安彦良和著「虹色のトロツキー」より主人公ウムボルト
建国大学編入時、握手を拒んで相手の手を払いのけるシーンをイメージしました
いわゆる「安彦立ち」でしかも後姿のシーンですが、ご本人いわく「昔、虫プロでデッサンを教わったとおりに描いているだけ」だそうです。完全再現は無理でも、背骨のS字カーヴや人間的なひねりの動勢を意識することで、イメージを近づけることはできるのではないか、と考えました
ポリパテで製作後、レジンに置換
ファシズム時代の満州国が舞台ということで、制服は軍服調の塗装、また髪の毛はかなりの短髪と思われますが、原作ではほぼベタ塗りのため、モールドに躊躇しました。結果的に生え際のみ若干のモールドを彫り、あとは塗装で表現しています。筆とエアブラシの併用です
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