↑ 過去にこんなページを作った前科者としては 当然買わざるを得ないわけですよええ 撮影モデルそっくりな超精密ガッツウイングトイが発売されるとあっては!! ”The History of GUTS-WING” 番外編 てことでバンダイ超合金魂〜ポピニカ魂の流れを汲む「大きいお友達」向け玩具 U.M.W.(ウルトラメカニックワールド)の第一弾 「ガッツウイング1号」がついに発売されたとですよ。とですよ!!! うぉぉぉ箱だけでテンション上がるぅぅぅぅぅ 買った物写しただけなんでもうどこが「工作層」なんだか全然解りませんがキニシナイ。 まぁ言い訳にもならない程度に手は入れてはあるんですが。 まず開けてみてビックリ「汚ねぇ」Σ(゚Д゚;)←写真左 個体差のかなりある部分だと思うんですが、エアブラシによるウェザリング(汚し)が 俺のヤツはかなり濃くてちょっと参りました。箱の上蓋開けるとブリスター越しに 中身が見える仕様なので、汚しのコンディションによっては店頭で印象損するんじゃないか? てーことで早速ちょっと手を加えた ・ティッシュや綿棒に少しだけプラモ塗装用シンナー(ラッカー系)を含ませる ・更にそれを数秒空気にさらしてシンナー分を少し飛ばす ・軽くか〜るくこするもしくは叩くようにして「黒い汚し塗装の部分だけ」をふき取る これでだいぶかっこよくなりました→写真右 ただしラッカー系シンナーは下地の塗装も溶かしてしまうので、 なるべく下地まで剥がさないように超要注意!! 俺のも見た目は無事ですが綿棒の先に結構黄色がついてたよ。 真似する人は慎重に作業してね!!ヽ(`Д´)ノ かっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ 超 か っ け ぇ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ いやもうマジでプロップ(撮影モデル)そのまんまじゃん!! いやもうただただ感無量。最高。もう最高。 スタンバイモード。事実上の格納形態になってはいるが、 本来は大気圏内超高速モード&宇宙空間機動モードで、 3話「悪魔の預言」では地中へ電磁パルスを撃ち込む際の滞空モードとして、 19話「GUTSよ宙(そら)へ」では宇宙戦闘モードとして登場してます。 あと超名シーン43話「地の鮫」の吊り橋くぐりとか! 特殊機動のためのハイパーモード。当時のポピニカでも再現可能なのだが、 劇中でGUTS極東本部所属機がこの形態になったことは一度もない(´∀`) 当時の製作期間事情(後述)からすると、最初に作ったプロップに ハイパーへの変形機構を組み入れる時間が無かったんじゃないだろうか?とも。 このモードがティガ本編で登場するのは38話「蜃気楼の怪獣」で、クリムゾンドラゴンが 「既に変形した状態」で登場したのみ。変形シーンに至ってはダイナ41話 「ぼくたちの地球が見たい」のやはりクリムゾンドラゴンが最初になるのかな? 川崎郷太氏や北浦嗣巳氏監督作などで時折見られた準高速形態。 31話「襲われたGUTS基地」での2号とのチェイスシーンで 急ターンする時に一瞬見せる可変挙動がもう最高なんよ。なんよ! ガチャガチャやりながらポジション探すとなんとなく固定できるポイントがあります。 ランディングギア(着陸脚)の展開もバッチリだずぇー。 アレ描いたとき前輪の開閉解釈微妙に間違えたんだよなー。後でウルフェスで現物見て地団駄_ノ乙('A`)_ W.I.N.G.SYSTEM のエンジン部分も精密ディテールで大喜び。 てゆーか俺図面の読みとりの甘さが露見(´Д`;) 機首周りのパネルラインや武装もよく再現されてます。スバラシイ。 キャノピーギミック面白いよー。アイディア賞ものです。 パイロットは一人なのでダイゴ想定だろうけど、二人座らせるなら前はレナかシンジョウで ダイゴは後ろが常識。反論不可(゚Д゚)y─┛~~ コクピット内も結構作られていて嬉しい。 でも地上に着陸するとめっちゃ乗り辛そうだよねこのコクピット('A`;) すげぇ気になってたのでアレのときは半ば無理矢理昇降タラップ開きました。 結構いいアイディアじゃないかと自画自賛してますがが(笑) ポピニカとの比較。案外大きさはそんなには変わらない。 ポピニカがやたらオレンジなのは、99年ウルフェス再販仕様は2号含めてこの色なのだ。 ここで余談。こう並べると形状バランスやディテールの違いが大きく、 U.M.W.のプロップとのそっくりさが際だつわけですが、 だからといってポピニカ版が出来が悪いわけではありません。 てゆーかある意味では出来がいいと言えるのです。というのは ポピニカ版はデザイン画にかなり忠実 なのです!!ヽ(゚∀゚)ノ ちょっと後ろにあるコクピット、翼の厚みに見られる丸っこさ、機首に横たわる黒ラインが斜めなど、 ポピニカ版1号はデザイン担当のPLEX(プレックス)の図面にとても近く デザイナーが当初想定した形状をより再現しているのはこっちなんですね。 色んな資料の証言を見ると解るのですが、ティガ立ち上げ当時は「凄まじいほどの突貫作業」で、 とにかく時間の無い中で必死に作り上げたという状況だったそうです。 で、2号も含めたプロップと玩具の違いを見てると、ちょっと興味深い状況が見える気がします。 モチロン想像にすぎませんが。 (関係ないが”もちろん”と入力して”モチロン”と変換する俺ATOKマジ優秀(゚Д゚)y─┛~~) 流れとしてはまずメインメカのデザインが最初に上がるわけですよね。 んでそのデザイン画が即座に特撮造形班と玩具開発チームに同時に送られると。 特撮現場は速攻でプロップを作らなければなりません。1話から2号も登場するので 最低二種類まとめてです。時間の追われ方は凄かったんじゃないかと想像します。 で、そんな中スピードと確実性を上げるために、造形者の固有のセンスと効率性が優先され、 結果1号2号ともデザイン画からちょっと離れた形状のプロップになったんじゃないかと思います。 一方玩具の方はというと、別に撮影現場に比べて余裕があったわけではないでしょうが、 恐らくはつきあいの長いプレックスとバンダイの関係故にデザイン画重視の形状になったんじゃないかと。 更には時間がない故の「同時進行」ってのがミソで、要するに1号については 特撮と玩具が両方の形状をすり合わせている余裕が全くなかったんだろうなと想像するわけです。 さてここで非常に面白いのが「ガッツウイング2号」なんですね。 1号はプロップは独自解釈、玩具は図面再現とキッパリ別れたのに対し、 2号もプロップはやはり図面に比べて結構独自解釈が入ってるのですが、 2号の玩具は1号とうってかわって全体に極めて「プロップ寄り」になってるのです。 プロップ写真と図面を見比べると一目瞭然なのですが、2号のコクピットの「土台」にあたる部分の面構成が、 部位としては非常に細かいのですが解釈としては大胆といえるほど違っています。 で、ポピニカ2号も明らかにプロップと同じ面構成で作られています。 胴体前半部のディテールを見てもポピニカ2号が図面よりもプロップに近いことが解ります。 具体的にどういう流れがあったのかは解りませんが、少なくとも 2号ポピニカ開発時にはプロップを直接参考にする機会があったようです。 1号2号を同時に作らなければならない特撮現場と違い、玩具の方は1号→2号を 順番に作ったというだけなのかもしれませんが、であればこそ当時の両現場における 「突貫工事」故の時間のギリギリさが垣間見えるようで、とても興味深いです。 そしてこれは同時に、玩具開発側が「TVに映る物と同じモノを売りたい」と思っていることの現れであり、 また特撮側も「可能なら図面通りに再現したい」と考えていたことが後に明らかになります。 41話初登場の「ガッツウイングEX-J」は既存の2号プロップの改造ではなく完全新規造形のモデルで、 前述のコクピット土台周辺から細かいディテールに至るまで図面に近い解釈になっていて、 2号デザインの再現に大してリベンジを果たしているわけです。 ああ、やっぱりティガはすばらしい。ガッツウイングはカッコイイ。そして特撮は面白い。 ってかヤベェまだコレ買ってねぇ!! Σ(゚Д゚;) ●GW-01MO-1 ”スノーホワイト” 「マキシマ・オーバードライブ」は、ヤオ・ナバン博士が提唱し【NSDA】が研究していた 新宇宙航行システムのひとつで、陽子と反陽子を対消滅させて発生した光子を推進力として使用する 亜光速推進機関である。 0号実験機の開発は2004年。完成したばかりのGW-01最初期生産機の機体後部に、 マキシマ・ジェネレーターが着脱可能なブースターとして接続されている。 GW-01採用の理由は、【NSDA】自主開発の機動宇宙艇NSDA-2000が構造強度などの問題で マキシマ・ジェネレーター接続に適さなかったことや、母体となったFW-1の実績が評価されたこと、 更にFW-1と違い大気内飛行及び長時間宇宙飛行を可能とするGW-01ならば、マキシマ・ジェネレーターが トラブルで使用不能になっても、ジェネレーターを切り離して単体で(場合によっては宇宙空間から 直接地上へ)帰還することが可能と判断されたことなどである。 機首ユニットが各観測用装置で埋め尽くされている以外は、GW-01本体は通常仕様と全く変わらない。 2005年、既にGW-01の操縦を熟知していた【GUTS】結成前の【G機関】の隊員養成教官 ミシナ・マサミの搭乗により、0号機による初回実用実験が行われた。 故に0号機ブースター上面には、当時のGUTS前身組織【G機関】の暫定マークが描かれている。 実験航行では理想値には及ばないもののまずまずの速度性能を見せ、何よりマキシマ・ジェネレ−ターの 高い安定性を実証し、後のマキシマ・オーバードライブ開発推進をほぼ決定づけた。 ただし機体の製造から航行実験まで全て人工衛星基地を拠点に行われたため、大気圏内での飛行実験は この時点では行われていない。 また同年内に行われたもう一つの新宇宙航行システム「ゼロ・ドライブ」の航行実験では、 その性能を見込まれ随伴観測機として投入されている。 2008年、「マキシマ・オーバードライブ」本格実用化のために改めて投入されたのが写真の二号実験機である。 初号実験機を0号機としてカウントする形式のため、二つ目のこの機体のナンバーが「1」となっている。 システム的にはほぼ完成の域に達していたマキシマ・ジェネレーターの最終追証試験のために用意された。 最終航行試験は【GUTS】全面協力のもとに優秀なガッツウイングパイロットの操縦にて行われ、 0号機実験時の懸案だった、大気圏内飛行及び単機による大気圏離脱を成功させた上で 宇宙空間での航行試験に入った。初回航行はシステムの暴走により中断されたが、その後の試験で 性能が確認され、マキシマ・システムの実力を証明した。 マキシマ試験機としての役目を終えた本機は同年、マキシマ・オーバードライブを応用して更なる出力と 速度を目指す「ニューマキシマ・ドライブ」の実験機に転用され、これも【GUTS】の全面協力の下に 数回の航行試験が行われた。この時得られた「ニューマキシマ・ドライブ」のデータは、後の 「ネオ・マキシマ・エンジン」開発のための重要な基礎となった。 機体本体はGW-01A仕様。初期はGW-01MO-0同様機首ユニットに観測装置を搭載しているため 武装は施されていなかったが、2010年に”ガタノゾーア決戦”の先兵として出現した高速飛翔怪獣 「ゾイガー」迎撃のために、マキシマ・エネルギーを利用して強化されたレーザー兵器 「ハイパーニードル」を機首に装備して実戦に投入されている。ただしこのハイパーニードルは 急造兵器であったためか、発射装置自体に掛かる過負荷のため射撃回数は五回が限度であった。 全長:20m 大気圏内最高速度:マッハ8.5 乗員:1〜2名 *以上解説は拙作「The History of GUTS-WING」より再編集しました。 」 基本的に全て俺脳内設定であり公式設定ではありません。 但し年号はファンタスティックコレクションティガ・ダイナ・ガイアの年表に準じています。 とゆーわけで魂web受注生産「マキシマオーバードライブテスト機」 通称<スノーホワイト>が届いたぜイェー!ヽ(`∀´)ノ 色々カッコつけたけど写真がダメダメですんません。 しかし予想すべき事とは言えブースター部分着脱できないのはちょっと残念。 普通に本体のみで開翼出来ると思いこんでたわ。 しかしなにはなくとも手元に立体が来て大満足です。まったくもって感無量。 手元に超出来のいいスノーホワイト、こんな日が来るとは。・゚・(ノД`)・゚・。 |
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