カバノアナタケとは?


カバノアナタケとは、学名を Inonotus obliquusといい、奇跡のキノコ、或いは森のダイヤ等と呼ばれ、日本では主に北海道で採取することが出来ます。しかし残念なことに近年乱獲が進み、今では見つけることが困難だと言われております。また、稀に東北の一部や長野県の山岳地帯等でも採取することが出来ますが、その希少価値は高く、一山に1個或いは2,000本〜20,000本に1個しか採取することが出来ないと言われています。

一方海外ではロシアをはじめノルウェーやフィンランドといった北欧地域、中国、朝鮮また、カナダやアラスカ等でも採取することが出来ます。

カバノアナタケは主に白樺、黄樺、ダケカンバ等のカバノキ類に着生しますが、稀にブナの木やナナカマド、ハンノキ、ニレ等にも着生するといわれています。

もともと白樺等の樹液にはアミノ酸や有機酸類、多糖類、サポニン、ミネラル等の栄養分が多量に含れており、なかでもアミノ酸においては、人体では作り出すことの出来ない必須アミノ酸の含有量が豊富なことでも注目されております。

カバノアナタケは、その栄養豊富な白樺等の樹液を養分とし、数年から数十年かけて成長していきます。その表面は菌核と呼ばれ、黒くひび割れたような亀裂が縦横に走り、とても固く一見炭化しているようにも見えます。中の部分は子実体と呼ばれ茶褐色をしており全体的にキノコとは似つかわしくない形状をしております。

カバノアナタケの研究においてはロシアが先進国で、チャーガ、またはチャガと呼ばれ、もともと一部の地域でお茶代わりに愛飲されていました。しかし、その地域の住民は癌の発症率が低く、平均寿命が高いこと等から、その要因を探るべく研究が始まりました。

その結果今では民間療法薬として認知されており、輸出にも厳しく制限がかけられております。よって製薬会社を介さなければ輸入することが出来ず、近年密輸騒動も度々起きております。参考までに、正規手続きにより輸入された物は殆どが粒状になっており、塊状の物はごく一部です。

一方、北海道では先住民族の方々の間で、薬効キノコとしてその効能が信じられ、古くから親しまれているそうです。

また、中国でも古来より不老不死の一環として愛飲している地域もあり、漢方としての効能も認められております。いずれにしても貴重なキノコであることは間違いありません。

近年は日本でも研究が進み、著名な先生方や学者さん等もカバノアナタケの持つ効能を認め、今では数多くの出版物があります。

そうした出版物の中には、カバノアナタケの持つ特殊な作用だけではなく、実際にカバノアナタケの特殊作用によって、恩恵を受けた方々の体験談等が掲載されている物もあり、カバノアナタケの特殊作用に対する信憑性は高まる一方です。


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