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■1701  Re[15]: BM 第6章 14:怪鳥 再び(ちょっと訂正)
□投稿者/ レイジ -(2005/09/29(Thu) 22:32:12)
    「村長だー!村長が帰ってきたぞ!」
    「おぉ〜!!!」
    村長を連れ帰った5人は大い歓迎された。
    「ありがとう!!」
    村人はすぐにお祝いの準備を始めた。
    料理の匂いがしてくると、フィアロンは鼻をぴくぴくさせて顔がにやけていた。

    準備が整い、これからお祝いを始めようとしたその時だった。
    「キイィィー!!!」
    「あれはもしかして…。」
    「あの時の…。」
    5人の思ったとおり、鉱山で見たあの怪鳥だった。
    「すっかり忘れてたな…。」
    「みんな!早く安全なところに逃げて!」
    村人達を安全なところに逃がし、5人は武器を構えた。
    怪鳥は羽を大きく羽ばたかせている。
    「あ!!」
    「フィアロン、どうしたの?」
    料理が危ないと悟ったフィアロンは風のごとく料理のところに走り、
    瞬く間に料理を安全なところに移動させた。
    食い意地のものすごく張ったフィアロンだからこそ成せる技(?)である。
    改めて武器を構える。
    構えたとたんに5人は吹き飛ばされてしまった。
    「わぁぁぁ〜。」
    5人は町の民家に叩き付けられた。
    「怪鳥はフィアロンを待ってくれなかったみたいだね…。」
    そんなことを言われてもフィアロンは何が起こったか良くわからないようだ。

    「うらぁぁ!!」
    「はぁぁ!!」
    そんなことをしているうちにグロスとディコスはすでに戦っている。
    「今度は心置きなくコイツをつかえるぜ!!」
    さっきはつかえなかった炎の剣でグロスは楽しそうに戦っている。
    ディコスは真・トゲトゲソードを借りて戦っている。
    「僕たちも行くよ!」
    「まってぇ。」
    主人公、ピピル、フィアロンの3人も2人のところに向かった。
    怪鳥は2人のパワーに圧倒されて反撃ができないようだ。
    「これなら援護は要らないね。フォースS!」
    「ハームS!」
    フィアロンは久し振りに魔法が成功したのでちょっと嬉しそうだ。
    5人の連携に怪鳥はあっけなく倒れてしまった。
    「物足りねぇな…。」
    グロスは不満そうだ。
    ディコスも何も言わなかったがちょっと物足りなそうな顔をしている。
    すると、主人公が何か光るものを見つけた。
    「なんだろうこれ…さっきの怪鳥が落としたみたいだけど。」
    「それは風霊石だ。火霊石と大してわからないから言わなくてもわかるな。」
    不満そうなグロスもウンチク(?)を言えてちょっと機嫌が良くなったようだ。

    「みなさん、本当にありがとうございます!」
    「いえいえ。」
    「ごちそごちそう〜。」
    フィアロンは光のごとく料理に直行した。
    後の4人も料理へ向かった。
    フィアロンがほとんど料理を平らげ、他の4人は満足に食べれなかった。

    「次はどこへ向かおう…。」
    「一番近い町はトロンだよ。」
    すると村長がやってきた。
    「それならこの近くの森にマックルエルフの集落があるようなのでそこへ向かってみてはどうでしょう?
    何か力を貸してくれるかもしれません。」
    「ありがとうございます。よし、出発しよう!」
    主人公とピピルは行く気満々だが、他の3人は乗り気ではないようだ。
    「眠いよぉ〜。」
    「物足りねぇんだよなぁ…。」
    「……。」
    「わかった、わかった。明日にしよう。」

    5人は宿へ向かった…。
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