diary / 2002年08月中旬

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2002年08月11日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day11

 吃驚するくらい、売れなかった。

 創作系が動かないというのは知識として持っていたが、こーまでとは思わなかった。事前にホームページでしか告知してないし、多分ここを御覧の方が一番訪れるだろうミステリ系の二次創作・評論が並ぶのとは日付がずれてしまったし、と敗因はいくらでも考えられるが、何にしてもやっぱり半分は自宅に送ってもらうべきだった。……宅配便に持っていくときの重さが一番堪えた。
 それは兎も角、手伝っていただいた皆さん有り難うございましたー。ミステリ系とは無関係な日にも関わらずお越しくださった市川憂人さんえんじさんにもお礼申し上げます。

 というわけで、通販を行います。送料とか支払とか決めねばならないことが色々とあるので本格的に始めるのは何日かあとのことですが、現時点で購入希望の方は作品と冊数をメールでご連絡ください。詳細が決まり次第返信いたします。送信フォームからでも結構ですがその場合返信用のメールアドレスをお忘れなく願います。
 ちなみに『性善説』にはギリギリでしんたろーさんから提供していただいた『放課後メイド探偵』の挿絵ペーパーが漏れなくつきます。多分、しばらくはここ以外でお目にかかれません。というか、本を作っているときこの現物を見ることが最大の支えでした本当に。

 合間にちゃんと何ヶ所か廻って収穫もあったのだが、疲労と脱力感で気力のストックが費えてしまったため、後日書きます。
 しかし、いよいよ遊んでられなくなったなー……


2002年08月12日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day12

 平常運営に戻るにはあまりに疲れすぎていた模様。出勤し、すぐにすることがないので(月曜だしお盆だし)読みかけの本に着手するが、どーしよーもなく眠い。コミケの申込書を描き上げるつもりだったが、午後になるともはや如何ともしがたく、潰れる。

 本日のお買い物
1,『IN☆POCKET 2002・8月号』(講談社)
2,栗本 薫『グイン・サーガ(86) 運命の糸車』(ハヤカワ文庫JA/早川書房)
3,宮部みゆき『理由』(朝日文庫/朝日新聞社)
4,西川魯介『ラブ装填(コメ)☆電動ファイター』(ワニマガジン社・WANI MAGAZINE COMICS)
5,楠 桂『ガールズザウルス(2)』
6,あだち 充『KATSU!(4)』(以上2冊、少年サンデーコミックス/小学館)

 行き付けの本屋は明日から三日間盆休みだそうです。……まあ無理もない。私がいたころは元旦ぐらいしか休まなかったんだが。
 3は宮部みゆきの代表作となってしまった(個人的には『龍は眠る』とか『火車』のほうが名作だという認識があるんだけど)作品初の文庫化。流石にこれは手放さなかったな、と些か意地の悪い感慨をまず抱いてしまったのは内緒。
 発売からやや間が出来てしまったが漸く購入、の4。『初恋☆電動ファイト』の続編……続くとは全く思ってなかったが。殆ど意味のない設定が素敵です。
 5は割合速いペースでの第2巻。例によってまだ読んでいない漫画が溜まっているため、ぱらぱらと眺めただけだが……それは飛び道具だろう、というネタがひとつ。

 帰宅後、どうやら疲れも取れてきたので、購入した同人誌の記録を取ったりサボっていたカバーかけをしたりとまったりのんびりと過ごす。……しかし、まさか自分のところでもスクール水着を書いているとは思わなんだ。

 不意に、とうとう、はてなアンテナのIDを取得しました。思いつくままに登録して廻る。……多いよ。多すぎるよ。しかもジャンルまるでぐちゃぐちゃだよ。これでもまだフォローしてないのが沢山あるような気がするよ。実は私のところも正確に更新時間が取得できていないきらいがあるのですが、まあ、余所様の更新時間を調べるためには有用だし。
 てなわけで、主に自分のために日記ページからあんてなにリンク。……シンプルのはずなのにこんなに長いし。まだリンクの方法などにミスがあったりするので、追い追い調整していきます。

 今日あたりから営業再開するはずが何故こんなに危機感のない記述ばかりになったかというと、よくよく考えたら世間はお盆休みの時期に入っていて、普通に考えたら簡単に相手が捕まるはずがない、と気づいたからだ。というわけで、仕事はしているが一日休養モードである。明日もたぶんこんな感じ。


2002年08月13日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day13

 暇だったったら暇っ。……本業はね。昨日のデータにこちらでちょこっと手直しを入れて、出力しただけ。
 冬のコミケの申込締切が明日になっているので、とりあえず個人サークルの申込を取り急ぎ済ませる。実は自分で申し込んだのが通ったことが一回もない。『性善説』は申込と名義を相方に任せて(……のわりには来られなかったんだが)漸く通ったのだ。次こそ通ってくれるといいなー。

 帰宅後、一息つけてメールを書いたあと、駅にて茗荷丸さんと落ち合う。同人誌三冊を手渡すついでに、行き付けのうどん屋までご案内。茗荷丸さんにはかき揚げを薦めておいて自分は卵とじ(大盛り)を頼む矛盾。待っている間と食後にしばし雑談する。店主が話に加わるのは結構いつものことです。
 その後、駅前の本屋で本を眺めつつ更に雑談小一時間。普段あまり買わないものを、と思って探すと却って見つからない――というより、私達の感覚が既に一般の書店には合わなくなっているだけ、という気もする。配本もそんなに多くなさそうだし。あれこれ悩んだ挙句、ただ行き付けの書店に入らないというだけであまりいつもと代わり映えのしない2冊(下記3と4)を購入したあと、駅の改札口でお別れした。
 ……ああ、映画観に行きたひ。暇なんだから抜け出しゃえーやん、と自分でもちょっと思っているのだが。

 本日のお買い物
1,『AIR』(NEC Inter ChannelKey/Visual Art's/PS2対応ゲーム)
2,Chris Minh Doky『Cinematique』(VIDEOARTS MUSIC/CD)
3,ジャイルズ・ブラント『悲しみの四十語』(ハヤカワ文庫HM/早川書房)
4,ささだあすか『パジャマでごろん(2)』(花とゆめコミックス/白泉社)

 正式な発売日は8日、予約券の期限が切れてないかとヒヤヒヤしていたが無事に購入、の1。DC版はゲーム機の方が完璧に起動しづらい状況となってしまったので、そーいう意味でも購入に迷う余地はなかったが、何よりSofmapのスカーフ+十字架という特典に惹かれて予約していたのだった。……が、特典は生産の都合から発売に間に合わず、購入者からメールなどで先方に連絡先を報せさせ、後日お詫びの品とともに送るという形を取ったらしい。……予約票に連絡先が書いてあったか覚えていないのだけど、もし書いてあったなら回収した予約票と照らし合わせたうえで購入者に送付するとか、店頭で連絡先を書かせるとかして、手間を表に出さない対策を講じるべきだったんじゃないかなー、と思ったり。まあ、何だかんだ言いながらとっとと連絡を済ませましたけど。
 2も実は楽しみにしていた一枚……のわりに発売日を確認しておらず、実は半月ぐらい気づいてなかったのだがそれは兎も角。クリス・ミン・ドーキーはジャズの世界で早くから注目を集めていたアコースティック・ベース奏者であり、ブレッカー兄弟はじめ大物のツアーに参加したりと著しい活躍を見せている。と言いつつ私はチェック対象から外していたのだが、今回は収録曲がほぼ全て名作映画のテーマやBGMで、しかも日本盤ボーナストラックがあの『ムーランルージュ!』でニコール・キッドマンが歌う“One Day I'll Fly Away”とあっては買わないわけにも行くまい。シンプルな編成とベースによるメロディラインが清澄で心地よい一枚。編曲も演奏も不思議と色っぽいのが素敵だ。
 3は昨年の英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガーを獲得した長篇。粗筋を読んでも雰囲気が特定できないのだが、みょーに惹かれたので衝動買い。
 4も行き付けの書店で入らなかったシリーズ。ほのぼの学生夫婦の暢気で進展のない日常。いいなーいいなーで終わらせてしまうのが正しい楽しみ方であろー。この漫画家さんの世界観は結構好きなのです。

 先週金曜日から今日まで日記が全部暫定なんですけどいつ補完するんでしょう冬野さん


2002年08月14日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day14

 福澤徹三『怪を訊く日々』(怪談双書/ダ・ヴィンチブックス/メディアファクトリー)読了。感想は08/19付でこちらに移動させました。

 漸く髪を切りました。
 コミケ前の慌ただしい時期に、30分ぐらいで安く済ませてくれると言っていた父の友人の経営する美容院に行き、既にそんな急ぐ理由もなかったのだが手早く片づけて貰う。頭が軽くなったのも嬉しいが、久し振りにマルチーズを構えたのが幸せだったりする。一旦奥に引っ込んだのに、帰ろうとしたら吠えるんだもの。持って帰れば良かった。

 本日のお買い物
1,パニックアタック『大人になる呪文(1)』(FOX COMICS/FOX出版)
2,石田敦子『ふわふわカタログ』(YOUNG KING COMICS/少年画報社)
3,『マジキュー・プレミアム SUMMER.2002』(MAGICAL CUTE/enterbrain)
4,土屋隆夫『土屋隆夫推理小説集成6 ミレイの囚人/あなたも探偵士になれる』(創元推理文庫/東京創元社)

 ……………………………………魔が差した………………………………だって、普通に平台にしてあったからさあ……手に取ったら、何となく買わなきゃいけない気分になってさぁ……。
 ……2は買い漏らし。大判のコミックスだと知らなかった所為だ。ホビージャパンに連載された2ページのショートコミックを一冊に纏めたもの。手書きの台詞は味になっているのだがそれでも読みづらいっす。
 3はたった二人のイラスト目当てで購入。でお目当てのものを確認すると、構図が某ゲームのある場面にそっくりなのだが、まあ。しかし何よりも問題なのは、天広直人氏の表紙。魅力的な絵だとは思うのだが、どれも『Sister Princess』の焼き直しにしか見えません。お陰で電撃系列の雑誌に見えたくらいだ。そろそろ考えませんか、本気で。
 4は推理小説集成第7回配本、残り一冊。最終配本では公募された評論の最優秀作が収録されるそうだが……知ってる人だったりしないかな。

 行き付けの書店が盆休みに入っていたため、本日のお買い物は書泉ブックタワーで済ませた。
 この夏のひと月ほどに限り、書泉では1000円の買い物につき50円のクーポンを発行している。既に何枚か所持していて、それを使うつもりでいたのだがいざレジに立つとそのことを忘れていて、結局貰うだけだったのだが。
 1から3までは売場最上階のコミック関係専門のフロアで購入し、クーポンを2枚頂戴した。ついで一階下に降り、文庫売場でまず揃えている途中の4を躊躇いなく拾う。あれこれ散策した挙句、ほかはどーも踏ん切りがつかなかったので(『LAST KISS』とか……)結局一冊だけレジに運んだ。そのとき初めて裏表紙に書かれた値段を目にし、反射的に小さく「高っ」と呟いてしまう……本体1900円。しかし買い続けていたシリーズなので別に何の疑問もなくお金を払って、クーポンを受け取り立ち去ろうとした途中で、あることに気づいた。
 ――あと一冊買っていれば、2枚もらえたじゃん。
 たかが50円である。我ながらけちくさいと思うが、上階で2500円くらい買っているだけに余計理不尽な気がする。そもそも税込1995円払っているわけで、5円くらい多く見繕ってくれてもいいような……ぶつぶつ。

 番組表で「心霊」とか「怪奇」とかついているのを見ると、とりあえずチャンネルを合わせてしまう罠。テレビ朝日で7時から2時間、特番をやっていたので、いちおう見る。
 ……なんだかなあ。霊能者の皆様がせっかくエンターテイナーに徹しているんだから、撮る方もそちらにだけ照準を合わせればいいものを、てきとーな「科学的検証」なんて挟むから胡散臭さが激増してるじゃないか。
 東尋坊そばの電話ボックスに出没する霊云々のくだりで、近くにある洗面所の鏡に佇む女性の霊をカメラが捉えたとか騒いでおり、証拠として日中同じ場所を撮った写真を示していた。んが、霊が映ったと称しているのが赤外線カメラであるのに対して、日中用いたのは普通のカメラ、しかも静止画である。そもそも、問題の日中写された写真をちょっと眺めれば解るのだが、霊が佇んでいたという鏡の問題の箇所に、明らかな歪みが認められるのだ。……赤外線カメラは非常に微細な光を捉えているはずだから、鏡の僅かな歪みに生じた光を映したと考えられるし、少しゆらゆらと揺れているのは鏡や光源の振動に過ぎないだろう。無論推測に過ぎないが、こんな簡単に説明がつくようなことを怪奇現象にするなって。
 それ以上に気に掛かるのは、怪奇現象の再現VTRの演出の下手なこと。スタジオでは芸人がせいぜい怖がってみせるのだが、ナレーションが煩い、間の使い方が悪い、などなどいくらその気になっても微塵も怖さの感じられない仕上がり。これなら『アンビリバボー』の方が10倍は巧い。つのだじろう氏が持ち込んだ心霊写真は一部使い回しだし、最初から最後までスタッフにやる気の感じられないこと夥しい代物であった。
 こう書くと意外に思われるかも知れないが、私はテレビに登場する所謂霊能力者を、一部ではあるが結構認めているのだ。与えられた環境に添って視聴者・参加者を怖がらせる(=楽しませる)のはれっきとしたエンターテイナーの作法だし、一部の解っている霊能力者諸氏は深刻な事例に対して、オカルトの枠に嵌めながらカウンセリングに近い手法を取っていると思しいのだ――仮に彼らが本気で霊の仕業と考えているとしても、結果が当事者にとって望ましいものであれば(かつ、周囲に必要以上の影響が及ばぬのであれば)別段構わないとも思っているし。
 その意味で、今夜の特番に登場したお二人はなかなか評価の出来る仕事ぶりだった(ただ、東尋坊の一件を扱った霊能力者は……表情が面白すぎてぜんぜん怖くなかったんだが……別の意味で愉しかったので良し)だけに、余計にスタッフの素人ぶりが嘆かわしい。以前はレギュラーで、かなり上質のオカルト番組を作っていたはずなんだがテレビ朝日。

 この夏は鳥糞を三度も浴びました。もう勘弁してください。


2002年08月15日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day15

 だいたい普通の人は怪談本に「安心感」なんか求めねーよな。と昨日の日記に自分で突っ込んでみる。

 お盆だが意外と仕事がある。

 クリス・ミン・ドーキー『Cinematique』聴き込んでおります。ちょうど真っ向勝負のトリオ・ジャズに飢えていたところで、非常に私好みの選曲をした一枚に出逢ったものだから、すっっかり惚れ抜いております。購入当日も触れたように、ペースによる心地よいメロディラインと甘みのある演奏が、実は私の手許にあるジャズCDではあまり見当たらない類であり欲していたものでもあるので、余計に嵌っているのだろう。そのくせ小憎らしいテクニックを鏤めて、フリーになると構造が理解できないくらいになるのだから尚更素敵である。
 購入当日の紹介では“One Day I'll Fly Away”(ムーランルージュ!)にしか言及していなかったが、寧ろ聴き所は他に沢山ある。007のテーマで攻撃的なインタープレイを披露したり、続く“Goldfinger”ではトゥーツ・シールマンスを招いて旋律をロマンティックに美しく聴かせたり、“Merry Christmas Mr. Lawrence”(戦場のメリークリスマス)などオリジナル以上に雰囲気を醸し出してみせたり――映画好きだからこそかも知れないが、なかなかに味わい深い一枚なのです。
“My Favorite Thing”が流れてくるたびに「そうだ、京都行こう」というフレーズが脳裡を過ぎるのが困りものだが、もーしばらくは延々聴き続けることでしょう――『AIR』のサントラと交互に。

 作業ですか? やってますよ。最優先で進めているのは、昔書いた短篇の打ち直し含む連作なのだが、冒頭に置くべき打ち直し作品が思いのほか難航しているのです。同時進行でプロットをぽちぽち書き進めたりしているのだが、そんなこんなで早くも手一杯状態になっております。
 せめて書き直しが終わるまで、ゲームは封印しておくかなー……。

 こんなん頂戴しました。
(C)半端マニアソフト(許可済/本当)
 半端マニアソフトさんが製作している『冬は幻の鏡』、現時点で頒布されている体験版のヒントコーナーの一幕。この日付の記述がいつのまにかこんなところに影響していた模様。まだ最新の体験版を頂戴していないので私自身はこれから実物を確認するのですが……なんで途中で台詞が切れてるんだろう……


2002年08月16日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day16

 ああっ、政宗さんのところのアンケート企画にも間に合わなかったっっ。

 お盆最後の金曜日。これだけ条件が重なると本当に、全く仕事がありません。午後になったら引き上げていい、と言われましたが、行き付けの書店で朝注文したものが届くのを待つついでに四時まで粘って帰宅する。何か間違ってるぞ。

 本日のお買い物
1,『怪 Vol.0013』(角川書店)
2,『二重箱 master art collection』(FOX COMICS/FOX出版)

 いったい何カ月ぶりだ、と思って調べてみたら実に昨年12月以来でした、の1。戯けてる場合じゃないと思うんだが。
 2はコミケの先行販売で買い損ねたゲーム原画集。元がバラエティソフトなので、それぞれの作品の原画担当・シナリオ担当から作品ごとにコメントを取っており、それがなかなか面白い。主にSCA−自さんのいっぱいいっぱいぶりが窺えて(意地悪)。採り下ろし音声ドラマ入りCD−ROMなんかもついてますが、勿体ないのであとまわし。

 作業しながら少しずつ観ていないDVDを消化していこうと、まず手近なところから『アメリカン・ビューティー』を引っ張り出す。
 ……もっとよく見て
 釘付けになるので消しました。冒頭10分程度だけでもこの監督がただ者でないことはよく解ったので、後日じっっっくりと鑑賞するとします。そうか、これが現ケイト・ウィンスレットの旦那か……
 ちなみに『ウインドトーカーズ』の広告や予告編を見るたびに「プレスリーの婿」と呟いてます。

 ……そういう話がいいと仰言るなら書きますが遠慮なく。名前の挙がった店どれひとつ存じてませんが。
 別に毎回萌え要素を取り上げようと思っていたわけではなく、今回はただ単にしんたろーさんにスクール水着を描いてもらいたかった」という煩悩だけで話を作りました。ええ本当にそれだけでしたとも。故に、次で「看護婦」とか「ブルマ」とか「ネコ耳」とか「委員長」とか(って、これはほっといてもやるかもな)の要素を盛り込むとは断言できません。――「巫女」だけは解りませんが。

 ようやく回線がうまく繋がってきたようです。じわじわと加速中。


2002年08月17日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day17

 昨晩はQを使って、久々に相方との同人作業。既に引き延ばしすぎているので、半ば強制的に執筆に着手する。こーいう作業工程は個人ではまず有り得ないもののため、遣り取り自体を楽しんでしまう側面があるのが却っていけない気もするんだけど。

 日付が変わって週末、コミケ期間中は自粛していたため久々の映画鑑賞である。今日は珍しく母も同行するということで、なるべく肩の凝らないものを、と絞っていたら何故か本日初日のスクービー・ドゥー』(Warner bros.・配給)が残ってしまった。感想はこちらから。……それなりに楽しんでしまった。
 予告編は四本くらい、本編も1時間半足らずのため午前中に終わり、昼食にも早いのでそのまま劇場近くの旭屋書店で二冊ほど買い、また劇場に舞い戻って前売り鑑賞券を一枚確保してから帰宅。
 ……以後、他に何もせず。『コロンボ』のDVDを鑑賞したが、昼寝やテレビ鑑賞などを挟んだため現時点で解決編に至っておりません。
 そういえば昨晩テレビ放映された久々の『新・刑事コロンボ』、着想は悪くないと思うのだが解決での処理が甘い。ああした形での決着は殆ど僥倖だろう。尤も、最悪なのは『復讐を抱いて眠れ』というまるで本編と繋がらない邦題だが。原題をそのまま訳して『灰は灰に』で充分だろうに。

 本日のお買い物
1,菅野正昭『日本の神社がわかる本 有名神社95社の縁起・祭神・御神徳』(日文新書/日本文芸社)
2,加門七海『怪談徒然草』(怪談双書/ダ・ヴィンチブックス/メディアファクトリー)

 1はちょうどいま執筆中の作品で調べたかったところに触れていたので衝動買い。
 2は先日、福澤徹三さんとお会いしたときにも話題になった「三角屋敷」のために購入。実は『怪を訊く日々』とともに結構前から探していたのだが、何故かこっちだけ発見できなかったのだった。……なんでだろう。


2002年08月18日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day18

 深夜、折角作ったばかりのはてなアンテナでいきなり巡回先の設定がクリアされるという障害が発生して冷や汗をかく。冷や汗掻くほど焦ったのは、最近職場でも定期巡回してみたりと、結構依存していたからで。更新時間がいまいち正確に取得できていない、という悩みはあるが、チェックする上での基準にはなりうるからそれなりに重宝するのです。サポート掲示板でも触れている方があったが、ときどきバックアップを取るとかしたほうがいいのだろうか。

 昨晩も引き続きQ経由での同人作業。基本は交互に受け持ちのパートを単独で書き上げていく形式なのだが、ここだけは内容も文章も一本化する必要があるため、打ち合わせの日取りを延ばして制作している。さて、果たして冬までにどのくらい完成するのやら。
 ……あ、そろそろ次の『性善説』の執筆依頼も始めないと……

 日中は本をちまちま読んだりしながらのんびりたらたらと過ごす。……はっ、こののんびりの間に『かまいたちの夜2』とかをやれば多少は憂いが晴れたのではないのかっ?!

 西村知美だけ見てしまいました。外野うるさい、などと思いつつ。西尾拓美が久々にテレビで、しかもさだまさしの『奇跡』を歌ったのが非常に印象的だったのだが、……当のさだまさしは応援に登場しなかったんだろうか?

 などと無為に1日を過ごす。ここまで無為に過ごすんだったら、もっと意識的に休養を取るべきだったような……

 寂しいのでオマケ。昼食を摂りに出かけたときに発見しました。

微妙に怖い。

 さっぱりわけわからん。


2002年08月19日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day19

 加門七海『怪談徒然草』(怪談双書/ダ・ヴィンチブックス/メディアファクトリー)読了。たまには『books』を更新しよう、という意図に基づき感想はこちらに掲載しました。ついでに福澤さんの『怪を訊く日々』の感想も移動。

 昨晩は相方が出てきませんでした。待ちながら自分の担当分をざっと書き上げ、メールで送る。

 漸く、一部の方に同人誌を書籍小包でお送りした。コミケ以降荷造りや郵便局行きをずーっとさぼっていたため、相方に完成品を送るのもこれが初めてだったりする。

 本日のお買い物
1,あずまよしお『ぼ・ん・ど(4)』(MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS/講談社)
2,松江名 俊『史上最強の弟子ケンイチ(1)』
3,藤田和日郎『からくりサーカス(24)』(2と3、少年サンデーコミックス/小学館)
4,樋口 橘『MとNの肖像(6)』
5,絵夢羅『Wジュリエット(11)』
6,羅川真里茂『しゃにむにGO(12)』(4から6まで、花とゆめコミックス/白泉社)

 単行本で揃える漫画もぼちぼち数を絞らなければ、と思いつつ今月もひとシリーズ増やしてしまうのだった……あほかい。シリーズ物にいちいち言及するのも鬱陶しいので解説は一部のみ。
 2は別名で月刊誌に連載されていた作品の設定とキャラクターのみ引き継いだ新作。月刊のほうの単行本は購入していなかったのだが、ヒロインが「美羽」というのが妙に気になって仕方がなかったので。
 4は最終巻。異様に展開早かったな。終わってからあとの物語にサザエさん的な楽しみがあるようにも思うが、作品としては適当な長さでしょう。

 いま、TBSで夕方5時台に『金八先生』最新シリーズの再放送を行っている。――本放送の時も常々思っていたが、一部の脇役を過剰に描きすぎなのが気に掛かる。いくら横暴な警察でも、対象が未成年しかいない住居に家宅捜索として踏み込む場合、ある程度は配慮するものだろう。まして注射針が隠してある可能性があるからといって鳥のエサを床にぶちまけたり、鳥が逃げ出しかねない状況で調査するような真似はしない、というかした場合はまずそこから問題にされて然るべきだと思うのだが。
 何より校長先生が絶対におかしい。あんなに人心掌握の下手な人材が果たして校長になれるか、なったとしても転勤してまで校長を続けられるかどうかは甚だ疑問。他の細かな問題については匙加減がしっかりしているだけに、ドラマ部分の大袈裟な点が鼻につくのだ。
 ……などと言いつつ、2度目でもきちんと見てしまう罠。決着を知っているからやきもきせずに済むしねえ。


2002年08月20日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20020811~.htm#Day20

08/24 24:00〜 「新耳袋25」
09/06 17:00〜 「本日開店! メガネっ娘居酒屋『委員長』」
09/08 13:00〜 「「秘神界」の長い午後」
 ぜんぶ、LOFT/PLUS ONEのイベント。いちばん迷いがあるのは最後の「秘神界」だが、地味に知り合いがいそうな気配を嗅ぎ取っており、断念するに忍びない。稼がないとにゃあ……。

 昨晩も相方は現れませんでした。……名誉のために付け加えておくと、予告の上での欠席です。

 19日の『smapXsmap』生放送は大失敗の部類だったねー、と嘆息してみる。ビストロ料理中の展開は面白かったのだが、そのあとの試食が最低。あんなに状況を考慮に容れない女だとわ思わなんだ。
 そのあとの水泳大会も、意図は痛いほど理解できるんだが単なる勢いだけで内容は普段にも増してすっからかん。最後の、アルバムからの一曲だけが見所だったという散々な出来でした。あの“GO NOW”という曲、smapには荷が重いと思われるほど難易度高い曲だったが。

 実は昨日の時点ではまだ全部は発送終わってませんでした冬野さん。確認とか自宅に住所のメモ置き忘れたとかで残り3つ――正確には4つですがひとつは手ずから配達するのです。
 まず本日日中もう一方に発送し、帰宅後自転車に跨り、ご近所に同人誌を配達してそのまま買い物へ――行こうとしたのだが、自転車の調子は悪いわ道は遠いわ、更に仕事絡みの電話をしようと考えていたことを移動途中に思い出し、方向転換して自宅に戻る。
 一息ついたあと、計画通りに電話をかける。ちょこっとだけ進展――と言っていいのだろうか、こういうのも。

 本日のお買い物
1,柴田よしき『好きよ』
2,光原百合『十八の夏』(2冊とも、双葉社)

 題名から漠然と想像していたのとはどうも100度くらいは方向が違っているらしい1。ところで今年何冊目の新刊でしょうか?
 待望の2は本年度日本推理作家協会賞短篇部門を法月氏とともに受賞した表題作含む作品集。ちょっと早めに読もうかしら。
 行き付けの書店に置いてある『LAST KISS』が、毎日朝には消えており夕方再訪するとまた入荷している、という状況が2日続いていて笑っていいやら首を傾げていいやら。

『Kanon』のつぎは『シスタープリンセス』ときたか。原作に思い入れはまっっっったくないのに、森嶋プチ氏というだけで読んでしまいそうではある。……なぜかここで首を傾げてしまうのだけど。
 ああ、ここの読者の二人くらいしか意味わからないだろうな、この話。

『ソバヤ』は名曲だと思うんです。ええ。

 最近思いつくまま垂れ流すのが何とも言えず愉しいのです。


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