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■825  Re[9]: BM 第4章 10:ノイの証言
□投稿者/ レイジ -(2005/07/24(Sun) 21:55:18)
    「それに何か変なんだ。大臣は何も言ってなかったのにある日突然ツムック変わったんだ…。
    あいつは何か隠している…。」
    「でもそれを探るにしても街の人は何もいってくれないし、城には所々鍵が掛かっていて、
    調べられる場所が限られている…。あの鍵さえ開けられれば…。」
    それから2人はしばらく黙ってしまった。するとノイが、
    「そういえばこの前、道具やの後ろにコソコソと走っていったミラックルがいて
    追ってみたんだけど、どこにもいなかったんだ…。手に何か持っていた気がする…。」
    主人公とフィアロンの頭にはディコスが過ぎった。
    するとフィアロンは
    「道具やの後ろだね?よし行ってみよう。」
    と言って主人公を引きずって街へ走っていった。

    「ここだ。」
    道具屋の後ろの奥には怪しげな地面があった。
    そこにある草を除けると、扉のようなものが出てきた。
    「入ってみよう…。」
    扉を開け、階段を下りると、そこには小さな部屋があり、
    椅子には後姿でもわかる大きな額の傷のあるミラックルが座っていた。
    「君はやっぱり…。」
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