Drip Circle
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■428 / )  Re[5]: BM 第2章 4:模様の謎と洞窟の出口に
□投稿者/ レイジ <マックルナイト(59回)>-(2005/01/14(Fri) 22:53:06/219.19.72.172)
    謎を解けば出られると言ったが、模様の意味が全くわからない。
    「早く出たいよぉ暗いのは嫌だよぉ」
    「気持ち−!キクー!」
    フィアロンは弱音を吐き、グロスはかなりご機嫌で一緒に考えろと頼んでも全く反応しない。
    仕方なく主人公とピピルで考えるが、何も思いつかない。

    「‖があってその間に●があってその上に大きい☆があってその中に火の模様見たいのがあるけど…」
    この謎にはピピルもお手上げのようだ。
    「もうちょっとヒントがあれば良いのになぁ。」
    「この周りの砂を退かせばもっと見つかるかもよ。」
    主人公の言ったように退かしてみるが、
    「何も無いね…」
    「うん…」
    そして何も2人は何も言わなくなったがピピルはキョロキョロしている。
    「壁にも何も無いや…」そしてまた沈黙がしばらく続いた。

    「早く出たいよぉもう先に行こうよぉ」と言って勝手に進みだしてしまった。
    疲れていて足を引きずりながら歩いている。
    フィアロンがある程度歩くと急にピピルの視線が鋭くなった。
    フィアロンが歩いた後に床の色が違っているところがある。
    ピピルが急いでその近くまで行き、色が違っている境目にそって砂を退かし始めた。

    1周すると自分たちのいる近くだけ色が濃くなっていた。
    「この模様の意味がわかったぞ!‖がこの通路で●がこの色が濃いところ、つまり現在位置だ!そしてこの先に☆があるんだ!きっとこの火の模様は☆の真中を燃やすんだよ!」
    そういってピピルはさっさと奥へ行ってしまった。
    主人公がグロスとフィアロンに説明し、ピピルの後を追った。

    だがその奥には壁があり、☆も無かった。
    「なんだよピピル!でたらめか?!」
    「待って、何かあるはずだよ…」
    ピピルがいろいろ探し回り、壁の下の床にも模様があった。

    「☆があってその両隣には…なんだろこれ?岩?」
    他の皆も見てみると7角形の模様があった。
    「何だこれぇ?氷砂糖?」
    まだお菓子のことが頭から離れないようだ。
    その後ついに限界が来たのか、勝手に喋り始めた。
    「わぁ。お菓子がいっぱいあるぅ。チョコもあるしアメもあるよぉ。」
    「ケッ!1人で浮かれやがってよぉ!まぁいいか、俺もマッサージ機でも使ってるか。」
    と言ってまた2人で謎を解くのをやめてしまった。
    「この氷砂糖今まで食べた中で一番甘いよぉ。たべるぅ?」
    「それだ!氷だよ!目の前の壁の隣の丸いところにアイスをするんだ!」
    そう言ってフィアロンを起こし始めた。

    「あぁ!!でっかいケーキがぁ!」
    「ほらほら、この丸いところにアイスやったらまたお菓子出てくるから。」
    「出てくるのぉ??よーし!アイスS!」
    すると目の前の壁に☆の模様が浮かび上がった。
    「もう一仕事だ。この壁にフレイムやってよ。そしたらさっきよりもっといっぱいお菓子が出てくるから。」
    「そんな魔法やったこと無いよぉ。でもお菓子が出てくるならがんばるぞぉ!フレイムS!」

    すると目の前の壁が開き、階段か現れ、上からは光が刺していた。
    「出口だ!」
    4人は走って上へ上がり、外へ出た。

    するとそこは山のてっぺんに近い断崖絶壁だった。
    向こう側の山にはディコスが見えた。
    「よぉ!よくここまで来れたなぁ!でも遅かったな!ここは昔、俺の親父が使った。秘密の通路だったんだ。ウェイダンの宝を盗むために作ったらしい。さっきまで橋があったがもう落としたぜ!そこに導きの玉があるからそれで帰りな!俺からのプレゼントだ!」
    そういってディコスは山を降りていった。

    「遅かったか…導きの玉はちゃんとあったからとりあえず帰ろう…」
    そうしてフィンクルの里に戻ってきた。
    宿に行き、
    「この前ここに泊まって里を出たときから何日たった?!」
    「よぉ旅人さん!あれから2日は経ったぞ。」
    「おなかすいた…お菓子は…?」
    「ちきしょう!マッサージ機置いてきちまったぜ!どうせ宿で泊まるんだろ。俺はちょっくらちくぼうを探してくるぜ。」
    グロスは里を出て行き、フィアロンは宿の食べ物が出てくると一瞬で席に座った。
    主人公とピピルも席に着き、ご飯を食べ始めた。
    「これからどうしよっか…」
    「イカダでも作れたらなぁ」
    「そうかイカダかぁ!グロスに作ってもらおう!」
    イカダを作ってみることにし、食べ終わると2階で寝ることにした。
    グロスも戻ってきて全員が眠った。
    主人公が(またいびきと寝言で眠れないのかなぁ)と思っていると、
    ピピルがやってきて
    「これ、使いなよ。いびきや寝言にうなされてるんでしょ?」
    と言って耳栓をくれた。
    「ありがとう。これでゆっくり眠れるよ。」
    ピピルのおかげでいびきと寝言にうなされずに寝ることが出来た。
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