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bk1については、こちらで検索も出来ます。


2003年07月21日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day21

 朝五時にふと目が醒めて、ほぼ同時に激しさを増した雨音で完璧に目が冴えてしまった。今日は父がゴルフに行く予定があり、そのために一緒に早起きする必要があった母と、映画のモーニングショーに行くことに決めていたため、そのまま出発まで起き続ける。お陰でこれを書いているいま、とても眠い。豪雨のため父は途中で引き返してきたが、折角なので私と母は予定通り映画館に向かう。
 作品は、19日に公開したばかりの踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(東宝・配給)感想はこちらから。基本的には文句無し。ここしばらくに観た続編ものではいちばん不満が少ないかも知れず。
 8時20分というべらぼうな時間の初回だったにも拘わらず、八割ほど席が埋まっている。盛況の映画を休日に観る弊害の最たるもの、迷惑な子供のオプションもついていた。上映終了して劇場を出ると、通路は移動するのも大変なぐらい人で一杯になっている。随分と色々なグッズが用意されていると聞いていたため意地で売店に立ち寄るつもりだったのだが、途中でめげそうになった。文庫用ブックカバーと紙製組立ボックス「カエル急便」タイプを購入し、どーにかこーにか離脱する。
 で建物を出てみると、鑑賞した日比谷スカラ座は無論のこと、真向かいで同時に『踊る〜』をかけている日比谷映画のほうも行列が出来ている。二回目以降は全座席指定制となるスカラ座は私たちがそこから離れる前に「11時の回は売り切れました」と拡声器で喚いているし、指定制のない日比谷映画の方は午後のニュースによれば延々立ち見が出ていたらしい。
 休日に観ようと考えている方、当分は初回が狙い目です。

 早起きした人ほど損をする確率が高かったような気がしてならない海の日。……午後になってあんなに晴れるなんて、ねえ。


2003年07月22日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day22

 そろそろ回転数あげなきゃいけないので、今日から基本的に買い物報告のみです。

 本日のお買い物
1,城平 京・水野英多『スパイラル〜推理の絆〜(9)』(ガンガンコミックス/SQUARE ENIX) [bk1amazon]
2,山田貴敏『Dr.コトー診療所(5)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
3,伊藤明弘『ジオブリーダーズ(9)』(YOUNG KING COMICS/少年画報社) [bk1amazon]

 SQUARE ENIXに変わってから初めて買ったのは結局これでした、の1。まだカノンくん編続いてます。今回は小日向くるみの漫画版もついてます。

 更新したあとでまた外出して、買い物を追加。
4,さだまさし『いつも君の味方』(Free Fright・FOA RecordsUniversal MusicVictor Entertainment) [amazon]
5,時給800円『死ぬほどあなたが好きだから』(COLUMBIA MUSIC ENTERTAINMENT) [amazon]
6,中島みゆき『銀の龍の背に乗って』(YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS/4〜6、CD Maxi) [amazon]

 マキシシングルばかり三枚、全部23日が正式発売です。
 4は先のフジテレビ27時間テレビで頻繁に流れた曲。アルバムではともかく、シングルでは非常に珍しいさだまさし自身による編曲。曲についてはさておき、ギターコードを記した歌詞カードはファンには嬉しいんですが、表題曲の歌詞がCDトレイの下にあるのはどうだろう。自分で弾き語りしたくても、その度ディスク外さなきゃならんやん。
 グループ名が意味不明の5は、テレビ番組『ココリコミラクルタイプ』でしばらくエンディングに流れていた曲。知らぬ間にインディーズで発売され、好評を博したためにこのたびメジャーレーベルから発売されたもの。レコード会社のホームページにも詳細は記していないが、ココリコ・遠藤章造と品川庄司・品川祐、それに俳優の(というより『トリビアの泉』司会と言った方が解りやすいか?)八嶋智人の三人がによるユニット……のはず、である。楽曲、歌唱法とも最近また流行っているらしい素直なパンクロックの趣で、なかなかよろしい。
 そして6は上記2のドラマ版主題歌としてオンエアされている、実に三年振りとなるシングル。『地上の星』からこっち、まったくリリースがなかったのだ。曲としては安定した出来(個人的にはカップリング『恋文』のほうが好み)なのだが、……どーも『地上の星』同様ジャケットデザインがいまいち。ケースの中に隠れてしまうほうをメインにしたほうが良かったんじゃなかろうか。


2003年07月23日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day23

 昨日購入したマキシシングル三枚、とっかえひっかえするのは面倒なので、カラオケを省いたうえで、ほか二枚を織り交ぜてCD一枚に焼いて聴きまくる。混ぜたのはちょっと前に購入したaiko『蝶々結び』と、……何故か『ALMA〜ずっとそばに〜』の特典CD。無茶苦茶なセレクトのようでいて、意外にもバランスが良い。ほどほどにノリが良く、ほどほどに雰囲気があって。
 ただ、『死ぬほどあなたが好きだから』に同時収録されたソロ・テイク三曲も一緒に収録したのはちょっと間違いだったかも知れない。焼く前に散らばるよう並べ替えたのだが、それでもシャッフル再生するとどーいうわけか並ぶんだよこの別テイクが。

 貯まっていたbk1ポイントと、先日届いたamazonの売り上げをそれぞれ利用して、本とDVDを購入しました。ここを経由してお買い物をしてくださる皆様、改めてありがとうございます。
 ポイントで購入したものについてはちゃんと感想を書く……つもりなのですが、これもやっぱり来月後半にならないと難しいので、それまで御容赦下さい。とりあえず、何を買ったかについては届いたときに御報告します。いちおう両方とも本格ミステリ、のはず。

 本日のお買い物
1,吉田基已『恋風(3)』(イブニングKC) [bk1amazon]
2,篠房六郎『空談師(3)』(アフタヌーンKC/以上、講談社) [bk1amazon]

 今日も漫画だけ。『Dr.コトー診療所』の六巻は行き付けの書店で品切れでした。
 2はこれで決着。意外と早かった。どうやら最後まで現実世界のほうを描かなかったようです。


2003年07月24日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day24

 本業も副業もわたわたわたわた。

 本日のお買い物
1,ばらスィー『苺ましまろ Volume2』 [bk1amazon]
2,大塚英志・衣谷 遊『リヴァイアサン(7)』(1と2、電撃コミックス/メディアワークス) [bk1amazon]
3,『月姫 コミックアンソロジーVol.8』(DNAメディアコミックス/スタジオDNA) [bk1amazon]
4,『True Love Story Summer Days, and yet...』(enterbrain/PS2対応ゲーム) [amazon]
5,『呪怨 劇場版 [デラックス版・初回限定2枚組]』(Pioneer LDC) [amazon]
6,『猟奇的な彼女 [初回限定版]』(東芝デジタルフロンティアAmuse Pictures) [amazon]
7,『レッド・ドラゴン コレクターズBOX』(Universal Pictures Japan) [amazonamazon通常版]
8,『サスペリア2 <完全版>』(カルチュア・パブリッシャーズ、ビーム・エンタテイメント/5〜8、DVD Video) [amazon]
9,北森 鴻『支那そば館の謎』(光文社) [bk1amazon]

 うわはははは。とりあえず漫画は飛ばします。
 久々に購入したゲームである4は、私が唯一手放しで賞賛してしまっているシリーズ久々の最新作。前任者が引退してしまったためキャラクターデザインが一新されているが、問題はあのシステムの根っこを何処まで残して、どれほどブラッシュアップしているか、であり、キャラクターはある程度立っていれば構わないのだ。……どっちにしても、当分遊んでいる暇はないけどね。始めると熱中するから、このシリーズは。ちなみに4から7まではすべて店頭での購入特典つきで、これの特典はポストカードセット。
 5は来月末に第2作が公開される、『呪怨』劇場版一作目。初回のみ二枚組で、特典ディスクには流石というか、恐怖体験談の類がたっぷり含まれている模様。これの店頭特典は……劇場用パンフレット。一瞬「いらん」と言おうかと思いましたが結局受け取っちまいました。わざわざ買ったのに……。劇場で鑑賞したときの感想はこちら
 6はミステリ系サイトでも話題となった、韓国発異色のラブストーリー。特典映像には、印象深いエンディングテーマ“I Believe”のクリップなど。店頭での特典は、たぶん薄型マウスパッド。現物が手許にあっても自信がない。劇場で見たときの感想はこちらに
 7はレクター博士サーガ、第一作の再映画化。実はサスペンスとしてはいちばんいい仕上がりだったのでは、と最近は思ってます。劇場での感想はこの辺
 このコレクターズBOX版は通常版と同様のディスクそのものに、“咬みつき魔”のスクラップブックを復刻したものなどマニアックかつなかなか渋いグッズが同梱されてます。店頭での購入特典は、たぶん背中に“咬みつき魔”のタトゥーと同じ模様のプリントされたシャツと、ベルトストラップ。ついでに店頭で行われていた抽選会で、何故か『ハルク』の劇場鑑賞券を当ててしまったりして……み、観るつもりなかったのに。貰っちゃったら行くしかないやん。
 8は昨日言及した、amazon.co.jpの売り上げプラスちょっとだけ自費で購入したDVD。『サスペリア』のヒットを受けて公開された作品、ですが実は『サスペリア』とはまったく関係ないしそもそも『サスペリア』以前に製作されていたりすることで有名な、ダリオ・アルジェント監督の代表作。
 一方9はbk1の売り上げで購入。『ジャーロ』が初出の、京都を舞台にした連作短篇集。事前に得た情報では何故か新書判ということになっていた。

 近頃、時々ではあるが『奇跡体験!アンビリバボー』がツッコミどころのない仕上がりを見せることがある。夏休み初頭、梅雨明けを間近に控えた今日、海の危険を警告しつつ本来の「奇跡的な出来事」をレポートとして採用したあたりはまさにお見事の一言に尽きる。
 ……毎回これだと退屈なんだけどね、却って。


2003年07月25日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day25

 本業が珍しく慌ただしいことになってます。本日早めに入稿する必要があるというので、昨晩は副業をいつもより1時間ほど早く切り上げて就寝し、明けてやはり1時間ほど早く出勤、ばたばたばたと作業を片づける。
 気づけば明日も明後日も早起きさせられるらしいです……そっちは私の仕事とは関係ないんだけど。

呪怨 劇場版 [デラックス版・初回限定2枚組]』(Pioneer LDC/DVD Video) [amazon]に特典映像として収録されていた「実話版『呪怨』」は、『新耳袋』のエピソードを木原浩勝氏自らの語りと簡単な映像で再現したものでした。事前に知らなかったし、ジャケットなどにも明記されていなかったので吃驚。
 ちなみに清水監督は、劇場版を撮る以前は何度か新耳のライブにゲストで参加していて、著者ふたりの承諾を得て作品に一部のエピソードを借用しているのです。特典として収録された『新聞紙』『赤いひと』の他に、目線の入った写真などがその代表。私は細かく調べたわけではありませんが、この辺の関連も洗い出すとなかなか楽しそうです。

 本日のお買い物
1,古川日出男『沈黙/アビシニアン』(角川文庫/角川書店) [bk1amazon]
2,結城心一『まじかる☆こみっくHeart Leaf/Aquaplus作品集』(DNAメディアコミックスSPECIAL/スタジオDNA) [bk1amazon]
3,CLAMP『XXX HOLiC(1)』(YMKCDX/講談社) [bk1amazon]
4,山田貴敏『Dr.コトー診療所(6)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 1は『アラビアの夜の種族』が高い評価を受けた著者の、受賞以前に発表した二作品を合本した文庫本。高いけどお得感はあります。
 2は著者がLeaf・Aquaplus作品のコミックアンソロジーに寄稿した作品を集めたもの。結構な分量に上っているはずで、厳選した結果かなり濃くなっている模様。この方の偏った作風はけっこう好き。
 3はヤングマガジン連載の最新作。週刊少年マガジンで同時に連載している『ツバサ』とリンクしているそうだが……なんか色々と気懸かりの多い作品です。個人的に、同じ作者の作品でもリンクさせすぎるのはどーかと思うほうなので。
 ようやく行き付けの書店で補充してくれました、の4。ドラマ版では診療所の事務担当となっている和田さんが後半の主役ですが……この話はドラマでは使わないだろうな、流石に。


2003年07月26日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day26

 いやもう、お陰様で眠くて眠くて。

 aikoの曲に『帽子と水着と水平線』というのがある。一目惚れをテーマにした、まあ爽やかな曲なんですが、先日シングルをあれこれ集めてCDを焼いたとき、インデックスを作るとかで何度かこのタイトルを入力したのですが、どのIMEも二回に一回は“某氏と水着と水平線”と変換しやがります。熟語ひとつ違っただけでここまで怪しくなるか。

 ともあれ、週末恒例の映画鑑賞である。最近は、楽しみにしていた作品に限ってはなるべく公開初日に駆け付けるようにしており、本日もその方針に基づいて日比谷シャンテ・シネへ。作品は、アラン・パーカー監督、ケヴィン・スペイシー主演最新作ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』(UIP Japan・配給)感想はこちらから。もしかしたら、『セブン』以来となる個人的なバイブルに出逢ったのかも知れません。お薦め品にも追加。
 劇場を出たところで、初めてぴあの出口調査に遭遇したので、折角だから捕まってみた。訊かれるまま、思いつくままに普段の自分の基準で採点したのだが……あとで思うとハードル高くし過ぎたかも知れない。写真を撮って具体的な感想も、と言われたが、流石にそれは辞退した。

 本日のお買い物
1,浅暮三文『似非エルサレム記』(集英社) [bk1amazon]
2,田中啓文『忘却の船に流れは光』(HAYAKAWA SF SERIES J-COLLECTION/早川書房) [bk1amazon]
3,二階堂黎人『猪苗代マジック』(本格ミステリ・マスターズ/文藝春秋) [bk1amazon]
4,怪談之怪・編『怪談之怪之怪談』(怪談双書/メディアファクトリー) [bk1amazon]
5,Alex Parker & Jake Parker『The Life of David Gale - Music From The Motion Picture』(DECCA RECORDS/Unversal Classic & Jazz/enhanced CD) [amazon]

 他の記事に手間取ったので簡単に。
 1は推理作家協会賞受賞第一作、いきなり聖地が自ら移動し始める、というとんでもないアプローチの書き下ろし作品。2は駄洒落抜きの重量級SF。3は水乃サトルシリーズ最新作。やたらしつこい題名の4は東雅夫・京極夏彦・木原浩勝・中山市朗の四氏で構成された「怪談之怪」による、怪談を巡る対談集。内容はさておき、木原氏の写真になんだか違和感。
 5は映画に惚れ込んで、帰り道に即刻購入。元々予告編で使われていた『Another Bleeding Heart』に惹かれてずっと購入を検討していたので、この期に及んでは躊躇しませんでした。バラエティに富んだ曲想で、聴きごたえも充分。

 しかし、本気でどうしてくれよう、この一年一ヶ月前の日付の予約票……レシートの文字が本格的に消えかかってます。本当は今日あたり、予約票を作り直すかキャンセルするかするつもりだったのだが、忘れてそのまま帰ってきてしまった……


宣伝とかお薦めとか告知とか。

お薦め品
映画
アラン・パーカー監督『ライフ・オブ・デビッド・ゲイル』 (UIP Japan・配給) [公式サイト]
死刑執行前、三日間を費やした一対一のインタビュー、そこから導かれる衝撃の結末――2003年07月26日より日本公開。→深川の感想


2003年07月27日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day27

 左にあるテレビで『笑点』を見ながら右にあるパソコンモニタに『呪怨 劇場版』を映している私って。

 本日のお買い物
1,山田貴敏『Dr.コトー診療所(7)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]
 今日はこれだけ。行き付けの蕎麦屋に足を運ぶついでだったとは言え、一冊だけというのは微妙に寂しい。内容的にも、離島医療という本題から離れていて残念。正直、ライバルなんかいてもいなくてもいいと思うんだけど……。


2003年07月28日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day28

 自作CDのインデックス作りに凝る。月曜日は本業の設備が空いているのをいいことに凝りまくる。見栄えが良くなりすぎて――盤面に手でタイトルを書いただけの肝心のディスクが見劣りするったらありません。時間が出来たら、盤面用のプリンタかツールを買ってくるか……

1,倉田英之『R.O.D. 第八巻』(スーパーダッシュ文庫/集英社) [bk1amazon]
2,志村貴子『放浪息子(1)』(BEAM COMIX/enterbrain) [bk1amazon]
3,山田貴敏『Dr.コトー診療所(8)』(ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 2は『敷居の住人』が好評を博した著者の新シリーズ。女の子になりたかった男の子と、男の子になりたかった女の子の話。投げ込みチラシによると、ビーム9月号にはこれの別カバーが附録になるとか。


2003年07月29日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day29

 昨晩の更新後、新宿某所でかるーいオフ会のようなものに参加してきた。福澤徹三さんの上京に合わせたもので、折角だからと夕食をとる程度の短いあいだお付き合いさせてもらおうと思ったのだが、結局それぞれお忙しいせいもあって早いうちに散会。幹事がいちばん最後に来ていちばん最初に消えるという不思議な集まりでした。

 本日のお買い物
1,ゆうきまさみ『ゆうきまさみのはてしない物語 〜天の巻』(スニーカー文庫アーカイヴ/角川書店) [bk1amazon]
2,内村かなめ『学園非合法勇者。』(Magi-Cu Comics/enterbrain) [bk1amazon]
3,山田貴敏『Dr.コトー診療所(9)』 [bk1amazon]
4, 同 『 同 (10)』(3と4、ヤングサンデーコミックス/小学館) [bk1amazon]

 1は今年二月(正確には三月)に発売された『天の巻』の続編。2は雑誌『Dear My...』に連載された作品の単行本化。帯に麗々しく「学園+ラブコメ+ファンタジー」って書いてあるけど……それって珍しいですか? 『Dr.コトー診療所』は3と4で単行本化されている分はすべて集まってしまいました。例によって漫画も溜まってきているので、読むのは後日。


2003年07月30日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day30

 怪談論を書き始めると早いな、俺。

 個人的にとっても楽しみな作品、『Jeepers Creepers II』がアメリカでは8/29に公開されるらしい。前回同様のペースなら年明けぐらいに日本に来るのでしょうかわくわく。……GAGA-HUMAXはこんども配給してくれるでしょうか。製作がMGMということわ……20世紀フォックスという可能性もあるのだな。
 状況がひどく気になっていたので、深夜に作業の傍ら検索して内容をチェックしてみたのですが……何ゆえ、ジーナ・フィリップスの名前はないんでしょう。あってはならない人の名前が見えるというのに。予告編も鑑賞してみましたが、前作以上に狂った雰囲気が素敵。

 とか昨晩、気晴らしついでにつらつらと書いていたら、いつの間にか問題のGAGAのホームページで2004-2005のラインナップが発表されていた。胸を高鳴らせつつ、異様に多い一覧を隅から隅まで眺めてみた。
 ……ねえぞ、おい。
 どこにも載ってねえぞ、おい。
 先に書いたとおり、MGM製作作品はいま日本では20世紀フォックスが配給することが多くなっている(『007』最新作がその一例)ので、まだ希望を捨ててはいないが……このまま入ってこなかったら泣くぞ。真面目に。
 とは言え、現在日本における配給作品数トップのGAGAのこと、色々と期待の作品がラインナップされている。最初に聞いたときは冗談だと思っていたリュック・ベッソン製作脚本による『クリムゾン・リバー2』とか(ジャン・レノは健在だが何故か相方は代わっている……)、クリストファー・ノーラン監督にガイ・ピアースとジュード・ロウという震えの来そうな組み合わせでしかもマジシャンの死を巡るミステリーを主題とした『プレステージ』とか、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督がニコール・キッドマンを主演に招いての新作『ドッグヴィル』とか、フランソワ・オゾン監督がふたたびミステリーに挑んだ次回作『スイミング・プール』とか、ブラッドベリ原作『The Sound of Thunder』とか。随分先の予定も含まれているので、あんまり期待しすぎると疲れるのも確かなのだが。
 ちなみに、『キル・ビル』は前後編での上映だそうです。延ばしすぎじゃ。

 本日のお買い物
1,稲川淳二『新 稲川淳二のすご〜く恐い話』(リイド文庫/リイド社) [bk1amazon]
2,リチャード・レイモン/大森 望[訳]『殺戮の<野獣館>』(扶桑社ミステリー/扶桑社) [bk1amazon]
3,坂木俊公『死体洗いのアルバイト 病院の怪しい噂と伝説』(イースト・プレス) [bk1amazon]
4,加藤理絵『灰色の乙女たち(1)』(stencil comics/SQUARE ENIX) [bk1amazon]

 1は一・二年に一冊のペースで刊行していたシリーズの仕切り直し。っても口絵に心霊写真がついて、全体に字が大きくなっただけのような気がします。ほんとに、2と較べると顕著に大きいんです。
 対する2は、3と4をamazon.co.jpで注文するついでに購入。いちど読んでみたかった、鬼畜系というかお下劣ホラーである。3は新刊情報で見つけて以来捜していたが置き場が解らなかったらしい一冊。病院関連の風説の誤解と真相を綴ったホームページの単行本化である。私もここで突っ込んだことのある表題のような死体洗いのアルバイトに、膣痙攣の類の噂から病院の怪談まで取り扱ったもの。
 4は某氏お薦めの漫画、これも長らく店頭で捜していたのですが、確実に見つかる店に行けなかったせいかとうとう発見できず通販で購入。独特の絵柄で綴る「コミック文学」とのこと。面白そうなんですが……連載誌無くなっちゃうんですよね。


2003年07月31日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20030721~.htm#Day31

 昨日言及したGAGA新作ラインナップから気になるものをピックアップして鑑賞希望一覧に追加……しようかと思いましたがあまりの分量に危険を感じたので先送り。メモだけ取っておいて、楽になってから追記することに決めました。メモするだけでも大騒ぎだ。

 朝、新聞を眺めていたら、一面下段の広告にずらっと『「超」怖い話』とか『新耳袋』文庫版とか福澤徹三『廃屋の幽霊』とか見慣れた文字が並んでいてたじろいだ。夏に読みたい怖い本ばかりを集めた企画広告だったらしいが……一瞬吃驚するだけじゃなかろうか。

 本日のお買い物
1,清水 崇・原作、凛野ミキ・漫画『呪怨 -Video Side- <序章>』(角川書店) [bk1amazon]
2,大倉崇裕『七度狐』(創元クライムクラブ/東京創元社) [bk1amazon]
3,福澤徹三『廃屋の幽霊』(双葉社) [bk1amazon]

 1は映画の好評を受けて書きおろされた、ビデオ版『呪怨』に基づく漫画。映像版と同じ展開には迫力を感じないのですが、後半に結構独自の展開があり、そこがなかなか面白そうです。
 2は短篇中心に発表していた著者の初長篇。二段組のハードカバーを見ると幸せな気分になるのは私だけですかそうですか。
 上でも触れた3は小説推理に掲載された作品を集めた単行本。本当に装幀が真っ黒です。以前に窺った、ある実際のエピソードも盛り込んだ短篇も収録されているので大変愉しみ……でもいまの作業終わらないとおちおち読んでられません……

 行き付けの書店が八月末で閉店となるそうです。ぐああああああん。入荷は早いしツケも効くし色々と利用しやすかったのにぃぃ。不況の昨今、閉店に至る事情は幾らでも思い浮かぶので敢えて穿鑿はしなかったし、納得も出来るのだが……
 買い物の仕方も考え直さねばなりませぬ。中学生の頃からのお付き合いだったのになあとほほほ。


宣伝とかお薦めとか告知とか。

宣伝
07/19発売『月姫ストーリー』(宙出版)
本体価格950円 ISBN 4-87287-882-5 [bk1(ISBN検索)amazon]
短篇『遠景/近景』を寄稿しました。挿絵は緋ノ丘終次さん


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