コトブキヤ 1/7 木ノ下貴子 水着Ver.
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約2年振り、3体目の製作。
ご存知の通り、既に完成品も販売されましたが(現在絶版)、PVCの宿命故に夏の暑さで前のめりにヘタるのを見ると、やっぱりキットが一番だなぁ・・・。
主な工作は過去2体と全く同じ。
水着のラインで上半身分割するのも、両腕の接合部にエポキシパテ巻くのもそのまま踏襲してます。
3体目ともなれば、分割した上半身の摺り合わせも早いもんです。
そして更なる追加工作として、左側のこめかみにあるヘアピンは定番の金属加工で置き換え。
元のモールドが結構曖昧なので、これは何とかしなくてはと思っていても当時は何も出来なかった部分だけに、これは今回の課題の一つでした。
光り物の追加工作としてはもう一箇所、両耳のピアスも削り取って塗装後にネイルアート用のパーツを貼り付けてます。
塗装はやっぱり、あの水着の柄が最大の鬼門。
まずベースカラーのコバルトを吹いたら、この後何度もマスキングを繰り返すので(以前最終段階で剥がれた事故がありました)、乾燥後マスキングフィルムをしつこい位にペタペタやって塗装面の耐久チェック。
前作はマスキングテープの切断面が毛羽立って失敗したので、水着なっちゃんの時に試用したマスキングフィルムとくるくるカッター、そして一部マスキングゾルを併用してやってみましたが、何せマスキングが錯綜するのでどこまで塗ったかを把握するのが大変です。
結局、今回も何箇所か端折ってますし・・・。
過去2体も付属のベースパーツを使わず色々やってますが、今回はより涼しげな雰囲気を狙って、ハンズで売っていたガラスタイルを加工。
見ての通り、効果抜群?な反面、穴開け加工はメチャクチャ大変でして、リューターに市販のダイヤモンドドリル付けて、加工面にスポイトで水垂らしながらガリガリと半日近く戯れておりました。
(後日調べた所、ガラスの穴開けは専門技術が要るそうです)
ベースとの固定は1mm&2mmのステンレス線ですが、どうせ丸見えになるんだからとバフ掛けして鏡面仕上げした所、意外に目立たなくなったんで良かった良かった。