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Re[6]: BM第7章 6:聖剣何処へ…
□投稿者/ レイジ -
(2006/02/20(Mon) 22:48:40)
http://reiji-room.hp.infoseek.co.jp/
目覚めた四人はさっそくシリークへ向かう準備をした。
「私たちも一応調べる、そのうちまた来るよい。」
「ありがとうございます。」
4人は一礼し、シリークへ向かった。
「うわぁ〜、魔物〜。」
「面倒だからガンガン呪文使って倒しちゃおう。」
そういうと主人公、フィアロン、ピピルの3人は呪文を唱え始める。
相変わらずフィアロンはあまり役に立たないのは我慢…。
その後も惜しまず呪文で戦い、シリークに付いた。
「ちょっと疲れたね…。」
「ディコスはなんにもしないし〜。」
「あの状況で魔物に突っ込んだらお前らにやられるだろ…。」
「ミラックルコーティングがあるから大丈夫だよ。」
「・・・。」
不機嫌なディコスを引きずって村長の元に向かった。
「おぉ〜、グロス〜。」
そこにはなかなか見られない真剣な表情のグロスと村長がいた。
「ん?なんでお前らがこんな所にいるんだ?」
「魔王を倒すための剣を探しに来たんだよ。」
「それならこの前村長に聞いたなぁ。」
すると村長が一冊の本を持ってきた。
「この本によると、どこかの王族が持っているみたいでなぁ、
おそらくカラッカ王だと思うのだが、そのような剣を授からなかったか?」
4人は顔見合わせて確認しあうが、当然だれも持っているわけが無い。
「もらったよ〜、ボロボロの木刀。」
「あの馬鹿王…。とっととカラッカ行くぞ!」
「待て待て、これを使いなさい。」
そういうと村長は2つのワープの霊水をくれた。
「これで行って、戻ってきなさい。」
4人はさっそくカラッカへ飛んだ。
カラッカに到着、カラッカ王のところへ飛び込んだ。
「おい!ばk…、王様。剣持ってねえか?」
「魔王を打ち倒すための聖剣です。」
「それなら渡したはずだが…。」
5人は荷物を1つ1つ調べるが、それらしきものは見つからなかった。
「やっぱりねぇぞ!」
「あれじゃ、あれ、お前さんたちが旅立つ時に渡したボロい剣じゃよ。」
「あれって木刀じゃ…。」
「違う違う、あれは先代のそのまた先代と、昔からカラッカ王家に伝わる聖剣じゃ。」
「あれ折ったよ〜。」
4人はフィアロンを睨みつけた。
久し振りにグロスに睨まれたフィアロンは腰を抜かしてしまった。
「あ、そっか、元から折れてたのを簡単に修復しただけだから無理も無い。
それに他に渡す武器も無かったのじゃ。
その後武具を用意してフィンクルの里に送ったんじゃ。貰ったじゃろう?」
みんなあきれてしまって文句を言う気にもならなかった。
「帰るよ…。」
そういってさっさとシリークに戻ってしまった。
「あんなボロ剣何に使うのかのぉ…。」
5人は早速村長の家へ向かった。
「そうか…、折れてしまったか。」
「どうすんだ?どうしようもねぇぞ?」
「それなりにしっかりした剣と、鉱物、聖なるものがあれば何とかなるかもしれん…。」
「なんだよ、その鉱物って?」
「ミスリルだ…。昔はそこの鉱山でたくさん掘れたが、
今はもうほとんどない…。あっても微量で使い物にならないのだ…。」
するとグロスが荷物をあさりだした。
「これのことか?」
グロスはフードの魔術師と戦ったとうで手に入れた鉱物を出した。
「お!おぉぉ!!凄い!まだこんなに大きいものがあったとは…。
剣だ、剣はないか?」
すると主人公がグロスに造ってもらった剣を差し出した。
「うん、いい剣だ。グロスが造ったのか?」
「・・・。」
始めてみるグロスの照れくさそうな顔、みんなが珍しいものを見るような目で見つめている。
「聖なるものってのはどうすんだ?」
「聖水を使うんだ。でもこれだけでは足りない。エルフのところにいいものがあるかもしれん、
探してきてくれ。」
「また戻るの…。」
「これをもっていけ。」
今度はワープの霊水と聖水をくれた。準備が良すぎる。
「じゃぁいこうか。」
聖水を振りまき急いで里に向かった。
「旅の者、帰ったな。しかし武器の事は何も分からなかった。」
「でも、いい薬の作り方分かった。」
5人は適当にうなずき、ソウリンのところへ走った。
「旅の者、慌ててどうした。」
ある程度落ち着いてから事情を話した。
「ふむふむ、それでお前たち、剣を清めるもの探しに来たとな。」
「そうです。」
「あるぞ、あるぞ。本を探してたら見つけた薬。ほれ。」
「ありがとうございます。じゃぁグロス…。」
気付けばすでにグロスは作業中。
「でもこれで本当に聖剣なんて出来るのかな…。」
記事No.1789 のレス /過去ログ6より /
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