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■317 / inTopicNo.1)  BrokenMackle 第1章(1/10更新)
  
□投稿者/ tickle(管理) <キング・オブ・マックル(109回)>-(2005/01/08(Sat) 18:49:52/203.136.171.99)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/
    ある程度、形がまとまってきたので公開します。

    <1/10更新>

    第1章終了です。まずはありがとうございます〜〜。
    続いて第2章へと話は移ります。新スレになりますが、これからもよろしくお願いします〜〜。
    ------------------------------------------------------------------------------

    今回から、(ある意味勝手ですが)「合作(リレー形式でつなぐ)」スタートです。
    次に続けるストーリーに続く、物語を考えてレスしてください。
    物語ではなく、ネタを提供する場合は別スレで報告ください。

    (ただし、コメントは厳禁。するときは、新スレを立てるか、引用符「>」を行の先頭につけましょう。
    > 例えばこんなふうに・・。(でもコメントつけるにしてもレスの最後にしてくださいね)

    壊れるくらい楽しいストーリーにしていきましょう!

    (悩んでいましたが、名前・設定はこちらで決めちゃいました。
     敵キャラの名前など、オリジナルキャラは決めてOKですが、
     後々のストーリーを考えて作ってください。)

    --------------------------------------------------------------------------
    注意書きはコチラ→[ No.248 ]
    今までのストーリー→(< >内はその部分を書いてくれた人のHN)
      序章
       1:[ No.194 ] カラッカ王の独断
       2:[ No.205 ] マクレル隊長との決闘、そして・・・。
     第1章 
       1:[ No.318 ] 喧嘩屋と自爆師  
       2:[ No.326 ] 初めての戦闘 <とめさん>
       3:[ No.339 ] 頭脳派ピピル登場、フィンクルの里で <レイジさん>
       4:[ No.357 ] スラックの指輪は・・・ <とめさん>
       5:[ No.359 ] 嘘が真に <viper(ヴァイパー)さん>
       6:[ No.372 ] フィンクルの里東の洞窟と盗賊ディコス<レイジさん>
       7:[ No.378 ] カラッカ地方脱出のカギは・・・。

    コメント・意見・感想はコチラ→[ No.323 ]
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■318 / inTopicNo.2)  BM 第1章 1:喧嘩屋と自爆師
□投稿者/ tickle(管理) <キング・オブ・マックル(110回)>-(2005/01/08(Sat) 18:52:07/203.136.171.99)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/
    BrokenMackle

    第1章 1:喧嘩屋と自爆師 − カラッカ〜フィンクルの里 −

       追い出されるようにしてカラッカを出発した主人公たち一行。結局剣は見
      つからず、「ボロイ木刀」と「ボロイ布切れ」を装備して、とりあえず町で
      聞いた優秀な僧侶のいるフィンクルの里を目指すことにした。

       「あのヤロウ・・。」ともうカラッカ王をヤロウと言い放っているこのロ
      ックル鍛冶師、名を「グロス」という。が、あまりのカラッカ訓練所の喧嘩
      好き・挑発好きのいじっぱりであることから実名で呼ぶことはほとんどない。
      さらに、前にマックルの皮をはいで鍛冶をしようとしたりするなど、勝手極
      まりないことをいくつもしてきた経歴があり、「喧嘩屋」とか「皮剥(かわ
      はぎ)師」「地獄の殺し屋」などと呼ばれている。何でカラッカ王がこんな
      喧嘩屋を連れてきたのかと未だに頭をひねるくらいだ。ま、戦闘を率先して
      くれるからぐらいの理由でつれて来たんだろうが・・・。
       もともと戦闘に首を突っ込みたがる性格があり、それを正すためと言う理
      由で王が鍛冶を勧めたようだが、結果は逆の方向に進んでしまったようだ。
      この旅で果たしてそれが直るかどうか。

       「戦って、戦って、戦い抜くことが一番だ。真正面から突っ走り、炎上し
      ようが、爆発しようが、雷が1000発落ちようが、突っ込めっっ!!」

       こんなことを基本としている喧嘩屋の性格を変えるのは、余程でかいショ
      ックを加えるなり何かしない限り・・・いや無理だと思う。お願いだから、
      町に行くたびに喧嘩はしないで欲しいものだが・・・。

       「ふぁぁ・・・。」とあくびをしてのんびりしているこのミラックル、こ
      れでも魔術師。激しい物好きの喧嘩屋とは180度違って、戦闘や激しいも
      のは大嫌いで浮いているのんびり屋さんで、名前は「フィアロン」。まんま
      呼ばれることもあるが、「へっぽこ魔術師」とか「銀色の自爆師」と言われ
      ることも。というのも、魔法を覚えるのがかなり遅く、いつも魔法を間違え
      まくる。この前は、1ヶ月しっかり叩き込んで教えた魔法を3日で忘れたり
      するなどしていたらしい。
       しかし、時に放つ「失敗」魔法がとてつもなくすごいパワーを見せること
      もある。すぐに忘れてしまうのが問題だが・・・。「ミラックル・コーティ
      ング」のおかげで、魔法を唱えている自分はまったくダメージを受けないが、
      他は違う。失敗魔法を散々唱えた後でも、平然としているフィアロンは、あ
      る意味で強いのかもしれない。  

       こんなパーティで進むのだろうか・・・。僧侶はマシなほうがいいな。い
      やかなりマシであって欲しい。

       と歩いているうちに、「ウィルオーウィスプ」の群れに遭遇した。怪しげ
      に揺らめく謎の物体にびっくりする自爆師フィアロン。そして「これじゃ剥
      げないな・・・」とか言っている喧嘩屋グロス。そして、戦闘は始まった。

    >>      ↓↓ これに続くストーリーを考えてください ↓↓
引用返信/返信 削除キー/
■326 / inTopicNo.3)  Re[2]: BM 第1章 2:初めての戦闘
□投稿者/ とめ <マックルナイト(42回)>-(2005/01/09(Sun) 11:33:05/218.135.176.1)
    まず、ボロイ木刀を持った主人公の攻撃!
    「ウィルオーウィスプはダメージを受けていない。ボロイ木刀に4のダメージ。」
    相手にダメージを与えるどころか木刀にダメージがたまってしまった。
    主人公はあいた口がふさがらなかった。「かラッカ王のヤツ……」と少し憎しみの気持ちがふくらんでしまった。

    次は自爆師フィアロンの攻撃!……なのだが、ぼーっとしているウィルオーウィスプと波長が合うらしく相手と和んでしまっている。
    結局ノーダメージで終わってしまった。

    相手の反撃が始まった。

    ウィルオーウィスプの攻撃!グロスに1のダメージ。
    「けっ!こんなの痛くもなんともねぇぜ!」とダメージは小さい。
    別のウィルオーウィスプの攻撃!グロスに1のダメージ。
    「全然効かないぜ!」とグロス。
    他のウィルオーウィスプの攻撃!グロスに2のダメージ。
    「…効かねぇよ……」冷静を保とうとしているが、明らかにグロスの顔には怒りの表情が浮かんできている!
    さらに別のウィルオーウィスプの攻撃!グロスに1のダメージ。
    「ブチッ!!」ついにグロスはきれた!!
    「てめぇら、なんだって俺ばかり狙うんだよ!ここにぼーっとしているフィアロンがいるだろ!確かにダメージは小せぇけどよ、なんかムカつくんだよ!!」
    そう言いながらフィアロンを片手にブンブン回し、怒りのパワーでウィルオーウィスプの群れを一掃した!

    フィアロンはグロスにブンブンと回されたにもかかわらず、まだぼーっとしている。
    グロスはこの戦闘で機嫌が悪くなりカッカとしている。

    これからもこんなのが続くのかな…と主人公は不安を抱きながら、パーティーはフィンクルの里に向かうのだった。
引用返信/返信 削除キー/
■339 / inTopicNo.4)  Re[3]: BM 第1章 2:初めての戦闘
□投稿者/ レイジ <マックルナイト(31回)>-(2005/01/09(Sun) 14:18:00/219.19.72.172)
    その後は戦闘も無くフィンクルの里に行けると思っていると、
    ウィルオーウィプスと悪マックルが現れました。

    「チッ!」とグロスが舌打ちをしたとたんいきなり攻撃しました。
    大きな音と共にウィルオーウィプスは倒れました。

    (さっさと倒すか)と主人公が思っていると悪マックルが攻撃してきました。

    悪マックルの攻撃!フィアロンに3のダメージ!
    「イテッ!なんだよ一体」といっているとグロスに睨まれ「お前の剥いでやろうか?!」と言われフィアロンは立ち上がりました。

    あきれた主人公は気を取り直して悪マックルに攻撃しました。
    主人公の攻撃! 「バキッ」ついにボロイ木刀が折れてしまいました。「もっとましなのなかったのかよ…」と主人公はつぶやきました。

    次はフィアロンが攻撃するかと思いきや、グロスにビビッて震えていました。

    そして次のターン
    悪マックルの攻撃!グロスに2のダメージ!
    「とっととくたばれ!」と言いながらグロスが攻撃するとまた一撃で倒しました。

    「性格があんなじゃなかったら頼れるやつなのになぁ」と主人公が小声で言っていると「何か言ったか!?」グロスに怒鳴られてしまいました。

    そしてフィンクルの里に着きました。「とりあえず装備をそろえたいな」と主人公が言ったので武器屋にいきました。
    すると武器屋の人が「あんた達カラッカから来た旅人かい?」と聞かれ「そうですけど」と答えると
    「カラッカ王にこれを渡すように言われたんだ」と言うと何かが入った袋を取り出し主人公たちに渡しました。

    空けてみると中にはショートソード2本 かしの杖2本 皮の盾1つ 皮の帽子2つが入っていました。
    (最初からこれくれればよかったのに…)と思いながらそれぞれ装備しました。

    主人公 ショートソード 皮の盾 グロス ショートソード フィアロン かしの杖 皮の帽子

    「かしの杖が余分に入ってるってことはここで仲間を探せってことかな?」と主人公が言うと「仲間にするならピピルがいいよ」と言って川の近くにいると教えてくれました。

    川の近くまで行ってみると1人のレンクルがいました。
    「あの〜」と主人公が言おうと思ったときグロスが「おいっそこのレンクル!」と怒鳴りました。
    するとそのレンクルが振り返ると「お前がピピルとかいう奴か?!」と聞くと
    「君たちがカラッカから来た旅人さんだね?そうだよ僕がピピル。頭脳派レンクルとか言う人もいるけどね。君たち一緒に旅をする人を探しているんだろ?僕をつれていきなよ」

    確かに頭はいいみたいでグロスもちょっと引いていました。
    ピピルにも装備を渡すと突然フィアロンが「疲れたよぉ〜おなかすいたよぉ〜」といっているので「宿にいくか」と主人公が言い、宿に泊まることにしました。

    まともな仲間でよかった…主人公が呟き眠りました。
引用返信/返信 削除キー/
■357 / inTopicNo.5)  Re[4]: BM 第1章 4:スラックの指輪は…
□投稿者/ とめ <マックルナイト(45回)>-(2005/01/09(Sun) 21:36:18/218.135.176.1)
    昨日はグロスの大きないびきのせいで他の3人はよく眠れなかったが、カラッカ王から「早く魔王を倒せ。早く魔王を倒せ。早く魔王を倒せ。早く魔王を倒せ。早く魔王を倒せ。…」という、うざったい手紙が届いたのでパーティーは村人の情報どおり指輪をもらいにスラックのところへ行くことになった。

    中に入るとなんだかエロそうなえらそうな顔をしたナークルが何かを読んでいた。
    「おおっ!おおおおっ!!」とかなり熱中していたようだが、グロスが「おい、じじい指輪をよこせ!」というと「なななな、なんじゃお前たちは!!」とあせりながら読んでいたものを体の後ろに隠し、かなり機敏に反応した。
    「僕たちは魔王を倒すために旅をしているものです。南の大陸にいくにはあなたの指輪が必要と聞いたのですが…」とピピルが言うと、
    「ああ、あれか。あれはこの前やった危険な研究で壊れてしまったんじゃよ。もう一度作るには30分かかって面倒じゃし、それに今は重要な観察をしてるので無理じゃ!さあ、もう帰れ!」と言われ、追い出されてしまった。

    どうしようかとパーティーで相談しているとピピルが、
    「そもそもあんな小さなところで危険な研究なんてできるのか?…もしかしてスラックの家には秘密があるんじゃ…」と少しの間考え込むと「分かった!あの家にはどこかに隠し研究室か何かがあってそこに指輪の手がかりがあるんだ!」と確信に満ちた表情で言った。
    それを聞いたグロスは、
    「よ〜し、あの家を徹底的に調べてやるぞ!!」と言い、スラックのもとへドタドタと走って行った。

    主人公たちが遅れて駆けつけると、スラックが「そこだけは調べないで〜〜。」とベットの前でグロスに泣きついていた。
    グロスがスラックを振り払い、ベットの下を調べようとすると…
    「あれは、盗賊に盗まれたんじゃ〜〜(ウソ)」とスラックが叫んだ。
引用返信/返信 削除キー/
■359 / inTopicNo.6)  Re[5]: BM 第1章 5:嘘が真に
□投稿者/ viper(ヴァイパー) <マックル(9回)>-(2005/01/09(Sun) 22:55:30/218.119.156.136)
    「盗賊だぁ?」
    グロスはスラックをにらみ付けた
    「そうなんじゃ〜盗まれたんじゃ〜」
    「さっきは壊れたって言ってたじゃねーか」
    「そそそそれは・・・とにかくそこだけは駄目じゃ!」
    スラックは真剣な目で訴えていた そのあまりにも必至な姿を見てピピルがそうっと話しかけた
    「どうして駄目なんですか?確かに勝手に調べたのはお気に障ったかも知れませんが、そこまでして止めるなんて・・よほど重大なことでも?」

    グロスはなおもベッドをひっ掴み、その下を調べようとしていた スラックはグロスにしがみつき、悲鳴のように叫んだ
    「だから駄目だと言うておろうが!その下にある物を見たら・・・見たら・・」
    「うっせーな!この下に何か隠し研究室でもあるんだろ?」
    「(ぎくっ)何故それを・・・じゃない!何もない!」
    「え〜今『ぎくっ』てゆったじゃ〜ん」
    突然フィアロンがぼけーっとしたまま突っ込みを入れた スラックの冷や汗が一段と増えた

    「そ、その・・その下にある物を見たらお前達の命が危ないんじゃ!(出任せ)」
    グロスはびくっとして思わずベッドから手を離した
    ピピルも体を震わせ、主人公は後ろ歩きでベッドから離れ、フィアロンは相も変わらずぼーっとして何も反応しなかった
    「命が危ない?」
    主人公が思わず聞き返した
    「ええとその・・・そういうことなんじゃ・・・」
    「もし見てしまったらどうなってしまうんですか?」
    ピピルの問いにスラックは冷や汗をだらだら流しながら、震えた声で答えた
    「それはワシの口からは言えぬ・・・口にするのもおぞましい・・ただ、数年前その下にある物を見た者がそれっきり姿を消してしまった・・・とだけ話しておこう」
    グロスもベッドから離れた それっきり誰もベッドの下についてスラックに問おうとしなかった
    みんな顔がこわばっている フィアロンはあくびをしている

    主人公はふっと思いだし、スラックの方を向いて話を続けた
    「あ、そうだ。指輪盗まれてしまったんですよね?」
    「(良かった、ごまかせた・・・)ああ、うっかりしててのう・・」
    「何だよこの家防犯対策甘過ぎじゃねーか」
    「う、うるさい!」
    「俺ならなぁ、泥棒が入ろうもんならソッコーで取り押さえて皮剥いでやるぜ」
    その発言はちょっと笑えなかった グロスなら本当にやるかも知れない 寧ろ泥棒の身を案じたくなった
    「ちなみに、その指輪って何処にあったんですか?」
    ピピルの言葉にスラックからまた汗が噴き出してきた
    「それは秘密じゃ・・・・」

    その時どこかからガタガタという音が響いてきた
    とっさに全員が音の出所を探して辺りを見回した よく見るとフィアロンがいない
    「あ〜これちょうらい(頂戴、と言ってるらしい)」
    主人公・グロス・ピピル・スラックの4人は音と声のした倉庫の方に飛んでいった 何とフィアロンがおいてあるツボを片っ端からあさっていた
    「ぎゃああああああ!」
    スラックは絶叫した それは自分の家を物色された驚きではなく、嘘がばれてしまうと言う恐怖が形になったものだ
    「うおおい!フィアロンてめっ!何やってんだぁぁ!」
    グロスがフィアロンを取り押さえた
    「ここにあるケーキ食べてい〜い?」
    「何処にもケーキねえだろ!お前寝ぼけてるんだよ!!」
    どうやらお腹が空いたフィアロンが倉庫を台所と間違え、物色していたらしい
    「これちょうらい」
    そう言ってフィアロンは手に持ったものをひらひらと振り回す ピピルはフィアロンの持つものをぱしっと奪い取った
    「これお返しします、勝手に取っちゃってすいません」

    それは一枚の紙切れだった そしてこう書かれていた
    「指輪は頂いた 盗賊ディコス」


    「・・・ディコスぅ〜?」
    「確か街の人達が言ってましたね 変装の得意な泥棒だって」
    「道具屋さんが騒いでいましたっけ」
    「薬草取られただけで騒ぐ道具屋のおっさんもどーかと思うけどよ」
    「そうじゃ!ディコスの奴がワシの家に忍び込んだんじゃ!」
    スラックから汗が引いていた
    「覚えておるとも、3日前の事じゃったかの・・ワシが眠っていると物音がしての、起きたらそこに変なミラックルがいて、逃げ去っていく所を見たのじゃ・・」
    しかもやたら饒舌になっている
    「んだよ、そいつから指輪を取りかえさねぇと先に行けねーって事かよ、ちっ、面倒くせえ」
    舌打ちするグロス
    「ディコスは何処に行ったんでしょうか?」
    ディコス捜索の意を示すピピル
    「街の人達に訊こうか」
    それに乗る主人公
    「・・・ケーキは〜?」
    まだ寝ぼけているフィアロン
    (良かった・・・・ベッドの下見られなくて良かった)
    危機を乗り切ったスラック

    「じゃは僕たちはディコスを探しに行きます」
    「おお、道中気を付けるのじゃぞ」
    スラックは主人公達を見送った
    4人が去った後、スラックはそうっとベッドを動かした そこには下り階段が隠されていた

    数年前 スラック最愛の妻・エレンは掃除しているときにこれを見つけてしまった
    そして興味本位で階段を下りた彼女は、娘と共にスラックの前から姿を消してしまった・・・

    主人公は外にでてから、ふとこんな事を考えた
    「そう言えばあの階段の下を見た人って・・どんな恐ろしい目に遭ってしまったんだろう」


    隠されていた大量のエロ本を見てエレンは激怒し、スラックに往復ビンタをかまし、荷物をまとめ、家をでて行った
    スラック以外誰も知らない、あまりに哀しい物語である
引用返信/返信 削除キー/
■372 / inTopicNo.7)  Re[6]: BM 第1章 6:フィンクルの里東の洞窟と盗賊ディコス
□投稿者/ レイジ <マックルナイト(38回)>-(2005/01/10(Mon) 16:17:02/219.19.72.172)
    そして4人はディコスが逃げたという洞窟に向かった。
    「ケーキ食べたかったなぁ」まだ寝ぼけているフィアロンにグロスは「いつまで寝ぼけてんだよ!」と怒鳴った。
    「ふぁー!?」まだ少し寝ぼけていたようだがとりあえずケーキのことは言わなくなった。

    運良く敵に会わず、洞窟にたどり着くことが出来た。

    洞窟に入ってみると早速敵が出てきた。オークナイトとちくぼう2匹だった。
    「見たことねぇ奴等だな」とグロスがいっていると敵が攻撃を仕掛けてきた。
    ちくぼうAの攻撃!ピピルに4のダメージ!
    ちくぼうBの攻撃!主人公に3のダメージ!

    今度はこちらの攻撃。

    主人公の攻撃!ちくぼうBに4のダメージ!
    フィアロンの攻撃!ちくぼうBに2のダメージ!
    (そういえばフィアロンが攻撃するの初めて見たな…)と主人公が思っていると
    「そんなちょこちょこ攻撃してたらいつまでかかるかわかんね−だろ!」とグロスは叫び、ちくぼうAに切りかかった。
    会心の一撃!ちくぼうを一撃で倒した!「けっ!皮が剥げねーんじゃ倒しがいがないぜ!」この言葉で急に静かになった。

    4人はオークナイトが攻撃していないのを忘れて油断していた。
    オークナイトの攻撃!痛恨の一撃!グロスに10のダメージ!
    「うっ!」さすがのグロスもこれはきついようだ。

    「ヒールS!」ピピルがグロスのHPを回復させた。

    「前にこの洞窟の近くまで来たことがあってね。こいつらのことを調べてたんだよ。そこらの敵とは違って手強いから油断しない方がいいよ。」
    さすがに頭脳派レンクルと呼ばれるだけあって敵が攻撃し終わるのを待っていたようだ。

    次はこちらが先手を取った。

    主人公の攻撃!ちくぼうに3のダメージ!
    ピピルの攻撃!ちくぼうに2のダメージ!ちくぼうを倒した。

    「なぁフィアロン。君は黒魔法が使えるんでしょ、アイスSでもやってみてよ。」とピピルがいったがフィアロンが魔法を成功するだろうか。
    「わかったやってみる。」
    「アイスS!」
    オークナイトに9のダメージ!
    どうやら成功したようだ。
    グロスの攻撃!オークナイトに4のダメージ!オークナイトを倒した!

    なんとか勝てたがこのままあんなような戦闘ばかりだったら奥までたどり着くのは難しい。
    「敵が少ないときだけ戦って後は逃げよう」とピピルが言った。
    「逃げるだぁ?!そんなダサい真似出来るか!」グロスは反対のようだ。
    「戦いたくないよぉ」当然フィアロンは賛成。

    結局多かったら逃げることになったが、グロスは不満そうな顏をしている。

    進んでみると宝箱があり、中には皮の鎧が入っていた。
    グロスの防具がないのでグロスが装備することになった。

    その後戦闘は無くかなり奥まで来ることが出来た。

    階段を上がると牢屋に閉じ込められてるフィンクルがいた。

    「そこの宝箱の中にスイッチがあるからそれを押して。」
    「ポチッ」牢屋の鍵が開き、中からフィンクルが出てきた。
    「イテッ!」フィンクルが落とし穴にはまっていた。
    「落とし穴の場所を間違えちまったみたいだな…まぁいいか。」

    すると突然煙が出てきて何も見えなくなった。

    主人公の目の前にはミラックルが立っていた。
    「他の奴等は地下に閉じ込めてやったぜ。お前も聞いたことがあるだろう、俺が盗賊ディコスだ!」
    そして戦闘が始まった。
    ディコスの攻撃!主人公に3のダメージ!
    主人公の攻撃!ディコスに3のダメージ!
    すると4人の通ってきた方向からキャックルとマックル2人が走ってきた。
    「これでもくらえー!」いきなりキャックルが飛び掛ってきたと思ったらディコスに会心の一撃を与えていた。ディコスに11のダメージ!
    「なにやってんだ馬鹿ー!」
    「すみませんちょっとバランスを崩して…」
    「ったく!まぁいい、お前たちも戦え!」
    いきなり4対1になってしまった。

    その頃他の3人は…

    「痛いよぉ誰かこのロープ解いてよぉ」3人はロープで縛られていた。
    「落ち着いて。グロスはショートソードを持っていたね?それでロープを切ってくれ。」
    ピピルが冷静に判断し、3人とも自由になった。

    階段を上がると主人公が1人で4人と戦っていた。

    「フィアロン。複数に攻撃できる魔法は使えないかい?」
    「わかんなぁい。」
    「そうか…じゃぁまたアイスSをやって。」
    「うん。アイスS!」
    しかし出てきたのは氷ではなく稲妻だった。
    「サンダ−Sが使えるのかい?」
    「こんな魔法知らないよぉ」

    「ギャァァー!」ディコス軍団にダメージを与えディコスだけが残った。
    「ちきしょう…」とディコスがいいながら攻撃してきた。
    しかしディコスは弱っていて簡単に攻撃をかわすことが出来た。
    その後主人公が攻撃し、ディコスを倒すことが出来た。

    「ひゃぁ〜」情けない声を出しながら奥へ逃げていった。
    「追いかけるんだ!」4人が後を追うとごく普通の部屋があった。
    「助けてぇ〜」
    「だったら指輪を返しやがれ!」
    「あの指輪爆弾で壊しちゃった…」
    4人の頭にいろんなことが過ぎった。
    (何のためにここまできたんだ。 あの爺さんを説得して作ってもらえばよかった。 あのベットの下には何があったんだろう。)
    ディコスに近道を教えてもらいすぐに洞窟から出ることが出来た。

    スラックのところにいき事情を話した。
    「そんなことを言っても作ってやらんからな!ウェイダンに行きたかったら海を泳いでいけばいいだろ!」
    そういって追い出されてしまった。
    「どうしよう…」
    「宿に泊まろうよぉ」
    またここの宿に泊まることになった。
    (今日もいびきがうるさいのなぁ)そんな不安を抱きながら眠りについた。

引用返信/返信 削除キー/
■378 / inTopicNo.8)  BM 第1章 7:カラッカ地方脱出のカギは・・・。
□投稿者/ tickle(管理) <キング・オブ・マックル(126回)>-(2005/01/10(Mon) 19:26:05/203.136.171.98)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tyruster/0-Line/
       そんなこんなでスラックの指輪を手に入れられなかった主人公一行。昨夜はいびきと寝言、愚痴の連続で、まともに眠れたのはフィアロンとグロスだけだろうか。まぁ、彼らは彼らで、それなりのことをしたつもりなんだろうが。

       翌日。空は快晴に近い天気だった。もちろん仲間の雰囲気はかなり沈んでいたが。いや、そうでもないか。ピピルだけかもしれない。フィアロンは相変わらずケーキのことで頭がいっぱいだ(癖は簡単には治らないようだ)。グロスは海を泳いでも先に行く気満々なのだが・・・。
       はっきり言って、スラック爺(もう爺と呼んでいる)の言うとおり海峡を渡っていたら丸一週間泳ぎ続けることになる。それにこの海域は波が荒く、水が一部氷を張るほど冷たいので体力があって泳げるのは喧嘩屋グロスくらいしかない。ピピルも空を飛ぶことはできても丸一日飛んでいたら限界に達するのは目に見えている。スラックはもう作らんと言って聞かないだろうし、ディコスもものの見事に指輪を壊してくれたので、このままでは先に進めない。さて、どうするか。

       「だめだこりゃあ・・・。」とピピルが珍しく弱気な発言。
       「海を渡ればいいじゃねぇか」というグロスの提案は、もうみなうんとは言えなかった。たとえ、皮を剥がされたとしても。そのくらい、海の条件はきつかったのだ。
       何とか別の方法がないか探してみるが、つながっているのは海底トンネルだけ。やはり、どうしても最初に戻るのだ。
       どうしようもなく珍しくシーンとしていると、かなり珍しく、フィアロンからこんな言葉が飛び出した。

       「ねぇ・・・。ディコスは今頃何してるのかな・・・?」と。

       「なもん知るかよ・・。」とのグロスの答えに、ピピルは「あれ・・・。」と考えるのだった。
       ディコスのことなどどうでもいいから先に進める方法を考えろ、とグロスが少し怒り気味に言うと、フィアロンはふぁぁ・・・と言って「ケーキ、アメ、クッキー・・。」と完全に食べ物の世界へ。がくっとして考えていると、
       ピピルが突然「じゃあ、ディコスはなぜスラックの指輪を盗んだんでしょう?」と聞いてきた。
       「そりゃ海峡トンネルを通って、ウェイダンへ向かうのが目的だろうさ・・。何当たり前のことほざいてやがる」とはぁ?的な言い方でグロスが反論気味に答えると、ピピルは「そうなんです」と答えた。

       みな、質問の意味がまったくわからなかったし、自身、正直ピピルが考えようとしていることがワケが分からなかった。当たり前のことじゃないか。じゃあ何のために聞いたのか。彼には、何かしらの根拠があるように思えた。
       「とすると・・・。」とピピルが答えた。「ディコスたちも、私たちと同じ状況に今いるわけです。ディコスはミラックル、どんなにうまい手口の盗賊でも、この海を越えるのはたやすい事ではありません。きっと、他の逃げ道を探しているでしょう。ずっとここにいたら、いずれはカラッカの兵士に捕まりますからね。」
       「なるほど・・・。ということは、海底トンネルのほかにうまい逃げ道があれば、ここを脱出できるわけだ。」とまた珍しくグロスがまともなことを言った。そしてグロスは質問をピピルに突き刺した。

       「でも、そんな逃げ道が簡単に見つかると思うか? あの洞窟には、それらしいところはなかったはずだが。」
       「きっと、それが彼のやり方なんでしょう」と、ピピルが言った。「私たちに鍵が壊れたと言って海底トンネルを通れなくします。でもこれで海底トンネルを堂々と通ったら警備やスラックに見つかるでしょう。そこで、回り道をしてでもトンネルを通らないルートで脱出できるとしたら・・・。」
       「なるほど、俺らはトンネルを通ることはできず、警備からも逃れることができるし、ゆうゆうウェイダンへ行けるわけだな。盗賊仕事のことは周りに知られないわけだ。しかも最近はここの海域が荒く、船もロクに出せやしない。これでめでたく脱出と言うわけか。まったく、たいした盗賊だぜ」と、ディコスにお手上げと言った様子でグロスが答えた。

       「そうと決まれば出発だ。でもそんなところがあるとするとどこなんだ?」とグロスがピピルに聞き返した。
       「まぁ、おそらくは彼のいる洞窟が一番怪しいでしょうね。もう彼のアジト同然に使われていますから。」とピピルが答えた。

       でもちょっとここで不安もあった。ところで、なんでディコスは隠し通路なんて知ってると言えるのか? 口を挟んでみた。
       ピピルは「ディコスの手下が町に現れたのがつい最近のことだとフィンクルの里で報告されてますから。まぁ確証は持てませんが、かなりの確率で存在するでしょうね」ということだった。

       問題が解決の道へ進んだのがわかると、「よし、それならディコスの住む巣穴へ突っ込むぞっっ!! お前ら、さっさと準備せい!!」といつもの調子で(特にフィアロンに対して)言い放った。
       「え〜〜っ、もう行くのぉ〜〜。ケーキをもっと食べ・・・。」"バコン!!"
       フィアロンはまたまたグロスに連行された。「ほんとに剥いでやるぞ!!」と半ば脅し文句になりつつあるグロスの言葉に、一同はただ従うしかなかった・・・。

                               第1章  終わり
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