメラが通れば、バルーンで開く。
腸穿孔などの事態も考慮しなくてはならい。

この検査処置に至るかどうかは明日の造影後に決まります。


いろいろ 2008年2月10日

昨日は、退院後初めて排便があり、完全閉塞していない”証”としてとても喜ばしいことでした。

お腹に空ができたからか、強く感じる久しぶりの空腹感。
が、ここで、我慢するのがイレウスのプロ・・・だろうと考え、空腹感を抱えて就寝。
すると、「アンタタチハ、ナンデモタベラレルシスキナトコロイカレルシイイジャナイ」と夢で叫んでいて、はっと目が覚めた。内なる本音が・・・・。

退院後も数回嘔吐はあるが、これくらいで病院に行ってはならぬ。ひたすら絶飲水に近い状態で時間による回復を待つ・・・。
イレウスチューブによる鼻の穴の潰瘍がとても痛い。

昨日、イレウスとの付き合いに関するページを作成したのですが、出来上がったページに対して、家人よりセンスが悪すぎるとの批判をあび、内容が問題だと思いつつも、少々手を加えました。


いろいろ 2008年2月8日

三月末をもってプラスの転職をする仕事仲間から、「退職前に一日でもよいからユニフォーム姿のかたおかさんと顔を合わせたい」とのメールがあり、読んでいたら眼がじんわりほろり・・・。

入院中は、尿の量がとても少なくなってしまったことで、通常のフルカリック2号2006mlに追加でラクテック500ともうひとつこちらには薬が入ったソリタ500を行っていました。これでルートが増えているのに鼻にもチューブでひもがややこしく、更に導尿していると・・・スパゲッティ症候群のなりかけ・・・
カロリーとしては、1600キロカロリー以上入っていて、それでテレビ眺めて寝ているだけなのに痩せてしまうんですね。

そうなってきて体力的にもいっぱいいっぱいになってくるとつまらない事が気にかかり始めます。
たとえば、術後一度退院しているので、今回は緊急入院となり、部屋は四人床の窓側で、 私以外の方は当然食事をされるわけ。中でもお向かいの方のおそらくヨーグルトの食べ方が気にいらない。想像ですが、もうヨーグルトないんじゃない??と思うのにスプーンでかりかりかりかりと残りを集める、このかりかりかりかりの作業があまりに何度も繰り返されるので「ヤメー」と言いたくなったりね。
みみっちい人間だなあ、私・・。

今日は、水またはお茶を200mlくらい飲む事ができれば良しです。


いろいろ 2008年2月6日

病院脱出の朝、「赤福」営業再開のニュースが流れていた。
昨夜から300人の人が並んで営業再開を待っていたそうで、「旨ーい」と喜ぶお客さん、今までだって、「旨ーい」と言っていて、それが製造日改ざんされていて、すっかり騙されていたのにね・・・・私は不愉快と感じた。

こちらイレウスチューブ今回、鼻から167センチ体内に入ってました。

見えにくいですが、チューブの先端には三つのお団子の様な物とバルーンがついている。これが、鼻の穴を通る時、どんなに痛いか知っているだけに見ただけでもう痛い。痛いが今回は挿入処置が早かった。およそ30分で膨張部分に達した。

状態が結構厳しく、時間の流れそのものに気がまわらず、鼻に入ったイレウスチューブが顔の左側に痛みを感じ、冷やしながらとろとろとろとろ眠っていた。
少し状態が改善に向ってくると、この流れは、ゆっくりゆっくりとなり、時計はすすまない。

病室では、テレビを流しているしかない程体が怠い日が多かった。
冷凍餃子のニュースもぼうっとみていた。
久しぶりに赤福再開のニュースに感情がツンツンと刺激されたので大分触覚も立ち上がり、戻りつつあるかも。

前回の記事では「火曜日まで様子を見る」と書いていました。
ところが、翌日には自宅で我慢することの限界となり、車に荷物を積み込み受診、入院となりました。

まずは、マーゲンチューブ、その後イレウスチューブに入れ替えとなり、造影を繰り返しつつ二週間を過ごしました。ひとまず脱出ですが、今後の課題は多い様です。

月毎のいろいろ

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