ATOMIC-BOM オリジナル自転車と女の子 (自転車編その1)
タイア&ホイール編
オリジナルはこの通り、タイアとホイールが1パーツ成型。
ホイールのセンターがキチンと出ている等、精度は前作のメッセンジャーガール同様素晴らしいクオリティです。
良く見るとリムに1箇所凹んでいる所がありますが、コレはエアバルブが付く部分。
suzu氏曰く、拘る方はココにエアバルブを追加工作して下さい、と言う事だそうです。
基本工作?として、まずはタイアの置換から。
さぁ行ってみようかーっ!
オリジナルはこの通り、タイアとホイールが1パーツ成型。
ホイールのセンターがキチンと出ている等、精度は前作のメッセンジャーガール同様素晴らしいクオリティです。
良く見るとリムに1箇所凹んでいる所がありますが、コレはエアバルブが付く部分。
suzu氏曰く、拘る方はココにエアバルブを追加工作して下さい、と言う事だそうです。
基本工作?として、まずはタイアの置換から。
さぁ行ってみようかーっ!
元あったタイアのモールドをリューター&棒ヤスリで削り落とし、更に断面を半円状に抉ったのが写真右側の状態。
これだけ書くと前回と変わりない様に見えますが、前作と比べてホイールが細身につき、慎重にやらないとパーツ破損の憂き目を見るのでご注意を。
ってこんなん真似する酔狂なヤツおるんかな・・・
削り取ったタイアは、市販のOリングを嵌め込んで置き換えます。
メッセンジャーガールのと比べてホイールが細いので、Oリングも細い物をチョイス。
黒色以外のOリングは無いかな、とあちこち探し回ったのですが、適当なサイズの物が見つからなかったので今回もタイアは黒色となりました。
アクスルシャフトを通すセンター部分も置換工作。
今回はテーパーが付いているのでちょっとばかり手間が掛かります。
旋盤があればこんなモン速攻で出来るのですが持っている訳が無いので(泣)、真鍮パイプをハンダで組み合わせた後にリューター&棒ヤスリで所望の形に持って行きます。
し、しかも後輪用はこの後作り直したりして・・・。
ホイールの塗装、当初は公式作例に倣って木目調にしようかとも考えましたが、諸般の事情でやっぱりカーボン調に(^^ゞ
よってカーボンデカールを貼る事と相成る訳ですが、デカールを切り出す際は面倒でも型紙を起こすのがポイントです。
(何せこのデカールが高いのです)
何故高いかと言いますと、実はこのデカールカルトグラフ製でして、その為に普通のデカール軟化剤の効きが今一つ宜しくありません。
私の知る限り、カルトグラフに唯一太刀打ち出来るのはモデラーズのデカールフィットなのですが、今や入手は不可能に。
そこで何か代わりの物は・・・と探し出したのがトロンのデカール軟化剤。
(有名なタイア用ではなく、デカール用です)
効き目は勿論、塗った途端に効果が実感できる即効性は惚れ惚れするモノがありますが、普通のデカールに使うと(たぶん)見るも無残な結果になるので、初心者お断りの危険な一品かも知れません。
でもコレ、使いこなせれば最高の逸品なんだな。
スポークとリムでそれぞれ織り目の方向を変えてデカールを貼り、十分乾燥させた後にオートクリアでコーティング。
エアバルブを組み込んだ後に、320番のペーパーを当てて艶を落としたタイアを嵌め込んでタイア&ホイールは完成となります。
パーツがかなり細身なので前作よりもハイリスクな工作となりますが、それでも「タイアがゴム」ってのは何物にも変え難いリアリティがあります。