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■789 / inTopicNo.1)  BrokenMackle第4章(7/30更新)
  
□投稿者/ tickle(管理) <◇レジェンド・ブレイバー◇(225回)>-(2005/07/19(Tue) 01:12:44/203.136.171.98)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/
    BrokenMackle第4章ですが、
    ある程度の区切りがついた?ので5章へ引き継ぎます(早い・・・(^^;

    第4章は、(今度こそ?)主にウェイダン地方中心の話になっています。

    何せ、まだ主人公たちがウェイダンかどうか分からないところについた
    と言うところから始まるので、ツムックの登場や、その裏背景など、
    書く要素は今までに比べ増えています。
    「真実の塔」の前で一区切り入れてもいいかなと思いつつ・・・。
    今回は本当の意味のボスが登場する章でもあります。

    というか最初からこんな話を持ってきてしまった・・・;
    -------------------------------------------------------------------------
    次の物語に続くストーリーを考えてレスしてください。
    物語ではなく、ネタを提供する場合は別スレで報告ください。

    (ただし、コメントは厳禁(絶対にダメ)。するときは、新スレを立てるか、引用符「>」を行の先頭につけましょう。)
    > 例えばこんなふうに・・。(でもコメントつけるにしてもレスの最後にしてくださいね)

    壊れるくらい楽しいストーリーにしていきましょう!
    コメント・意見・感想はコチラ→[ No.323 ]
    --------------------------------------------------------------------------
    注意書きはコチラ↓
         [ No.248 ] ・・・必ず1度は目を通しておいてください。(1/30修正)
    今までのストーリー→(< >内はその部分を書いてくれた人のHN)
     序 章:
      [ No.194,205 ]
     第1章:
     http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/cbbs/cbbs.cgi?mode=al2&namber=317&rev=&no=0
     第2章:
     http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/cbbs/cbbs.cgi?mode=al2&namber=380&rev=&no=0
     第3章:
     http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/cbbs/cbbs.cgi?mode=al2&namber=511&rev=&no=0
       1:[ No.537 ] 宿主人とぬいぐるみ
       2:[ No.545 ] 逃げたマックル <レイジさん>
       3:[ No.575 ] 強力な?協力者? <viper(ヴァイパー)さん>
       4:[ No.584 ] 捜査開始(1) <レイジさん>
       5:[ No.600 ] 捜査開始(2) <viper(ヴァイパー)さん>
       6:[ No.601 ] 消えた本の謎 <レイジさん>
       7:[ No.727 ] 歌唱詠唱 <viper(ヴァイパー)さん>
       8:[ No.739 ] でっちあげ <ミラーさん>
       9:[ No.751 ] でっちあげのつもりが・・・ <石頭キャックさん>
      10:[ No.752 ] 追いかける緑色 <viper(ヴァイパー)さん>
      11:[ No.753 ] 知識の塔と謎のレンクル <石頭キャックさん>
      12:[ No.758 ] フィアロンとディコスの大活躍 <ミラーさん>
      13:[ No.762 ] 果たして犯人は…? <レイジさん>
      14:[ No.764 ] 分身との戦い <石頭キャックさん>
      15:[ No.777 ] 分身との戦いと塔の奥 <レイジさん>
      16:[ No.779 ] 宝箱の中身 <石頭キャックさん>
      17:[ No.783 ] ところで・・・ <レイジさん>
      18:[ No.787 ] ウェイダンへ行こう! <石頭キャックさん>

     第4章
       1:[ No.790 ] 放浪マックル
       2:[ No.791 ] 放浪グロス(1) <石頭キャックさん>
       3:[ No.793 ] 放浪グロス(2) <レイジさん>
       4:[ No.799 ] 奮闘フィアロン <石頭キャックさん>
       5:[ No.800 ] ウェイダン前 <レイジさん>
       6:[ No.803 ] グロス〜! <石頭キャックさん>
       7:[ No.811 ] 作り笑いの町 <viper(ヴァイパー)さん>
       8:[ No.812 ] 悪政 <石頭キャックさん>
       9:[ No.823 ] 町外れのキャックル
      10:[ No.825 ] ノイの証言 <レイジさん>
      11:[ No.826 ] 再会 <石頭キャックさん>
      12:[ No.838 ] 扉の奥には・・・ <レイジさん>
      13:[ No.842 ] 本当の大臣 <石頭キャックさん>
      14:[ No.844 ] 玉座の間 <香菜子さん>
      15:[ No.846 ] フィアロンの魔法 <のださん>
      16:[ No.849 ] 消えたディコスと真実の塔 <レイジさん>

    コメント・意見・感想はコチラ→[ No.323 ]
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■790 / inTopicNo.2)  Re[1]: BM 第4章 1:放浪マックル
□投稿者/ tickle(管理) <◇レジェンド・ブレイバー◇(226回)>-(2005/07/19(Tue) 01:46:56/203.136.171.98)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/
      さて、どこまで走っただろう。いつの間にか町を出て、よく分からないところにきていた。
      「さっきの場所がどこかもわからないのに、がむしゃらに走ってもウェイダンがどこかわからないよ」とピピル。

    グロスから逃げ回っているうちにわけの分からないところまで来てしまっていた。
    島を抜けたのだから同じ大陸には違いないが、残念ながら地図もなくさまよい歩いている状態だった。
    とりあえず、ちょっとした池のようなところに落ち着いた。

      するとフィアロンが、「さて、この辺で食べ物を・・・」とどこからとってきたかわからないような食べ物の山を持って食べ始めた。
      皆疲れていたので、その食べ物の山を見て食べようと思ったことはいうまでもなく、グロス抜きで食べることにした。

      「さて、これからどうするか・・・」とピピル。
      「グロスもいないしね〜 ディコスもいないしね〜 どうするんだろうね〜」と他人事のように話し始めるフィアロン。
      「グロスのことだから、まぁ死にはしないだろうけど、回復魔法とかはないし、薬草が少しだからねぇ・・・。
       たとえ力があっても、例のトゲトゲくらいしか武器がないし・・・。
       また例の鍛冶で何とか乗り切るといいけど・・・」とピピルは少し心配していた。
      「ま〜ぁこっちのほうも安全とはいえないけど〜」とフィアロン。
    確かに、戦力はかなりダウンしているし、この状況で敵が大量に押し寄せるとひとたまりもない。
    が、とりあえずこの区域には敵は出てこないらしい。
    何か不思議な力でもあるんだろうか。

    そうしているうちにもう食料の大半を平らげてしまった。
    フィアロンがさらに食べつくそうとしたので、2人でなんとか止める始末。
    「1日で食べちゃうと、後々困るから残してもらわないと」とピピル。
    なんとか食料を持っていかれずに済んだ。
    といってもどこから持ってきたんだ、この食料・・・。

    「まぁ、しばらくここにいて周りを様子見ですね。そんなに離れていないはずだし」とピピル。
    いつになったらウェイダンに着くんだろう・・・。

    一方、無視されつつあるグロスはというと・・・。
引用返信/返信 削除キー/
■791 / inTopicNo.3)  Re[2]: BM 第4章 1:放浪グロス
□投稿者/ 石頭キャック <マックル(14回)>-(2005/07/19(Tue) 19:56:11/59.141.49.111)
    「まったく・・・どこいきやがった?あいつら。」グロスはゼイゼイいいながら
    トゲトゲをぶん回していた・・・・
    「ふう・・・まああいつらもウェイダンに向ったんだろうし、おれも行ってみるかな・・・」ようやくおちついたらしいグロスは目的地であるウェイダンに行ってみることにした。しかし、もう夜だ。さすがにそこまで動き回る体力はグロスにも無かった。「どっかに街でもねえかな・・・」キョロキョロしながら呟いていると・
    ・・・妙なテントがポツンとあった。「お!なんかぼろっちいけどあそこに泊めてってもらうとするか。」そういいながらテントに入ると、
    「いらっしゃいませ〜〜!!」どでかい声がきこえた。
    「うお!!」グロスもビックリした。どうやらここは行商人のテントらしい。
    愛想のよさそうなロックル商人がこちらをみている。
    「もう夜ですが品揃えはかわりませんよ〜!!」ヤル気満々である。
    「あ〜・・・でっちかというと泊めてもらいたいんだが・・・・」
    「え!?そうですか・・・幸い宿ならありますよ・・・」テンションが下がったらしい。一気に覇気がなくなっていまった。
    「・・・!いや・・買う者あるぞ!」
    「ぇ!?本当ですか??やったー!で、それはなんですか?」
    グロスが買ったものはいったい・・・・
引用返信/返信 削除キー/
■793 / inTopicNo.4)  Re[2]: BM 第4章 3:放浪グロス2 訂正1回
□投稿者/ レイジ <キング・オブ・マックル(126回)>-(2005/07/19(Tue) 20:09:06/219.19.72.172)
    グロスが買ったものはグロスの鍛治に使えそうな道具と
    コンパス、周辺の地図だった。あと1つはよくわからない謎の物体だった。
    一体何を考えているんだか…

    「よし!ウェイダンに行くぞ!」
    テントで休ませてもらいさっきよりも更に元気になった。
    「ありがとな、じゃぁいってくるぜ!」
    と言い、走っていった。
    しかし地図とコンパスがあると言っても現在地がわからないのでどうしようもなかった。
    テントの人に場所を聞いておけば。
    「しかたない、これできめるか。」
    そういうとトゲトゲソードを出し、地面に立てた。

    カタッ…

    「よしっ、こっちだ!」
    すると、トゲトゲソードの倒れた方向に全力で走っていった。

    がむしゃらに走っているうちに森の中に入ってしまっていた。
    「とりあえず森を抜けねぇとな…。」
    と言い、一番明るそうな方向に歩き出した。

    数分後…


    「あ゙ぁ〜疲れだぁ〜。宿屋から水と食料盗んできてよかったぜ。少ししかなかったけど…。」
    おそらくほとんどフィアロンが持っていったんだろう…。
    グロスがそこで休憩していると遠くから何かが近づいてきた。
    それに気付くと食料を高速で片付け、武器を構えた。
    「誰だ!」
    すると向こうから矢のようなものが飛んできた。
    「うっ!!危ねぇ危ねぇ。もう少しで当たるところだった…。」
    向こうから近づいて来たのは悪ナークル2体だった。
    「へっ、どうせHPは高くねぇんだ。1瞬で終わらせてやるぜっ!!」
    『ハームS』
    『ハームS』
    6本の毒矢がグロス向かって飛んでいった!
    「うらぁぁ!」
    トゲトゲソードを振り回し、6本全てを弾き飛ばした。
    「はあぁ!!」
    トゲトゲソードを横に大きく振り、2体を一度に倒した。
    するとそこに立ち止まり、皮を剥ぎ、鍛治を始めた。

    「・・・。できた!」
    盾にナークルの皮を貼り付けた毒よけの盾だった。
    そうしてまた歩き始めた。
    血の臭いのおかげで敵は寄って来なかった。前にもこんなことがあったような…。
    魔物にも遇わず、森の景色を楽しみながら快適に(?)進むことができた。
    しばらく歩くと、光が見えた。
    「おっ、やっと抜けられるぜ。」
    そう言い走り始めた。
    森を抜けると…。
    「や、やっちまった…。」
    見えたのは草原…ではなく、海だった。

    「ちっ、場所がわかんねぇなら地図も意味ねぇじゃねぇか。海に面してる場所はいっぱいあるしなぁ。」
    そう言い、仕方なく海に沿って歩き出した…。
引用返信/返信 削除キー/
■799 / inTopicNo.5)  Re[3]: BM 第4章 1:放浪グロス
□投稿者/ 石頭キャック <マックル(18回)>-(2005/07/21(Thu) 08:40:58/59.141.49.111)
    一方主人公たちは・・・・
    「ふあ〜あ〜、よくねた」どうやらみんな寝てしまったらしい。
    ピピルはもうおきていた。フィアロンは熟睡していた。静かなので別にいい。
    「さて、そろそろいこっか。」とピピル。「でも、フィアロンは?」
    「大丈夫だよ。みてて。」ピピルはそういうと飴をひとつ、フィアロンの
    口に投げ入れた。・・・・・・がばっ!「うわっ!」主人公はびっくりした。
    とつぜんフィアロンがおきた。「あ!おはよう!!」ものすごくげんきだ。
    「じゃあいこう!」ピピルの合図で出発した。
    「確かウェイダンって、海沿いにいけばいいんだよね?」とピピル。
    「う〜ん・・・どうだろう?」と主人公。
    「地図、見る?」とフィアロン。「え!?あるの??」同時にしゃべったピピルと
    主人公。「うん。宿屋にあったからとってきたんだ。食料と一緒に。」
    そうか。その時飴食べてたな・・・・
    ようやく理解した二人だった。
    グロスがいないので敵となかなか戦えない、そう思っていたが、それは違った。
    フィアロンである。ピピルは大量に飴をもっていたので、フィアロンはずっと
    普通の黒魔術師、いや、それ以上になっていた。
    そうこうしているうちにはるか向こうの方に大きな城がみえてきた。
    「!!ピピル!みて!ついたよ!ウェイダンだ!」とたんにはしゃぐ主人公。
    「やったー!」とか行っているうちに悪ナークルに囲まれていた。
    「うわ!」速攻で戦闘態勢をとるピピルと主人公。
    しかしそのときにはフィアロンが魔法の詠唱をしていた。
    「フレイムS!」とたんにナークル達に炎が襲い掛かった。
    「アイスS!」さらに追撃。何体かはもうぼろぼろになっていた。
    追い討ちをかけるようにピピルと主人公の攻撃!ナークルたちを倒した。
    「ふう・・・たおした〜。」とピピル。「あ〜、よかった」と主人公。
    「あ、MPきれちゃった^^」とフィアロン。
    ・・・・・・・・え?
    「ええ〜〜〜???」どうしよう。フィアロンが魔法を唱えてくれなきゃはっきり言ってここらへんの敵には勝てない。
    「・・・どうしよう・・」主人公は困り果てた。
    「・・・よし・・・こうなったら・・・」ピピルは何かを決心したようだ。
    「みんな・・・はしるよ!!!」とたんにピピルはしる。
    「え?あ!まって!!」フィアロンと主人公もつづく。
    さて、無事にウェイダンにたどりつけるか?
引用返信/返信 削除キー/
■800 / inTopicNo.6)  Re[4]: BM 第4章 5:ウェイダン前
□投稿者/ レイジ <キング・オブ・マックル(129回)>-(2005/07/21(Thu) 18:23:46/219.19.72.172)
    しばらく走り、進行方向にウェイダンが見えてきた。
    「あ!ウェイダンだ。もうすぐだからこのまま走る?」
    と言いながらも皆疲れて歩いていた。
    その場で休憩していると、ちび悪魔3体に遭遇してしまった。

    「げっ!しかたない、逃げるよ!」
    とピピルが走り出すが回り込まれ、先制攻撃をされてしまった。
    「ひぃ〜〜。『プロテクト』!」
    3体の攻撃を受けたが、プロテクトのお陰で少ないダメージで済んだ。
    その後、主人公とフィアロンにもプロテクトをかけ、攻撃に掛かった。
    「たあぁ!!」
    と主人公が切りかかるがかわされてしまった。しかし敵の武器を弾き飛ばした。
    「当たらないように気をつけてね。『フォースS』!」
    危うく主人公に当たりそうになったが、何とかかわし、ちび悪魔にヒットした。
    MPの無くなったフィアロンは棒立ちしていた。
    そこにちび悪魔達がが飛び掛った!
    しかし、フィアロンはさっとかわし、ちび悪魔たちは地面に落下した。
    その隙に主人公とピピルが呪文を唱えた。
    『フレイムS』!
    『フォースS』!
    しかしまだ倒れなかった。
    するとフィアロンが飴を1つ口に含むと、呪文を唱えた!
    『ハームS』!
    毒矢はそれぞれ1本ずつちび悪魔たちにあたり、倒すことができた。
    飴を食べると少しMPが回復するらしい…。

    「はぁ〜。もうMPほとんど残ってないよ〜。」
    ピピルとフィアロンMPは残っておらず、主人公も残りわずかだった。
    「このままだと危ないから早く行こう。」
    そうしてまた走り出した。
    少し走ると、ウェイダンに渡る為の橋が見えてきた。

    そのころグロスは…?
引用返信/返信 削除キー/
■803 / inTopicNo.7)  Re[5]: BM 第4章 5:グロス〜!
□投稿者/ 石頭キャック <マックル(20回)>-(2005/07/21(Thu) 21:35:04/59.141.49.111)
    そうとう海沿いに進んだらしい。もう数十分もかけて歩いている。
    「はあはあ。まだつかねえのかよ〜!」キレ気味である。



    さらに数十分・・・・
    「ん?なんだあれ?」
    数人のマックルたちが魔物に囲まれている。
    「ん・・・・!!主人公たちじゃねえか!」なんとばったりと主人公たちにあったのである。「ちっ!おれがいねえとダメ見てえだな!!」
    速攻で援護に向った。
    「やあ!」主人公はちび悪魔相手に奮闘している。
    「えい!」ピピルは悪ナークル達をフォースで戦っている。
    フィアロンは糖分が切れたらしく、ボーッとしていた。
    「うおらあ!!」ものすごい一撃で、ちび悪魔が吹き飛んだ!
    「グロス!!どうしてここに?」主人公はおどろいている。
    「うっせ!いまはそんな場合じゃないだろ!」そういいながら今度はナークル達
    に突っ込んだ。ズバア!!2体同時にたおした。あと3体もいる。
    「ありがとう!グロス!よ〜し、フォースS!!」ピピルもその風の波動で
    ナークル達をたおした。どうやら相当ダメージが蓄積していたようだ。
    「あ〜・・・グロスだ〜〜・・・・スースー・・・・」フィアロン夢の中へ・・・
    「ふう、じゃあ、ウェイダンの宿屋で休もっか!」
    主人公の合図でようやくそろったパーティは、ウェイダンの城下町に入っていった。
引用返信/返信 削除キー/
■811 / inTopicNo.8)  Re[6]: BM 第4章 7:作り笑いの町
□投稿者/ viper(ヴァイパー) <マックル(21回)>-(2005/07/23(Sat) 14:55:22/218.119.157.149)
    ウェイダンは大きな都市だと聞いていた。ウェイダン城下に広がる町は人に溢れていて、賑やかな町だと噂に聞いていた。
    町の周囲は堀に囲まれていて、いかなる軍勢でも攻め入る事は出来ない。
    人々は何にも怯える事無くいつでも笑顔で暮らしていると…。

    一行はウェイダンの宿に泊まっていた。フィアロンはベッドの上でぐっすりと眠っているが、他の3人はじっと座っていた。
    確かにウェイダンは大きくて、店や施設も充実している。自慢の堀は本当に広くて、確かにこれなら安心して暮らしていけそうだ。
    でも何か違和感があった。
    「…何か聞いていたのと違わないかな?」
    宿の主人が4人を迎えた時はに爽やかな笑顔で案内してくれた。
    しかし主人公は自分達が見ていない所で主人が溜息をつき、暗い顔をしているのを見た。自分達に見せてくれたのはいわゆる営業スマイルなのだろう。
    「何処がだ?町はでっけーし店も一杯だし、噂通りじゃねえか」
    グロスは主人公の感じた違和感をまったく気にしてはいないらしい。
    「町の奴らも親切だしよ、それに預かり所ってあっただろ?あれ便利そうだよなー」

    宿に来るまでの間何人かの町人と顔を合わせた。みんな揃って笑顔で4人を歓迎してくれていた。
    だが主人公にはその笑顔が心の底からではなく、あくまで客人を迎える為に作ったものだと言う事が伝わってきた。
    「みんな作り笑いばかりしていて気持ちが悪いんだ」
    主人公がまだ幼い頃、弟がやけにニコニコしながら自分に話し掛けてきた事があった。
    あまりにも明るい顔をしていたので、かえって違和感を感じたのを覚えている。
    その後、実は弟が主人公のおもちゃを無くしてしまい、それを誤魔化そうとしていた事が判った。
    「この町の人たちは何か隠しているよ」
    ウェイダンの全ての人々が何か恐ろしいものを抱え、隠そうとしている。主人公はそれを感じていた。

    「別に気にしなくても良いんじゃね?俺達は余所者だし、ウェイダンの事はウェイダンの奴らに任せて置けば」
    グロスは神経が太すぎる。太い割に感度は鈍いらしい。
    ピピルが話を続けた。
    「あのねグロス、「情けは人の為ならず」って知ってる?」
    「あ?情けをかけるのは人の為にならないって事だろ」
    「まったくもう…違うよ。人に情けをかけておけばめぐり巡って自分に良い事がかえってくるって事だよ」
    「え?マジ?そうなのか?」
    「そう、良い事をすれば良い事がかえってくる。悪い事をすれば悪い事がかえって来る。僕達がウェイダンの人たちの為にはたらいて損はしないと思うけどね」

    3人はウェイダンで起こっているであろう問題を解決しようと決意した(でもフィアロンはまだ寝てる)
引用返信/返信 削除キー/
■812 / inTopicNo.9)  Re[7]: BM 第4章 6:悪政
□投稿者/ 石頭キャック <マックル(25回)>-(2005/07/23(Sat) 15:53:32/59.141.49.111)
http://www.geocities.jp/nishikyakku/
    3人は(フィアロンは寝てる)早速情報収集をはじめた。
    人に「どうかしたのですか?」と聞けば聞くほど、なにかおかしい、という不安は
    募っていった。ついに一人がしゃべりだした。「最近、城の大臣が替わったんだ。
    ツムックってやつにな。そいつがかなりひどいんだ。たとえば・・・いや・・・
    これ以上は・・・いえねえよ・・・」そういうとそのマックルはからっきし口を
    閉ざしてしまった。「さっきのやつの話だと大臣が問題なんだよな。なら、城に
    いってみようぜ!」とグロス。二人は賛成し、城に向った。
    確かに大きな城だ。カラッカの城なんて比べようもない。城壁も立派で、まさに
    大都市、という感じだった。中に入ろうとすると、「まちな!ここからは通行費として5Gもらおうか!」衛兵が怒鳴った。「どうする?」とピピル。
    主人公は仕方なく払った。
    中も立派だ。「うわあ〜」というピピルの声。グロスでさえ「へえ・・でけえな。」と驚いていた。早速玉座の間に行ってみた。
    そこには、妙にボーっとした王と、なにか違和感がある大臣、ツムックがいた。
    王に近づくなりツムックが「王はお疲れなのだ!近寄るでない!」と主人公たちを
    阻んだ。しょうがないので玉座の間以外を探索してみた。
    すると図書館でマックルが「最近魔王に関しての本が減ってるんだ。」ということがきけた。「またあの魔法使いじゃねえよな?」グロス再確認。
    「う〜ん・・・ちょっと大胆すぎるから、少なくとも盗もうとしていたなら、
    あの魔法使いとは手口が違うね。」とピピルが分析。主人公もそれに同意。
    地下に行ってみると牢屋がいくつかあり、そのひとつに変な銅像があった。
    しばらくそれを見ていると、衛兵キャックルが「そこで昔子供たちと遊んだんだよ。その銅像の真下にさらに地下室があってね・・・」といろいろ教えてくれた。
    いちど城をでて、宿屋で相談してみた。
    「やっぱり、なんかへんだな。」グロスも気づき始めたようだ。
    「うん、明らかになにか変だよね。」ピピルも感じ始めている。
    「ふわ〜・・・・よくねた!」ここでフィアロン起床。
    「あ!フィアロン。おはよう。」気のない声でピピル応答。
    「で、話もどるけどさ、やっぱりツムックが何かしてるんだよ。」とピピル。
    「ああ。俺もそう思うな。あのやろう。どう見ても大臣らしさのかけらもないしな。」とグロス。「・・・・・」主人公はおもいだしていた。最初に聞いたあのマックルの表情を。「何かツムックにされているんだよ。普通じゃ考えられない、なにかを。」と主人公。「・・・・・悪政とか??」フィアロンが入ってきた。
    手には飴をたくさん握り締め。
    「それなら他の人達がなにもいえないのもわかるじゃん。なにか悪口いったら、
    死刑とか。罰金とか。」とフィアロン。
    「確かに・・・理にかなってるね。」とピピル。
    「じゃあもう一度調べようよ。僕とグロスは城。主人公とフィアロンは街でさ。」
    主人公たちは、今度は二手に分かれ、さらに詳しく調べることにした。
引用返信/返信 削除キー/
■823 / inTopicNo.10)  Re[8]: BM 第4章 9:町外れのキャックル
□投稿者/ tickle(管理) <◇レジェンド・ブレイバー◇(232回)>-(2005/07/24(Sun) 16:19:16/203.136.171.98)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/
    街の捜索を始めた主人公とフィアロンはというと・・・

    飴の効果か、フィアロンは異様なほどピンピンしている。
    そこで、いろいろ聞いて回ることにした。
    が、いろいろ聞いて回っても反応は同じ。
    話をうまくかわされ、まともに話を聞いてくれるものはいなかった。

    「どうしようか・・・」と街を捜索していると、
    街の端っこで座り込んでいるキャックルが。
    近づいてみると、ひどく疲れたような様子で「ハァ・・・」とため息すらついていた。
    「どうしたんですか?」とフィアロン。
    「いや、何でもない・・・」
    「何でもなくないじゃないですか。ひどく疲れている様ですよ」
    「ん、まぁ、そうだが・・・」
    「とりあえず、宿屋にでも行ったほうが・・・」
    とフィアロンが宿屋に誘導しようとすると、
    「いや、それは絶対にダメだ」
    とそのキャックルは頑なに否定した。
    そんな態度を取られると、さらに追及したくなるが。。
    「なぜダメなんですか? 何か問題でも?」
    「・・・」

    そのキャックルはしばらく黙りこみ、う〜んと下を向いたまま
    何か考えている様子でじっとしていたが、
    ようやくけじめがついたのか、
    「ちょっと街の外まで来てくれるか・・・」
    と町を出たちょっと先の村まで誘導した。

    「こんなところに村があったのか・・・」
    そう思ったのも無理はない。
    村は森に囲まれ、目立たないようなところにあったのだから。

    そしてキャックルに誘導されるままに、
    主人公とフィアロンは、村にある一つの家に案内された。
    中に入ると、いきなりオニオンファイターが出てきたのでびっくりしたが、
    「いや、こいつは悪さをしないから大丈夫さ」と例のキャックル。
    どうやらフィールド上のものとは違うらしい。

    皆がイスに腰掛けると、
    「さて、いきなり本題に入るが・・・。いや、名前を言ったほうがいいかな」
    とキャックルが話を始めた。
    「私はこの村に住んでいるノイというもの。まぁ実質移住させられたに等しいが・・・」
    フィアロンが突っ込もうとしたが、ノイはさらに話を続ける。
    「確かに言うとおり、あの町の雰囲気ははっきり言ってよくない。
     最近、大臣が旅行にいったのでその代わりと言う形でツムックがついたんだが・・・」
    「ツムック・・・」フィアロンがつぶやく。
    「ツムックの評判は良くないような感じを受けましたが、それになにか関係が・・・」
    「ツムックは確かに評判は良くないが、町の秩序を守るためと、ある程度のことはしてくれているんだ。ただ・・・」
    「ただ?」
    「あまりにも急に税金をつり上げたり、町の封鎖を始めたので、
     他の町を旅している人たちにはほとほと困った状況になってしまった」
    「確かに。城の入城料とか・・・」
    「そう。しかも、国の外を無断で越えたり、
     勝手なまねをしようものならかなりひどい刑罰に・・・
     私の仲間の一部も、この前無断で国境越えをしようとしてつれていかれてしまったし・・・」
    話は聞けば聞くほど暗くなっていった。どう考えてもこれにはなにかある。
    さらにノイの話は続いた。
引用返信/返信 削除キー/
■825 / inTopicNo.11)  Re[9]: BM 第4章 10:ノイの証言
□投稿者/ レイジ <キング・オブ・マックル(134回)>-(2005/07/24(Sun) 21:55:18/219.19.72.172)
    「それに何か変なんだ。大臣は何も言ってなかったのにある日突然ツムック変わったんだ…。
    あいつは何か隠している…。」
    「でもそれを探るにしても街の人は何もいってくれないし、城には所々鍵が掛かっていて、
    調べられる場所が限られている…。あの鍵さえ開けられれば…。」
    それから2人はしばらく黙ってしまった。するとノイが、
    「そういえばこの前、道具やの後ろにコソコソと走っていったミラックルがいて
    追ってみたんだけど、どこにもいなかったんだ…。手に何か持っていた気がする…。」
    主人公とフィアロンの頭にはディコスが過ぎった。
    するとフィアロンは
    「道具やの後ろだね?よし行ってみよう。」
    と言って主人公を引きずって街へ走っていった。

    「ここだ。」
    道具屋の後ろの奥には怪しげな地面があった。
    そこにある草を除けると、扉のようなものが出てきた。
    「入ってみよう…。」
    扉を開け、階段を下りると、そこには小さな部屋があり、
    椅子には後姿でもわかる大きな額の傷のあるミラックルが座っていた。
    「君はやっぱり…。」
引用返信/返信 削除キー/
■826 / inTopicNo.12)  Re[10]: BM 第4章 10:再会
□投稿者/ 石頭キャック <マックルナイト(30回)>-(2005/07/24(Sun) 23:22:57/59.141.49.111)
http://www.geocities.jp/nishikyakku/
    「やっぱりディコスだ!」主人公が叫んだ。
    「な!おまえら!なんでこんなとこいるんだ?っていうかどうしてこの場所がわかったんだ?今度は完璧に工作を・・・」
    「バレバレだったよ^^」笑顔でひどいことを言うフィアロン。
    「くそう・・・・で?おまえら俺に何か用か?」早速主人公は事を説明した。
    「へ〜・・・なるほどね・・・たしかにここのやつらはおかしいな。で、扉を開ける鍵がお前らは欲しいんだな?」主人公はうなずいた。「そうか・・・まあ協力する義務はねえけどよ・・・しかたねえから俺の持ってる鍵のスペアをやるよ。」
    「ホント!?ありがとう〜」少しずつ眠そうな声をだすフィアロン。
    ディコスは袋から・・・ナイフを取り出した。「・・・へ?」フィアロンがとぼけたような声をだした。「なんでナイフ?」「え?ああ、俺は盗賊だろ?だからいちいちかぎなんか作らねえで、ナイフで開けるんだよ」
    「・・・・・」流石にナイフで扉を開けることは主人公でもフィアロンでもピピルでも、グロスでさえできない・・・グロス?「そうだ!グロスに頼んでかぎにしてもらおうよ!」フィアロンが提案。主人公も同意。「またくるよ〜」とフィアロン。「二度とくるな!!」とディコス。とりあえず宿屋に帰った。
    しばらくするとグロスとピピルが帰ってきた。フィアロンは疲れきって寝ていた。
    早速主人公がディコスからもらった妙な金属でできているナイフをグロスに渡し、
    鍛治をしてもらうことになった。「はあ・・めんどくせえなあ・・・」魔物の皮を
    はがすのは得意なくせにちゃんとした鍛治は嫌いならしい・・・・
    作業を始めて10分程たった。「・・・・・金属がたりねえな・・・」
    商人から買った鍛治専用の木槌片手に袋から何かの塊を取り出した。
    どうやら鉄?・・のようなものが岩石のような大きさになっている。
    「そうか。おまえらは見たことねえかもな。これが鉄鉱石さ。」グロスは軽々と
    片手で持っているがピピルではもてそうもないほどでかく、そして重い。
    それを少しずつ削り始めたグロス。数分すると金箔のように薄い鉄が何枚もできていた。それを木槌でナイフ(もう形状は変わっている。)に叩き付け始めた。
    カーン!カーン!金属が高い音を出す。・・・・・・作業を始めて1時間程たって
    ついに・・・・「できたぞ!」グロスも大満足のようだ。グロスが作ったとは思えないほど綺麗な出来栄えだった。「よし!じゃあ城にいってみよう!」ピピルが
    飴をフィアロンの口に投げ込みながら元気いっぱいに叫んだ。
引用返信/返信 削除キー/
■838 / inTopicNo.13)  Re[11]: BM 第4章 11:扉の奥には…
□投稿者/ レイジ <キング・オブ・マックル(137回)>-(2005/07/27(Wed) 22:16:52/219.19.72.172)
    タッタッタ…


    「ここだね。」
    「グロス、早く開けよ〜。」
    飴が少なくなってきてちょっと節約していたら
    少しずついつものフィアロンに戻りつつあった…。からといって特に問題は無いが。
    「わかってるよ。よし、開けるぞ。」
    自分の作った鍵で扉が開くと思うと思わずにやけているグロスだった。

    カチャッ・・・・・


    「早く開けてよ。」
    「わかってるよ。この!うりゃ!」
    「…、開かねぇ…。」
    それもそのはず。
    鍵の形もわからずにナイフだけ渡されてちゃんとした鍵が作れるはずが無かった
    「ガーーン!!!」
    「仕方ないね…。もう一度ディコスのところに行こう。」
    そうしてまたディコスの所に行くはめになった。
    そして4人が城を出ようと出口の方向を向くと誰かがこっちに走ってきた。
    「あっ、ディコスだー。」
    「いやー、一番大事なこと忘れてたよ。ナイフだけで鍵ができるわけねぇもんな。
    今作ってきてやったから、これ使えよ。」
    「おぉ、ありがとな!」
    それだけ言ってディコスはさっさと言ってしまった。
    「さぁ。はやく開けちゃお。」

    カチャ


    「やったー。開いた〜。」(開いて当然)
    奥にはにはキャックルの言っていたマックルの石像があった。
    「ここの下だね。」
    ちょっと探ってみるとそこには隠し階段があった。
    「入ってみよう…。」

    階段を下りて奥に行くと牢屋があり、中にはマックルが閉じ込められていた。
    「あなたは…?」
引用返信/返信 削除キー/
■842 / inTopicNo.14)  Re[12]: BM 第4章 11:本当の大臣
□投稿者/ 石頭キャック <マックルナイト(37回)>-(2005/07/27(Wed) 22:59:49/59.141.49.111)
http://www.geocities.jp/nishikyakku/
    「・・・あ・・あなたは?」ピピルがたずねた。「む・・・おぬしらはだれじゃ?
    わしの新しい食事運搬か?わしはウェイダン城の大臣じゃ」なんと大臣は監獄に
    閉じ込められていたのだ。主人公が事のいきさつをはなした。「なんと・・なら
    わしの縄をといてくれえ!!」鍵を開けようとすると・・・「ん?・・開かないぞ
    ・・・・」どうやらここを開けるのは無理なようだ。「そうか・・・やはり・・
    ツムックを倒すしか・・・・やつは・・・・モンスターなのじゃ!!」「な!!」
    ピピル驚愕。いや、ピピルだけじゃなく、みな驚いた。「っていうことはこの国は
    魔物に操られてるの?」「・・・・そういうことじゃ・・・・」
    ピピルが叫んだ。「ならいますぐツムックを倒しにいこう!」「おー!!」
    そういうと大臣を置いてそのままいってしまった。「頑張るのじゃぞ〜・・・・・
    ん?・・・何か忘れているような・・・気のせいかのう・・・」
引用返信/返信 削除キー/
■844 / inTopicNo.15)  Re[13]: BM 第4章 14:玉座の間
□投稿者/ 香菜子 <マックル(5回)>-(2005/07/28(Thu) 11:50:49/219.164.48.117)
http://www16.plala.or.jp/yuminasan/
    「もうこの国をお前の思い通りにはさせないぞ!」玉座の間に着くなり、主人公は言った。
    「貴様ら、何を言っている!国王の前だぞ!」
    「ふん、そう言ってられるのも今のうちだぜ。今すぐお前の化けの皮を剥いでやらあ!」
    グロスはそう言うと、とげとげソードでツムックを斬った。
    「ぐあああ!」
    ダメージを受け、後ろによろよろと後退するツムック。
    「き、貴様ら、こんなことをしてただで済むと思うなよ! 衛兵!こいつらをひっとらえろ!」
    すると、どこからともなく衛兵達が集まり、主人公達を囲んだ。
    「くっ・・・数が多い・・・」
    ピピルの言うとおり、今は分が悪かった。
    「やいてめえら!こいつは魔物なんだ!この国を操っているんだ!」
    しかし、「何を言う!私は普通のロックルだ!そう言う貴様らこそ魔物に決まっている!」
    とツムックが言ったため、衛兵はグロスの言ったことを信じなかった。
    「確かに、証拠も無しに魔物と言っても信じられないな・・・前の大臣のことを出しても意味はないだろうし・・・」
    ピピルにも、解決策は見つからないようであった。
    そういう間にも、衛兵達はじりじりと近づいてくる・・・
引用返信/返信 削除キー/
■846 / inTopicNo.16)  Re[14]: BM 第4章 13:フィアロンの魔法
□投稿者/ のだ <マックル(3回)>-(2005/07/29(Fri) 13:21:56/61.7.2.218)
    衛兵はじりじりとせまってくる。
    「フィアロン、なんか魔法使ってよ」とピピルが叫んだ。
    「う〜んと、え〜っと、サンダーYO!」
    はいドカーン。衛兵もツムックもふっ飛んだ。
    「速く逃げよう」主人公が言った。
    そしてなんとディコスのアジト(?)に逃げ込んだ。
引用返信/返信 削除キー/
■849 / inTopicNo.17)  Re[15]: BM 第4章 14:消えたディコスと真実の塔
□投稿者/ レイジ <キング・オブ・マックル(140回)>-(2005/07/29(Fri) 22:07:07/219.19.72.172)
    「あれ…?」
    「ディコスはぁ??」
    アジトにはディコスの代わりに10人ほどの衛兵がいた。
    「フィアロン、何かやって。」
    「ん〜、サイダーS。」
    「え!?」
    サンダーと言いたかったのであろうが
    糖分とMPが少なくなったフィアロンに
    まともな呪文なんて唱えられるわけが無かった。
    サイダーSのせいで辺りにサイダーが降った。
    「ベタベタするして気持ち悪い…。」
    「そうかなぁ?美味しいよぉ〜。」
    なぜかフィアロンの周りには他の場所の
    3倍くらいの量のサイダーが降っている。
    「美味しい〜。」
    「これならいけるぞ。またなんかやって。」
    糖分を摂取したフィアロンはMPが回復している。
    「はあぁぁ!!!」
    フィアロンは手のひらで赤い球を作り出した。
    「…何やってんの?」
    「え?これは爆弾みたいなものだよ。」
    「はぁ?」
    その球がある程度の大きさになったらそれを投げた。
    「ち、ちょっとどうすんのさ!!!」
    「ピピルが何とかしてよ。プロテクトとかやってよ。」
    「間に合わないよ〜。」
    その時、4人の足元に穴が開いた
    「ん?」
    「あぁぁぁ〜。」
    4人は穴に落ちていった。

    「イテテテ…。」
    「よぉ。また会ったな。」
    「あっ、ディコス!」
    穴の底にはディコスと小さな部屋があった。
    「さっき何かが爆発つした音が聞こえたが、お前らがやったのか?
    上の部屋はあいつらに奪われちまってな、何とかここに逃げてきたんだ。」
    「ふ〜ん。でもなんでディコスが?」
    「それはこいつのせいだ。」
    「なにこれ?」
    「王家の証だ。これがあれば真実の塔に入ることができる。」
    「真実の塔?」
    「ここの東にある塔だ。その塔には真実のメガネがある。
    それを使えばツムックの正体がわかるんだ。」
    「だからディコスを狙ったのか…。」
    「そこで頼みがある。これをやるから真実のメガネを取ってきてくれ。
    ここがばれないうちになるべく早くな。」
    主人公はうなずき、王家の証を受け取った。
    「頼んだぜ。そこから直接外に出られるから。」
    「うん。ありがとう。」
    そう言い、4人は真実の塔に向かった。

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