「AIR」舞台探訪

−神尾家探訪編−



舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。


 ゲーム「AIR」には、未だ知られていない舞台が存在する。
 その中でも、「神尾家」のモデルとされる建物は、ネット上に幾たびか実在情報が見え隠れしながらも、我々はその場所を掴めずにいた。
 そんな折り、偶然にもとある方から実際に見た、という情報をいただいた。
 それは、なんと北海道の函館市にあるという。
 たまたま、京アニ版「Kanon」の舞台探訪でGWに北海道に行く計画を立てていた我々は、そのついでに函館を訪れる事にした。

 ゲーム「AIR」の発売から7年、そして我々が「AIR」の舞台を探し始めてから5年。長い時を待ち続けた我々に、今、一つの小さな奇跡が訪れる。
 彼女が待つ、その北の大地へ。

−「AIR」神尾家探訪編 地図−

 Googleマイマップ:ゲーム「AIR」マップ−函館−

 神尾家 −北海道函館市 大三坂−
 今回のメンバーは、私とQLAND氏というコンビ。
 函館まで航空機の直行便があるQLAND氏が先に到着して、新千歳に降りた私は後からスーパー北斗で夜になってから函館に到着。
 翌朝、市電に乗り、市内の大三坂を目指します。
 はたして、そこにあったのは…、

神尾家

 それは、本当に、神尾家でした。
 観鈴ちんの学校を探しに北九州まで行ったのが4年前。まさか、今度は北の地、北海道で観鈴ちん家に出会う事になるとは…。
 [地図で見てみる]

 実際には、ここは料理店です。
 http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000100287.html
 せっかくだから、ここでランチを食べて行きたい所なのだけれども、ランチの営業時間は12:00以降のため、本日夕方からの札幌での先約に間に合わなくなるので、涙を飲んで断念。

「せっかくラーメン・ライス食べたかったのにー!」
QLAND「…ここ、フレンチのお店だから」
「何ですと!?」
QLAND「その前はおそば屋さんだったみたいだけど。北海道新聞社の『函館の建築探訪』っていう本に“歴史的建造物”として載ってるからね。それを考えるとだね…」
「なるほど、つまりラーメン・ライスは無くとも『セミっぽい目玉焼き』ならあると!」
QLAND「オマエは人の話聞けよ!」

観鈴「ラーメン・ライスは無いんだって、残念だね、にははっ」

 ところで、ここが原作版「AIR」の背景のモデルとすると、もしかして京アニ版「AIR」の神尾家周辺の背景もこの辺にあるのかも? と思って周囲を30分ほど探索したけど、それらしき雰囲気は無し。
 そういうわけで、この探訪記のタイトルは「TV版『AIR』舞台探訪」ではなく、「原作版『AIR』舞台探訪」なのでした。

 以上で神尾家探訪は終了。
 しかし、北の国での奇跡はこれで終わらない。この後、函館を後にして札幌へ移動した我々の前に、再び奇跡が起きる。
 京アニ版「Kanon」舞台探訪−札幌編−、只今、まったりと作成中。乞うご期待。

 まさに、長年の夢が叶った旅でした。
 ネットでのウワサとしては聞いてたものの、実際に目の前にしてみると感無量でした。
 最後になりましたが、情報をいただいたK.N.さん、どうもありがとうございましたm(__)m