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Re[13]: BM 第4章 13:決戦の前に…
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□投稿者/ レイジ <ブレイブ・マックルロード(161回)>-(2005/08/17(Wed) 15:01:24/219.19.72.172)
![](./icon/finkle.gif) | 「お、俺のトゲトゲソードがあぁぁぁ!!!!」 「…、いいじゃんグロス、まだ何も買ってないからお金はたくさんあるよ。 新しい武器を買おう。」 「うるせぇ!!誰が使ったかわかんねぇ武器なんて信用できるか! 今から武器の材料になりそうな敵をさがしてくる…。」 そういってグロスはまた塔の中へ走っていってしまった。 「材料って…。素手で大丈夫かな?皮剥ぎ用のナイフならあるだろうけど…。 まぁグロスなら無事に帰ってくるか。」 そうしてあとの5人はウェイダンに戻ることにした。 「まちなされ。この年寄りを魔物と戦わさせるきかね?みんなこっちにきなさい。」 皆何か言いたそうな顔をしながら老人に近寄った。 「ワープ!!」
「お前さん達には世話になっ…世話をしてやったな。恩返しとしてツムックを倒すんだぞ。 それから倒したらそのメガネをおくれ。どうせ使わないだろ。」 「わかった、わかった!」 ピピルは少しイライラしながら怒鳴って宿にいってしまった。 「まったく最近の若者は…。」 「俺もアジトに戻る。何かあったらまた来いよ。」 「じゃぁねぇ〜。」 そうしてディコスはアジト、主人公とフィアロンは宿に戻った。
「あ、きたきた。買い物に行こう。」 「わ〜い。おかし〜、キャンディ〜、アイス〜 。」 「お菓子は売ってないよ…。」 「えぇ〜 つまんないの〜。」 「いいから、いいから。フィアロンの装備も買ってあげるから。」 そうしてフィアロンを引っ張って武器屋にやってきた。
「いらっしゃい。」 「お!これにしよっ!!」 ピピルがフレイルを手にとった。 「それなら500Gだよ。」 「持ち金は…2000Gか…。ねぇもうちょっと安くならない?」 「それはキツイねぇ。こういう商売だとなかなかお客さんがいないんでね。」 「じゃぁフレイルとチェインメイルと石の盾の3つで1000Gでどう?」 「だめだめ!」 「じゃぁ樫の杖と木の帽子もつけて1200Gは?」 「わかったよ。大サービスだ!」 いきなり200Gも負けてもらっている。意外と趣味は買い物らしい。 「ここのはほとんど買っちゃったね。次いこ、次〜。」 「毎度あり〜。また来てくれよな!」
次とは言ったものの他に店は見当たらない。 「おかしいなぁ。ここにはもう1つ店があるハズなんだけどなぁ。」 「あっちは?」 フィアロンがさっきの店の右にある狭い道を指差している。 「あんなところに店なんて…。」 と言いながら一応奥にいってみた。 すると奥にはかぎの掛かった扉があった。 開けてみると…。 「・・魔術師ショップへようこそ。」 「あった…。」 そこには魔術師がつけられるものばかりだった。
「炎の杖だって〜。買って買って〜。」 「フィアロンがあんなの持ったら危なそうだな…。」 「買うけどとりあえず樫の杖で我慢してね。危ないから…。」 「なんでよ。いいじゃ〜ん。」 「後でお菓子あげるから。」 「ほんと!?わ〜い。」 フィアロンを説得(?)して、とりあえず炎の杖は主人公が持つことになったが、 「残りは800か…。ある程度は取っておきたいな。 ねぇ、炎の杖と魔術師のマントと黒のフードで400Gで売ってよ!」 「はいはいわかりましたよ…。久し振りのお客さんですからね…。」 「よし!」 「またのご来店をお待ちしております。」
「ピピルって買い物上手だね。」 「ん?ま〜ね。」 「おかしは〜?」 「ちょっとまってね。あ…無い…。」 「はい。」 「わ〜い。」 なぜか主人公が飴を持っていた。 「もしもの時のためにとっておいたんだけど…。まさかこんなところで使うとはね…。」 「ねぇ、早く買ったものちょうだいよぉ〜。」 宿に戻り買ったものを分けた。
主人公はチェインメイルと木の帽子、 ピピルはフレイルと石の盾、 フィアロンは樫の杖と魔術師のマント、黒のフードをそれぞれ装備した。 「グロスは自分で作るから大丈夫だね。今何してるのかな…。」
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