| 「ねえ、どこ〜?」キャックがきょろきょろしながらディコスに聞く。 「ここだ。」ディコスは言いながら地面を調べ始めた。 「おいおい・・・」ミラクルはあきれ気味だ。 「ディコスが調べた場所は扉になっていて、中には階段があった。 「はいれよ。」ディコスが先頭で、中に入っていった。 ・・・ 「へえ。結構きれいだな。」ミラクル関心。 「ああ。親父がそういう魔法をかけたんだ。え〜っと・・・ベッドは・・・」 ディコスが寝るものを探し始めたので、他の三人は中央の机の周りで雑談を始めた。 「そういえばさあ、宿屋の店主、どうなっただろう?」キャックが二人に聞く。 「っていうかあれはなにしてたんだろうね。」フィンクも不思議そうだ。 「前はあんなのなかったんだけどな。」ディコスも話題に入る。 「明日調べてみよっか!」キャックが元気よく言う。 「じゃ、寝るか。」寝る用意もできた様だ。 「おやすみなさーい!!」キャックの大きな声と共に、部屋の電気が消えた。 何が待っているのかもしらずに。
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