伊勢神宮と籠神社の六芒星
- 伊勢神宮の六芒星(ダビデの星)があった場所はストリートビューで確認。
- 籠神社の六芒星は絵馬とお守りにありました。
- 鞍馬寺の六芒星は本堂と不動堂にあります。
上記の3つは、ほぼ一直線上に配置されています。 伊勢神宮と籠神社の六芒星のGoogleマイマップ(別ウィンドウ)
伊勢神宮の六芒星の場所
伊勢神宮の参道には、六芒星が刻まれた石灯籠がありましたが、老朽化の為、2018年に全て撤去されました。その結果、伊勢神宮の六芒星がどこにあったかが、分からなくなってしまいました。上の写真は2006年12月撮影。下は2012年12月に記録された伊勢神宮参道のストリートビュー。タイムマシン機能で、昔の参道にあった六芒星を見る事ができます。
伊雑宮の六芒星(伊勢神宮から南西に12km)もストリートビューで見る事ができます。伊雑宮の六芒星をストリートビューで見る
元伊勢 籠神社の六芒星
天橋立の近くにある籠神社は元伊勢と呼ばれています。現在の伊勢神宮は、ここから移されたからです。2008年、籠神社には六芒星が描かれた絵馬がありましたが、今は絵馬もお守りもデザインが代わっています。
籠神社の絵馬とお守り
六芒星の中に三日月と日があります。月は月読、月讀の事で、日は天照大神を意味すると、思われます。左の絵馬をクリックすると拡大した画像を見る事ができます。左下に真名井原 吉佐宮と書かれています。
真名井神社の六芒星
籠神社から北東500mぐらいの所に真名井神社があります。真名井神社には、六芒星の石碑がありました。今は、左三つ巴紋に変わっています。(左の写真)眞名井神社の石碑のストリートビュー(眞名井神社注連縄鳥居の10m手前)
かつて籠神社を訪れたとき、海部宮司さんに絵馬の右上に描かれた紋の由来を訊いた。「これは、何という紋ですか?」「籠目日月(かごめにちげつ)といいます」「籠目なんですね? 六芒星ではなく」「はい、籠目です」無言で浮かべた笑みが、これなら騒ぎにはなるまいと言っているように、私には見えた。かつて海部宮司が奥宮・真名井神社の鳥居横に籠目紋を刻印した石碑を建てたものの、「六芒星だ」と騒がれ、わずか1年で撤回となったことは知る人ぞ知る話。現在は三つ巴紋に修正されている。
鞍馬寺の六芒星
左三つ巴紋は鞍馬寺の不動堂前の石板にもあります(左の写真)。右の六芒星の写真を撮った後、土や汚れを取り除いて水で洗ったら現れました。この左三つ巴紋は、籠神社の神紋や神奈川県厚木市温水191の浅間山興教寺の瓦にも使われています。
鞍馬寺の本堂にも六芒星があります。左の画像が本堂前のもの。
鞍馬寺のパワースポット 本堂前と不動堂の六芒星
鞍馬寺と貴船神社の写真集64枚
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。