いろいろ 2010年1月30日

この記事は、久しぶりに会った妹との四日間の日記です。

まず、博多土産のお話から。
こちら、馴染みのない「豚足」。

柔らかく煮たものと塩焼きがあり、こちらは塩焼き。
ウィキペディアによると「豚足とは、肉質の部分は少なく、大部分が皮と筋、軟骨から構成され、ゼラチン質でコラーゲンを多く含む。
屋台で知られる福岡県福岡市の博多では、とんそくは焼き鳥屋や屋台のメニューになっている。ゆでた豚足を塩焼きにし、博多の焼き鳥屋のお決まりのにんにく酢醤油のかかったキャベツを敷いた皿に載せるなどして供される。」とのことです。

今回の術後に「食べられるようになったら何でも食べたい、お酒だって飲まなきゃ人生もったいない」と強く思っている私は、今迄なら遠慮するところをその信念に基づいて、酢醤油をつけてかじってみた、すると、皮はぱりっ・・・結構旨い。一口でセーブした私が観察していると、皆、手はコラーゲンでつるんつるん、無言。その無言は蟹を食べる時のようでした。

次、いつも行列ができているという博多中州屋台「一竜」の「豚骨ラーメン」。
スープは、イメージしている豚骨ラーメンの白濁食ではなく、比較的醤油色に近く飲みやすく、たっぷり味わい飲んで、ゆで時間がとても短い麺は、私の分は大幅に長くして、ちょっぴりいただき。

お腹はというと、少しかじった豚足のコラーゲン、豚骨のスープにかなりたまげ、この夜、かなりの水様便。夜中何度も起きました。
明太子はもちろんお粥のトッピングにしていただきます。

続いて、ショッピングのお話。
土岐プレミアムアウトレットバーゲンへ。
好天に恵まれて、雪を冠った御岳もよく見える日、お店からお店と渡り歩いて5時間以上の滞在。ブランド名をすぐに忘れる私と違い、非常に詳しい妹は、目利きの技を発揮して、私が壊れかかったカメラ以上に欲しかったバックを選び出しました。
50%offで、カメラのボディ相当のお値段。ということでカメラ購入は先送り。

さて、一日家でまったりして昨日は、「開店10周年記念タカシマヤバレンタインランド」へ。
細かく細かく爪楊枝にさされた試食をあちらこちらでいただきながら、それでもネットで下調べをして選んでいた「ピエール マルコリーニのチョコレートドリンク」「アンリ・シャルパンティエ」のチョコレートを購入。チョコレートドリンクは、カロリー高そうでしょ。ネットで見るのと同じ「アムール・ド・ショコラ」の冊子もあったので、タカシマヤのバレンタインへの力の入れようはただならぬ感じでした。

更に、モンシュシュの店に、あの堂島ロールが並んでいるのを発見!とっても買ってみたい・・が、並ぶ気は起きなかった堂島ロールを簡単にGetでした。

おまけの話はこの間の食。栄養はエンシュアHにお任せで、好きなものを口にしました。
私が安全に食べられるものとして卵料理を選び、土岐では、オムライスの店で三分の一程

タカシマヤでは、元祖親子丼の「玉ひで」がプロディースしている五鉄で親子丼、ご飯はほんの少しで、上の親子の部分をいただき、いずれもお腹に問題は生じず。
お喋りとショッピングと食事・・・・三大楽しみの四日間でした。


いろいろ 2010年1月29日

例の自作の身につける点滴棒を使い、こたつに入って、胃ろうからエンシュアを入れていたら、アクシデント発生。

この接続が外れてしまっていたらしい。いつからか解らないけれど。ジーンズから下着まで漏れだした液が浸透して、その冷たさではっとしました。
中心栄養やOHANAの時も接続部分のはずれによるトラブル、例えば、布団が冷たくべちゃべちゃになり、乾くとばりばりになる被害は体験しています。

胃ろうの接続はずれがそれとちょっと違うことは、エンシュアがイルリガートルから流れ出す。更に、胃ろうチューブの方から胃に入った内容物も流れ出すのですね。

接続が私の膝の上だったことで、私はびしょびしょでも炬燵やカーペットの被害は最小限に抑えられたことが救いです。
いずれにしても、非常に悲しい気分になります。


いろいろ 2010年1月27日

お泊まり外出の忘れ物、輪ゴム、安全ピン。フラッシュ用のカテーテルチップとこより用ティッシュ、及びテープは持っていったのにこの二つはうっかりしました。

話は変わって、ヤクルトは私にとっては、50キロカロリーで解りやすい。
研修でご一緒だった一型糖尿病の方の話をお聞きすると、ヤクルトは糖質が10グラムなので、低血糖の時に糖質がはっきりと解らないアメなどを口にするより、10グラムと解っているヤクルトを飲んだ方が、後からのことも予想ができ管理しやすいそうです。

こちらもまた、研修でお知り合いになった方に教わった「はつらつ食品」。ハウス、明治、キューピーとそれぞれ味比べと思い買ってみました。噛むこと飲むことをスムーズにしたい方への介護食です。私は噛む飲むのちょっと先、通ることですけれどね。

お弁当を作る余裕がなかった時に試してみようかと考えています。

さて、昨日から、福岡から妹が遊びにきています。 明太子、からしれんこん、豚足、博多ラーメン・・・・の他に

明太子のスナック菓子

キティーさんも明太子を頭につけてます。

私はくれぐれも九州の味を食べ過ぎることのない様に・・・。


いろいろ 2010年1月25日

退院から一ヶ月が経ちました。退院直後のぐったり炬燵にもたれかかりからだいぶよくなりました。特にこの二週間は大事な時間でした。

予定のなかでも、距離的な問題から一番心配であったのが、東京での慢性疾患セルフマネジメントプログラムのリーダーのフォローアップ研修。23日の午後、24日午前と東京は船堀で行われました。
仕事への復帰の目処が付いていない場合は、やはり、休んでいるのにとの気持ちから参加は自粛と考えていましたが、目処をつけることができたことで納得しての参加です。
研修で気分は上々、でも体はさすがにかなりのお疲れ、研修二日目の朝は、キューピーコーワゴールド飲みました。

楽しさ故の失敗も体験してきました。
一日目の研修後に、皆でしゃぶしゃぶとお鍋の店で懇親会。
私は、「乳」とつくものが苦手です。豆乳は食べず嫌いでした。 ですから、初体験の豆乳鍋。
これが、胡麻だれと相性がよく、実に美味しかった。ふわっと煮立った時に一瞬でできる湯葉も最高。ゆずハイボールいただいて、楽しくわいわいのお鍋。質の良いお肉、鶏つみれ、豆腐を食べる予定が途中からめちゃくちゃになり、結局口にした量が不明になった・・・。
どうも調子にのってたくさん食べちゃった様で、お腹がパンパン、小腸側に流れていく様子もなく、ホテルに戻ってまず、嘔吐。更に初体験の胃ろうからの排出となりました。 私の向かいに座っていた、慢性腸疾患のQちゃんも、この日は夜間の経鼻栄養を取りやめた程 お腹がいっぱいだったそうです。
お腹、正しくは胃がパンパンになると、胃ろうの外部ストッパーがお腹の皮膚にこすれる様なきがします。


いろいろ 2010年1月22日

そもそも、胃ろうを設置している人がお弁当を作るという事が稀なのでしょう。胃ろうを肯定的に捉えているのも同様です。

さて、稀な行為と思われる胃ろうから注入中しながらのお弁当作り、問題点は、点滴棒だと保たれないイルリガートルと胃ろうの落差でした。昨日主治医が提案したアイデアが私の中でヒットしたので、実現に向けて考えてみました。

M先生のアイデアは、点滴棒ではなく、自分の体にイルリガートルを固定してしまうというものです。
また、B型がねぇ・・のこのアイデア。あっけにとられて笑う笑う。想像するとかなりおかしいですから。 が、体に固定しているので、料理中に立っていようが落差は保てるという事です。
一回に入れるエンシュアHは、最大250ミリリットルですので、重さ的には持っていることはできます。
固定方法に関して、M先生と私とで、プチブレインストーミングとなったわけです。 ベルトに棒をさすとか、帽子をかぶって固定するとかリュックとか・・・・。

新しいアイデアを試すときには、出てきたアイデアに対して、「人ごとだからそんな風に言えるのよ」と思ってしまうと大変な損をするよ。かえって、人ごとだからこそ飛び出してくるアイデアに使ってみたいものがある様な気がします。 慢性疾患セルフマネジメントプログラムでブレインストーミングをしてきましたが、そんな気がします。

胃ろうから約1メートルの高さにイルリガートルを置けば落差はOKです。
昨日の朝は、家にあった棒を経鼻栄養を持ち歩く時に使っていたショルダーバックに入れ斜めがけで試したのですが、棒が重かったこと、斜めがけが不安定なことで肩が凝ってしまいました。
そこで、ホームセンターに行き1.5センチ角の細い棒を買ってきました。 さてそれからはまた、お針仕事。
棒だけで固定するのは不安定でしたから、まず、この棒が入る細長ーい袋、ウエスト位置から肩迄くらいで約40センチ・・を作る。
次は固定の横ひも。ウエスト位置と胸あたりでおリボン結びでできるように二本作る。
細い棒の方への工夫は、イルリガートルを下げる時に私が体を動かすことで棒が斜めになっても、イルリガートル本体は常にまっすぐでこぼれることがない様にチェーンをつけて遊びを作る。これは父にお手伝いをお願い。
で、出来上がりが今のところこんな具合。

こちらイメージです。

もちろん、写真撮りました。でも、あまりにもおかし過ぎて非公開です。今朝試してみたところ、満足度高くなりました。棒を体の前に置くか後ろに置くかはそれぞれ、いろいろあってまだ考え中です。
いずれにしても、気分は「ちょうちんあんこう」でございます。


いろいろ 2010年1月21日

私は、かなりの心配性。 仕事に戻った時のタイムスケジュールのシュミレーションをせずにはいられません。
ということで、5時ちょっと過ぎに起きて・・・今朝は暖かかったので助かった・・・早速先日の受診の際に問題解決法としてM先生からいただいたアイデアで、5時半から7時の予定で胃ろうからの注入を開始しつつ、お弁当作りをしてみました。出勤は7時半なので、7時に終われば、フラッシュして、その後イルリガートルを洗ったりする作業も無理なくできますね。
出来上がったお弁当は、保温のお弁当箱に入れて、昼迄にどのくらい暖かさが保てるかお試し中。以前、調子の良かった時にもこれに入れて持っていっていましたね。

おにぎりがOKにまで食が進歩すると、実に便利になるんだけれどね。

さて、アイデアの方ですが、実用には問題点がいくつかあり、今日はこれについて考えるつもりです。


いろいろ 2010年1月19日

退院後、二回目の受診日でした。
まずお話したのは、術前のお願い事、伊勢海老スープの実現ですよね、勿論。
その他、この二週間の報告は、嘔吐は一回で、その原因は、エンシュアを入れるスピードが早すぎたこと。一時間半程かければ、エンシュアは順調に入ること。ゆっくりではあるけれど、本来の目的の口から食べることを進めていること。仕事に戻る日の目標を決めたこと。そのために必要な準備中であること等々。

準備の中で、問題点として考えているのが、朝の時間の使い方であること。
胃ろうは、輸液ポンプを使わず、クレンメを調節して入れている為に落差が必用です。できるだけ同じ格好をしていた方が良いことになります。今は椅子に座った状態でクレンメを合わせて、補液の時間の一時間半は大体机の前にいます。

これから仕事に行くという朝に一時間半座っているというのは、その間にメイクもせねばならないし、お弁当も作らなければならないし・・・お弁当作りの作業は台所に立つことになるので落差が少なくなってしまう・・・高くすると倒れることがある・・・買った物はまだ食べられないのでお弁当は必須だ・・となぜ問題なのかを話ました。

解決法として、私がもっていたアイデアは、5時に起き、すぐにエンシュアを開始して、それが終わってからお弁当作り。 また、その逆でまずお弁当作り、その後出勤時間ギリギリ迄エンシュアを入れる、どちらにしても超早起きする・・くらいでした。

すると、私では思いつかない解決法が主治医の口から飛び出しました。
以前、袋に付いてしまう粉薬が飲みにくいと言った時にもびっくりするアイデアをいただきましたが、それを上回る、思わず大笑いしてしまった斬新なアイデアです。
問題解決は、一人では出すことができないアイデアが相談することによって出るものですね。
復帰に向けて、手術前ということで接種できなかったインフルエンザ季節性の注射も受けてきました。


いろいろ 2010年1月17日

晴れていはいるものの駅で電車を待っていたら、寒い寒い。 お出かけ用の手袋が見当たらなかったこともあってやたら寒い。 名古屋で早速手袋を買うことになりました。

導尿も済ませておこうと、駅のトイレは混雑しているだろうと、すいているのではないかと高島屋の高級ブランドの入っている2階フロアのトイレを狙ったら、ここも行列。フロア移動。そんな具合に今日のお昼の名古屋は人がいっぱい。ひつまぶしと味噌煮込みうどんのお店は長い行列ができていました。

東京から事務局のHさんもいらして、2月から始る「慢性疾患セルフマネジメント」名古屋ワークショップの説明会がありました。
昨年、慢性疾患セルフマネジメントとは何なの?と説明会に出向いたあの雪の日からおよそ一年が経ち、今回はリーダーとしての参加となります。

それぞれの病気の患者会はとても助けとなりますが、このプログラムにはどんな病気の人も参加できます。病気の人と一緒に暮らす家族も参加できます。
同じ病気の人と話をしていると、よくわかる反面、大変だよね・・・・と、ついついお互いに愚痴のこぼし合いとなってしまうこともあります。
このプログラムは、違う病気の人と関わることによって、それぞれ病気は異なっても抱える悩みや問題には共通点があるということが解ったり、自分が大変と感じていることが自分の病気だけではなく他の病気にもあるのだということが解ったりします。そして、それをどのように問題解決していくのかというプログラムなどがあります。私もそうであったように、「目からうろこ」です。
朝日新聞に今日の説明会の事が載っていたのは見ましたが、中日新聞にも載っていたのですね。
初回は2月14日からです。

詳しくは「NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会」HPをご覧になって下さい。更にご質問のある方は協会にお問い合わせくださいね。


いろいろ 2010年1月14日

海老全般が大好きな私が、今回オペ室で麻酔にかかる前にその中でも「伊勢海老が食べられます様に」とのお願いをしたことは書きました。その時医師が「スープからね」と・・・。

3年前、2007年の1月14日から始ったドラマ「華麗なる一族」。キムタクが万俵鉄平を演じました。 原作は山崎豊子さん。このホテルをご贔屓にされていて、1974年には、映画で万俵鉄平に仲代達也さんとドラマでは加山雄三さんで人気を博したそうです。
この万俵家の毎年の正月行事が、志摩観光ホテルで豪華なフランス料理を食べ宿泊すること。英虞湾に沈む夕日と伊勢志摩の海の幸を使用した豪華なディナーが「華麗なる一族」の象徴。1974年の映画の撮影の時には、正月にフルキャストがホテルに揃い、ダイニングルーム「ラ・メール」にカメラ用のレールを敷き撮影した。ということです。

さて、私のお願い「伊勢海老のスープ」といえば、この志摩観光ホテル。

行ってきましたよ。志摩観光ホテルメーンダイニング「ラ・メール」

予約の際に私のお腹事情をお話しし、私のオーダーは「伊勢海老のクリームスープ」オンリーです。
私にとってビックなこの計画、誰にも話さずひたすら楽しみにしていました。志摩迄の日帰りは私にとってはハードで同行者が必要。私が復職する前で同行者となる息子が確実にフリーな日は、今のところ昨日14日のみ。今のこの寒気、絶対雪が降っては困る!と心配しましたが、志摩は風は強かったものの青空でした。1月14日は、キムタクの「華麗なる一族」第一話で英虞湾の夕景がオンエアされた日とは偶然でした。

術後51日目、私は伊勢海老のクリームスープにたどり着いたことで嬉しくて、ゆっくりゆっくりいただき、あんまりゆっくりでしたので、スープ用の丸いスプーンが上あごに張り付いたのか真空状態ができ、かぽっと音が・・・。

息子は、前菜、伊勢海老のジュレキャビア添え、メイン、鮑ステーキ ブールノワゼットソース。蚫もちょっと食べたいけれど、安全 最優先、蚫ステーキを5ミリ四方くらい分けてもらい口に入場・・・彦摩呂じゃない・・完全にテレビの見過ぎ・・・したところ、なんとなんと素晴らしい。 双方を口にして頬が緩みっぱなしでした。

こちらは、スープだけの私にデザートメニューを持ってきて下さって選んだアイスクリーム。とても大きいとろとろとろで、半分いただきました。

伊勢市側から入ったので、帰りは鳥羽側から帰ってきました。

鳥羽展望台付近で凍えてしまいそうで、笑顔など出るはずがないのに、満足度が高いので笑顔な私です。

昨日、こんな笑顔を得ることができ、ひとつ目的を達成した今朝、上司に連絡をとり、仕事に戻る目標を定めました。カレンダーを熟視して私が決めたのは2月5日。中途半端ですが、週末からの復帰であり、更に次の週には祝日もあるというこの日を第一目標、第二番目は2月10日としました。
ですが、今日は、疲れてちょっとぼんやりです。


いろいろ 2010年1月12日

入院中のメモを眺めていたら、11月26日、オペの翌日にひょろひょろ線で、よく見ると「意識戻らず」と、翌27日にはまた同様の線で「やっと少し意識戻る」と記録してありました。 意識戻っていないのに意識戻らずとメモして、それをしたことを覚えていないから本当に意識なかったのでしょうね。

さて、明日でオペ後50日。今回のオペでなくなってしまった体力は相当なものですぐに疲れてしまいます。
何度か書いている様に、先週はリハビリ買い物に出かけると、後はテレビやらDVDを眺めてぼうっと・・・・。暇に任せて、やってみたかったネイルアートグッズを買ってみたりしてね。ただし、100均。

午後の時間が長ーく感じられたりしてもぐずぐずぐずぐず。 24時間は、よく言われる、「日にち薬」という時間が経過することによる回復に使われてきました。
人との接触がない時にブログやらHPを一方的にやっていると余計に孤独感が増すことがあります。

さて、今週からは予定が入ってきます。だらだらふにゃふにゃから抜け出すことができればよいのですが。


いろいろ 2010年1月10日

昨日の朝日新聞「ケアのかたち」超高齢社会に挑む「介護食」を読んでなんだかしっくりきませんでした。

話は、数年前にフレンチシェフで介護食デューサーの方の祖母が、骨折して入院した際に、病院食を受け付けず、医師から胃ろうを勧められた。今、DVDまで借りて見ている「相棒」の右京さん風に言えば「おそらく、今迄美味しいものをいただいてこられた方なんでしょうねぇ」・・・三部粥に涙した私にとってはそんな嫌みのひとつも言いたくなる感じもしますが・・・。 胃ろうは拒否して、栄養価が高くて食べやすいものをとクリームブリュレや野菜スープを毎日作って食べさせるようにしたら、みるみる血色がよくなりリハビリもできるようになって退院も可能になった。美味しい食べ物は回復の力になる。。。というもの。 これは、いい話。

そして、この方はフランス料理の技法を応用し「ソフトミール」という商品を作られたそうです。
人は口の中で食材を混ぜて味わうのであるから、飲み込みができない人の為に何でもミキサーに一緒にかけてしまうのはおかしいという事らしい。

この記事の後半には、老老介護のお宅で93歳の夫が92歳の妻に冷ご飯とみそ汁をミキサーにかけ食べさせていた、飲み込む機能が衰えた独り暮らしの男性は大根を煮てすり鉢ですったものだけを3日間食べ続けていたとの現状が書かれている部分があります。これ、大変な話。

ソフトミールを商品化した「グランダペティ」をネットで見てみるといろいろな味のソフトミールが販売されていました。 ちなみにお試しセットで7食分で3150円、和牛ステーキセット3食分1260円、まるごとパック4210円。
もし欲しいと思ったら、ネットで購入に進めば、すぐにでもソフトミールを買うことができます。

おそらく極端な例であろうと思うけれど、冷ご飯とみそ汁の大変な話の方とソフトミールの話が結び付かない気がします。グランダペティのサイトを見ると更にそんな気がします。しっくりこない感想を抱いたのは、自分の食生活のことがあるからだとは思っています。


いろいろ 2010年1月9日

掃除機をかける作業は、その前傾姿勢から胃液の様なものを嘔吐してしまうということで、だいぶ前にその問題解決法として「他の人にこの作業をしてもらう」ということにしていました。
今回の術後、さてどうなっているかと試してみました。 昼食前にね。

結果、掃除機をかけた後にも嘔吐なし。これからは自分でかけられそうです。
ところが、夕方より腕・背中の痛み発生。原因は掃除機かけ以外に考えられません。 筋肉などなさそうだが、筋肉痛?これではまずい・・・・ということで、アクションプランにしましょうと思いつき・・・。
「掃除機掛けをする。10分間。昼食前。週に3回。」ということで。


いろいろ 2010年1月8日

今朝は、ドアをあけて外をのぞき見ると、車がフロントガラスから屋根まで真っ白白。これは・・・との思いで、出かけてみました。
写真を撮ることができる位の明るさが出て、尚、朝の太陽の光に霜が融けてしまわない間というと30分程になるでしょうか。
短い時間にぱっぱかぱっぱか撮ってきました。

それぞれの葉っぱが凍ってきれいです。

こうやって自分都合の短時間行動はどうやらできるようになりました。
外歩きは寒いので、買い物でリハビろう・・と、一昨日は星ヶ丘三越、昨日はエアポートウォークとそれぞれ二時間程のショッピング。 午前に出かける時は、帰宅後にエンシュアH、午後の時は出かける前にエンシュアHと自分の都合に合わせての注入です。
二時間程のお出かけでも、夜は9時におやすみなさいとなってしまいました。
社会的な時間に対応できる様になるためには、まだまだ体力の回復が必要です。 来週からは、予定が入ってきますので、リハビリをしっかりして社会生活に適応可にならねばね。

ふらりんぐ・・しゃしんぽちぽちアップしています。お時間のかる方はちょっと覗いてね。


いろいろ 2010年1月5日

さてさて、今日は退院後初の受診日。受診は職場に行くこととなるので、保湿力を失った荒れたお肌が気になります。 昨日、グレースソフィーナの美容液を買ったものの効果がでるのには少々時間が必要です。

退院時の指示通り、診察前に採血と腹部レントゲン。
お正月明けの混雑を予想して、スピーディにこの10日間の様子を伝えることができる様にメモ持参。
「病気とともに生きる」の中にこんな事が書いてありますからね。 「自分の病気を観察して医師らに正確に報告するのは、優秀な自己管理者としてとても大事な仕事になります。」

退院後およそ10日間一度も嘔吐無し。胃ろうからの減圧無し。
26日 胃ろうよりラコール200ミリリットルを3回・・・600キロカロリー
    疲れ怠さで動けず。導尿すると尿の色が濃い黄色く量少量。
28日 胃ろうよりエンシュアHを試す。
    200ミリリットルを2回、100ミリリットル1回・・・700キロカロリー
29日 胃ろうよりエンシュアHを温めて入れる。
    250ミリリットルを2回・・・750キロカロリー

朝エンシュアH、昼経口、午後エンシュアH、夜経口
水分もだいぶ摂れるようになり、尿量増、色の薄くなる。
怠さなくなる

経口では、十勝ヨーグルト78キロカロリー2個、ヤクルト50キロカロリー2本・・・ここで1006キロカロリー。1000キロカロリー越え。
他には、お粥、柔らかく煮込んだうどん、卵の黄身、牡蠣、白身の魚、豆腐、はんぺんなど、その時によって少しずつ。

仕事に戻る為に必要なこと
午後の胃ろうからのエンシュアH分を経口に替えられること。
出勤前の朝の胃ろうからの補給のスピードアップ。

気になること
胃ろうの臭い

とこんな感じ。

予想に反して、14時半の予約で全然待つこと無し。
腹部レントゲンでは、今迄見られた小腸ガスはなく、ガスは大腸にあるのみで、今回つなげた部分がちょっと通りがまだ悪い感じという全体的にはよい結果でした。採血でもナトリウムや貧血も改善されつつある様です。
胃ろう周囲に関しては、お腹の外側の羽の様な部分が外側に緩んできていて戻しました。これに関しては気がついていませんでした。

胃ろうからの補給のスピードアップは、体調が悪くならなければ、問題ないとのことです。
当面の問題は、午後の胃ろうからのエンシュアHを経口に替えられるか・・・です。

気になる胃ろうからの臭いに関しては、変な臭いで私自身はとても気になり、下着やパジャマにもこの臭いが付く様な気がするのですが、私以外の人は感じない様です。チューブをお湯でフラッシュすると言っても、ごしごし洗うことができるわけではないので、エンシュアの元々の変な臭いが残っても当たり前だし、胃に穴が開いているわけですからこれまた当たり前の様な気もします。


いろいろ 2010年1月4日

今朝の車の窓は、ガッチンガッチンでした。
上半身、ヒートテック二枚重ね、タートルネック、フリースのジャンパー、更にコート。 下半身、これまたヒートテックを重ねる。
これは、痩せの特権で、たくさん重ねても身動き可能。
いつにも増した完全防寒対策で、しぶんぎ座流星群を観たく4時出発。

駅の近くの田んぼの中が車を停めるにはベストで、空も比較的街の灯りに影響されにくいということで、前回と同様にここに停車。 リアウインドウにはお湯をかけなかったので、凍ったまま、バックして田んぼに落ちたりしたらと思うと怖かった・・・。
日頃あまり上を向くということがない為、はっと思った瞬間に首がぐきっ!痛て・・となること数回。見上げる動作を続けているうちに首はかなりストレッチされました。
北斗七星がかなり上の方にあり、久しぶりにゆっくり眺めました。

よく見ると、二本くらい先の道に車が一台、もっとよく見ると三脚にカメラが立っている。 仲間がいるではありませんかと、6時まで眺めて、二つの流れ星を観ることができました。流れた時には必ず、あっと声が出ます。
私は星空撮影の方はできず。bulbにしても何故シャッターきれないの?

話題は変わって、こちらは昨夜の私のごちそう。赤エビのお味噌汁。

干し貝柱の出汁まで入れて、美味でした。

そうそう、今日から仕事始めなんですよね・・・。焦らず焦らず。


いろいろ 2010年1月3日

鼻炎の鼻水を処理する時にぽいぽいぽいぽい使っているティッシュ。その紙質に関してちょっとは感じることがあったのですが、大きさ等に関しては気がついていませんでした。
胃ろう周囲に巻く「こより」を作ってみると、うん?大きさ違う?と。
今、家にあるのが、エリエールとネピア。
お風呂上がりに、胃ろう周囲をきれいにしてこよりを作る際に、その時近くにあったティッシュで作っていました。

こよりを作る時には、二枚重なっているティッシュを一枚にはがすのですが、これがイライラするほどはがれにくいのが、エリエール。ネピアははがれやすい。
よく見ると、エリエールは二枚が横の辺が何かでぎゅっと押されていました。ネピアにはこれがありません。
出来上がったこよりの長さも違う気がしたので、暇人は、それぞれの大きさも比べてみました。
エリエールは、横23.2センチで縦が19.5センチ、ネピアは横が22センチで縦が19センチ。ネピアの方が一回り小さいんですね。 鼻をかんだりするにはこれくらいの大きさの違いは問題ありません。

大きさ比べの話になってしまいましたが、書こうと思ったのは質の話。
今の私の胃ろうは、周囲がまだ落ち着いていないために、お風呂に入る度にかさぶたがはがれたり、またできたりを繰り返しています。
ですから、ティッシュのこよりはそれを吸い取ってくれる役目をしています。朝起きた時には、夕べのお風呂の際に柔らかくなったかさぶたがティッシュに付いているという感じです。 だいぶかさぶたはとれてきつつあって、もうちょっとの状態になったら、かさぶたがなくなった皮膚に触れるティッシュがこすれて体を動かすと痛みを感じます。これに関してはエリエールでもネピアでも同じ。
今朝は、ふと気がついて 、鼻炎、女性、赤ちゃんのデリケートな素肌にしっとり柔らかというポケットティッシュでこよりを作ってみました。 やはり、この柔らかさが今の状態には快適です。

更に余談。
私はできるだけ、ティッシュもトイレットペーパーもnepiaを使っていました。
というのも、「世界では毎年150万人を超える子どもたちが、汚れた水とトイレの不備からおなかをこわし、脱水症状などで命を落としているという事実があります・・・・。ネピアを購入、ネピアが売り上げの一部をユニセフに寄付、ユニセフが東ティモールでトイレを作り・・・」という「千のトイレプロジェクト」がありましたからね。ネピアのサイトによるとこのプロジェクトは2009年12月31日で終了したのだそうです。


いろいろ 2010年1月1日

明けましておめでとうございます。

雪景色で迎えた新年です。
この辺りの子ども達より、だれより早く「雪うさぎ」を作ったのは私ではないでしょうか。。。。。

こんなに手がじんじん冷たく感じたのは久しぶりです。

それでも、徒歩で近くをきょろきょろしたりもして。

大荒れの天候の為、航空機の欠航という事態で、昨夜帰宅予定の息子は戻れず、またのんびりの一人年越し。
眠ってしまっている間に新年は訪れました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

月毎のいろいろ

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