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Re[5]: BM 第2章 4:模様の謎と洞窟の出口に
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□投稿者/ レイジ <マックルナイト(59回)>-(2005/01/14(Fri) 22:53:06/219.19.72.172)
| 謎を解けば出られると言ったが、模様の意味が全くわからない。 「早く出たいよぉ暗いのは嫌だよぉ」 「気持ち−!キクー!」 フィアロンは弱音を吐き、グロスはかなりご機嫌で一緒に考えろと頼んでも全く反応しない。 仕方なく主人公とピピルで考えるが、何も思いつかない。
「‖があってその間に●があってその上に大きい☆があってその中に火の模様見たいのがあるけど…」 この謎にはピピルもお手上げのようだ。 「もうちょっとヒントがあれば良いのになぁ。」 「この周りの砂を退かせばもっと見つかるかもよ。」 主人公の言ったように退かしてみるが、 「何も無いね…」 「うん…」 そして何も2人は何も言わなくなったがピピルはキョロキョロしている。 「壁にも何も無いや…」そしてまた沈黙がしばらく続いた。
「早く出たいよぉもう先に行こうよぉ」と言って勝手に進みだしてしまった。 疲れていて足を引きずりながら歩いている。 フィアロンがある程度歩くと急にピピルの視線が鋭くなった。 フィアロンが歩いた後に床の色が違っているところがある。 ピピルが急いでその近くまで行き、色が違っている境目にそって砂を退かし始めた。
1周すると自分たちのいる近くだけ色が濃くなっていた。 「この模様の意味がわかったぞ!‖がこの通路で●がこの色が濃いところ、つまり現在位置だ!そしてこの先に☆があるんだ!きっとこの火の模様は☆の真中を燃やすんだよ!」 そういってピピルはさっさと奥へ行ってしまった。 主人公がグロスとフィアロンに説明し、ピピルの後を追った。
だがその奥には壁があり、☆も無かった。 「なんだよピピル!でたらめか?!」 「待って、何かあるはずだよ…」 ピピルがいろいろ探し回り、壁の下の床にも模様があった。
「☆があってその両隣には…なんだろこれ?岩?」 他の皆も見てみると7角形の模様があった。 「何だこれぇ?氷砂糖?」 まだお菓子のことが頭から離れないようだ。 その後ついに限界が来たのか、勝手に喋り始めた。 「わぁ。お菓子がいっぱいあるぅ。チョコもあるしアメもあるよぉ。」 「ケッ!1人で浮かれやがってよぉ!まぁいいか、俺もマッサージ機でも使ってるか。」 と言ってまた2人で謎を解くのをやめてしまった。 「この氷砂糖今まで食べた中で一番甘いよぉ。たべるぅ?」 「それだ!氷だよ!目の前の壁の隣の丸いところにアイスをするんだ!」 そう言ってフィアロンを起こし始めた。
「あぁ!!でっかいケーキがぁ!」 「ほらほら、この丸いところにアイスやったらまたお菓子出てくるから。」 「出てくるのぉ??よーし!アイスS!」 すると目の前の壁に☆の模様が浮かび上がった。 「もう一仕事だ。この壁にフレイムやってよ。そしたらさっきよりもっといっぱいお菓子が出てくるから。」 「そんな魔法やったこと無いよぉ。でもお菓子が出てくるならがんばるぞぉ!フレイムS!」
すると目の前の壁が開き、階段か現れ、上からは光が刺していた。 「出口だ!」 4人は走って上へ上がり、外へ出た。
するとそこは山のてっぺんに近い断崖絶壁だった。 向こう側の山にはディコスが見えた。 「よぉ!よくここまで来れたなぁ!でも遅かったな!ここは昔、俺の親父が使った。秘密の通路だったんだ。ウェイダンの宝を盗むために作ったらしい。さっきまで橋があったがもう落としたぜ!そこに導きの玉があるからそれで帰りな!俺からのプレゼントだ!」 そういってディコスは山を降りていった。
「遅かったか…導きの玉はちゃんとあったからとりあえず帰ろう…」 そうしてフィンクルの里に戻ってきた。 宿に行き、 「この前ここに泊まって里を出たときから何日たった?!」 「よぉ旅人さん!あれから2日は経ったぞ。」 「おなかすいた…お菓子は…?」 「ちきしょう!マッサージ機置いてきちまったぜ!どうせ宿で泊まるんだろ。俺はちょっくらちくぼうを探してくるぜ。」 グロスは里を出て行き、フィアロンは宿の食べ物が出てくると一瞬で席に座った。 主人公とピピルも席に着き、ご飯を食べ始めた。 「これからどうしよっか…」 「イカダでも作れたらなぁ」 「そうかイカダかぁ!グロスに作ってもらおう!」 イカダを作ってみることにし、食べ終わると2階で寝ることにした。 グロスも戻ってきて全員が眠った。 主人公が(またいびきと寝言で眠れないのかなぁ)と思っていると、 ピピルがやってきて 「これ、使いなよ。いびきや寝言にうなされてるんでしょ?」 と言って耳栓をくれた。 「ありがとう。これでゆっくり眠れるよ。」 ピピルのおかげでいびきと寝言にうなされずに寝ることが出来た。
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