小説家セイラー日野さんの
怪物ヨット“ココリン” 西伊豆クルージングレポート

今年の夏に日野さんが、関東で活躍する「ココリン」に乗ってクルージングをしてきました。
「ココリン」といえばグレッグエリオット設計の16mモンスタースクーナー。ウッド、エポキシの堅牢なハルと回転する2本のカーボンマストを装備した純オフショアレーサーなのである。
「え〜っ、こんなスゴイ船でクルージングなんて〜...」と私なら思ってしまいそうなのですが、日野さんはけっこう楽しまれてきたようですね。
ちなみに、この「ココリン」来年のメルボルン〜大阪レースに出場予定だとのことです。

日野さんの紹介と作品はこちら


いつものように舵誌を眺めていたら、11月に、ニュージーランドへの、航海を計画中との記事が目に入った。
(なんだって!ニュージーランドだってー!と、言う事は、ニューカレドニアへ寄るんじゃーないのかなぁー?)
と言うのも、今書いている小説の中に、主人公が、ヨットでニューカレドニアへ行くシーンがある。
(これはいい!そのシーンを書くのに持って来いだ!)
そう思った私は、クルーを募集されている松永さんに、連絡を取った・・・。

しかし、2ヶ月かけて回航します。と言われ、私の認識不足を思い知らされた。
「えっ!・・・・そんなに掛かるんですか・・・」
(掛かるんではなくて、掛けるの!あちこち寄りながら行くんだからね・・・)
私の仕事も1ヶ月位なら何とかなるが、2ヶ月も休むとなると難しい・・・・。それも12月・・・トホホ。
まあ、まだ日にちも有るので、それまでに何とか、いい手を考えよう。と、思っていると、8月に小笠原へ行きますが、来ませんかとの事。
ホワイトホークの西村さんも、今年のハウステンボスレースは、行けそうに無い。と聞いていたので、小笠原まででも、イメージは、掴めるだろう。
そう思った私は、お願いいたしますと、返事をした。
<この時点で、こいつ(私)は、ニュージーランドまでの回航に、参加することを、あきらめとるな・・・(^_^;)>

後になって、メルボルンー大阪ダブルハンドレースの記事を見てみると、レースでも約1ヶ月掛かっている。
(これじゃー回航に2ヶ月かかるわけだよねー。1ヶ月も有れば、ゆっくりと回航できるのでは。と、思ってた私は、無知ですねぇー・・・)

で、8月になって、松永さんより、台風の影響もあり、浦賀から大島そして清水へのクルージングにと、変更します。と連絡が入った。

GILLのオイルスキンなどが欲しかった私は、東京に行った、ついでに、横浜にあるKAZIシープラザにも寄ろうと、早めに松山を出発、娘のいる、東京へと向かう。

秘密にしていた訳では無いけれど、ついでにと、ドイツで逢った二人の女性と5年振りの再会も予定に入れた。

松山から夜行バスで朝早く東京に着き、電車に乗り換えたが、あと3つ駅で、娘のいる近くの駅だと言う所で、電車が急停車。立っている人など、足を踏み出し、倒れそうに成るのをこらえている。
(おおー!東京の電車は、荒っぽいのー)なんて思っていたら、ホームに入っているのに、扉が開かない。(ん!?)変に思っていると、人身事故との車内アナウンス。(なんだってー!?)
扉も開かずに、20分位待たされた。しかし人身事故は、反対側のホームだと言う。
(反対側ならこちら側の電車は、関係ないじゃろうがー。走らんかい・・なにやっとんのー・・・)
暫くすると、定位置まで少し動いて、一応扉は開いたが、電車は動かず、結局合計63分も止まった。
不思議な事に誰一人と怒る事なく、騒ぎもせず、ただひたすら待っている。
(おかしい?・・・・。松山なら大騒ぎになっとるぞー・・・・。東京の人は、人身事故や、待つのに慣れとんかいのー?・・・)

教訓、東京の電車は時間通り走らないことがある・・・・。

やっとの思いで、娘のアパートに着いた次の日。
今日はシープラザで、買い物でーす。
GILLのオイルスキンやライフジャケット・ハーネス・サングラスなどを購入。
バッグも欲しかったけれど、思うものが無くて断念。
少しサービスしてくれた。ラッキー。
(オイルスキンは、通販ではなくて、試着してから買いたかった)
と言うわけで、1日目はショッピングを楽しみました。

二日目の今日は、夕方に、ドイツで偶然出会って友達になった、二人の女性と5年ぶりの再会です。
(メールと電話のやり取りは、時々していたけれど、5年も経つと若い女性は、変身しているんだろうなー・・・出逢っても、分からなかったらどうしょう・・・・)
ちなみに出逢った時、その女性二人は、大学生でした。

電車は時刻通り動いて、夕方、待ち合わせの場所に早めに着いた。
待ち合わせの場所で待っていると、一人の素敵な女性が、笑顔でこちらを見詰めながら早足で近づいてくる。
(ん?)目が合ってしまって、固まった。
<美人に見詰められる事なんて無いからねー>
(誰だろう?)
<誰だろうって、東京に、そんな美人の知り合いがおるんかいな?
待ち合わせの友人に、決まってますがな・・・>
「優美男さん、遅くなりましたー」
(私の名前を知っているなんて・・・ひょっとして・・・)
「ち、千晶さん?・・・」
「そうよ」
おどおどと、聞く私に微笑みながら答えてくれた。
「よく僕が分かりましたねー・・・」
「優美男さん、変わってないもの」
(あらまあ!お世辞だろうけれど、うれしいですねー。しかし千晶さん、あんたは、大変身してまっせ。私は、ぜーん然、分からなかった)
やはり、逢って、分からなかったらどうしょう。との、予感が見事に的中してしまった。
(祥子さんも分からないかも)なんて、心配をしていると。
祥子さんは、少し離れたところで、待っていると言うので、二人で話しながら、歩いていく。
少し離れた所で待っていた祥子さんを、千晶さんが声を掛けて呼んでくれた。
(おお!祥子さんが手を振ってくれたおかげで、迷わずよく分かった)
くりくりとした、その可愛い瞳が、昔のままで、面影が残っています。
二人とも、素敵なレディになって、親でもないのに、嬉しかった・・・。
3人で、レストランで食事をしながら、5年前にタイムスリップ。
楽しいひと時を過ごさせて頂き、本当にありがとうございました・・・・・。
またいつかどこかで、お逢いしましょう・・・・・。

横浜にあるKAZIのマリンショップ「シープラザ」 店内にはたくさんのマリングッズが所狭しと並べられていた。

さてさて、楽しかったショッピングや、素敵な再会いも終えて、ここからが、本来のクルージングレポートとなります。
よろしくお願い致します。

次の日。
本日の目覚めもよく、今日の夕方までにココリンの待つ浦賀へ行きます。が、初日の電車の事もあり、早めにアパートを出た。

案の定、と言おうか、やっぱり、落雷による停電で電車はストップ。
(でも、これは仕方ないですねー)
運良くホームで止まっていたので、(駅と駅の間で止まっている電車も有りました)
電車を乗換える事が出来ました。
なぜか、違う会社の電車は動いているらしい?
結局、2時間遅れで浦賀に到着した。
どうも東京の電車と相性が悪いようですねぇー。

夕方、ヴェラシスに到着。
ココリンに行くが、少し早すぎたようで、誰もいない。
周りの船が大きいせいか、53フイートのココリンも、それ程大きく見えない。
写真にも在るように前後に2本マストがある。前後の巾が40-50CMは在ろうかと思われる、まるで飛行機の翼みたいな、大きなカーボン製のローリングマスト・・・。
クルージング派の私は、いつ回せばいいのか、全く分かりませーん。
大きなブロックの付いた、ランナーを緩める装置も初めて見ました。
(ふーん。凄い船もあるもんじゃーのー)
唐津のWIN(43フイート)も、かなり過激なレーシング艇だけど、ココリンも、かなりのもんだナー。
なんて、感心しながら、ポンツーンで待っていたら、直ぐに、松永さんたちが、やって来たので、挨拶を交わして、ココリンに乗船した。

その夜は、私の歓迎会だと言って、お祝いをして頂きました。
ありがたいことです。
夜遅くまで、楽しい話が続き、その夜は、松永さんたちと一緒に、ココリンに泊めさせて頂きました。

マリーナヴェラシスで出港準備を整える「ココリン」 「ココリン」の後姿

ステアリングとミズンマスト。

マストはカーボン製でローテートするらしい。

「ココリン」の内部。
なんと全部で15枚のバルクヘッドが入っている。

松山を出る前に、ココリンに乗ったことの有る。と言う人から、ココリンはトイレも無い、過激なレーシング艇ですよー。と聞いて来た。
(えっ!・・・トイレも無いとな・・・)
トイレを使う事は無いとは思うけれど、使わないのと、使えないのとでは、大違い・・・。
で、次の日、船の中を案内してもらう時にすかさず、トイレの場所を見つけておいた。
在りました。ちゃんとスターンに、在りました。よかったねー。やはり無いと不便なので付けられたようです。

やがて、他の人達も全員が出揃って、出航の準備です。
船が、でかいと、セールも、でかくて重い。
力のない私は、へとへとじゃー・・・。
こんな大きな船は、UFO、そう、ニュージーランドまで行って、設計、製造をしたと言う、あのUFOです。
そのUFOのクルーに、佐藤さんと言う、ロボット、いや、アンドロイド、いやいや、本当は、ターミネーターかも。とにかく、ものすごく体がでかくて、力持ちの人が、居るのだけれど、その佐藤さんみたいな人でないと、レースの時のクルーは務まらないかも?
どの位、力が在るかと言うと、ハウステンボスレースで、私と二人で、やっとこさで運んで来た、WINのセールバッグを、佐藤さんは、片手で持ち上げた。
これには、二人で顔を見合わせ唖然として、開いた口が塞がらなかった。
(絶対に、人間じゃーないぞー)その時、私は、心底そう思ったものです。

出航準備を済ませ、浦賀はヴェラシスを出発。
浦賀水道を南下、大島へと向かいます。

書くのが遅くなったけれど、今回は、総勢7名での出発となりました。
物覚えの悪い私は、クルージングを楽しむ余裕もなく、名前を覚えるのに一苦労。

いままでは、オーナーと、2人が殆どなので、直ぐに名前を覚える事が出来た。
多くても3人までで、まぁー、たまには4人の時もあるけれど・・・。

しかし今回は、聞いたことの無い苗字が多くて、お手上げじゃー。
松永さんは、偶然にも私の書いた小説に出てくる苗字なので、一発で覚えた。
そして小渕さん。小渕さんは、総理大臣と同じ苗字なので、直ぐに覚えた。
しかし、森沢さん、稗田さん、横尾さん、金田(かねだ、ではなくて、かなだ)さん、この人達の、初めて聞く苗字に、頭はパニックじゃー・・・・。
恥を忍んで、苗字を何度も聞きに行く。
そう言えば、フランス人の12人家族の所へ遊びに行った時も名前を覚えるのが、大変だったなー・・・・。
(これは書くと長くなるのでパスしょう)

やっと苗字を覚えかけた頃、仕掛けておいたケンケンに、シイラがヒット。
吊り上げた途端に、体の色が、七変化するのには、驚いた。
稗田さんが、素早く三枚卸にしてくれた。が、釣れるまでは、あれ程、釣れるといいなー・・・。
なんて思っていたのに、いざ、捌くとなると、なんだか可哀相になった・・・。


7時間程で、早くも、大島の波浮港に到着。
港は、ヨットだらけでボートも多い。
この港は、槍付けが基本らしい。
当然ココリンもアンカーを打ち、50フイートは有ろうかと思われる、漁船の横に槍付けをして、到着を祝って乾杯。
横付けをさせて頂いた隣の魚船の、船長もいい人で、良かった。

ココリンから下船する時に、まず横抱きのこの漁船に乗り移り、この漁船から岸壁に飛び移る。
しかしこの漁船、でかいので、アンカーロープもよく効いている。
漁船を岸壁に引き寄せる為に、ロープを引くが、私の力では、なかなか、岸壁に寄ってくれない。
漁船のバウも高くて、飛び降りるのも大変!

暫くして隣の漁船に、その漁船の船長と、そのまた隣の漁船の船長が、二人で、やってきたので、松永さんがビールを手渡す。
ビールを飲みながら、松永さんたちと、暫く世間話。
二人とも、脱サラで漁師を始めたとのことだ。
それではと、帰る二人に手を振りながら、自分の夢を実現できて、よかったですねー。と、心から祝福をした。

その後、再び隣の漁船の船長が、やって来て、なにやら漁船の修理をした後、帰る時に、その隣に泊まっている、もう一回り、小さな漁船に乗り、その船から、岸壁に、飛び移るのを見た。
(おお!あれがいいではないか!)
私も、真似をしてみると、小さな漁船は、簡単に岸壁に引き寄せる事が出来て、殆ど飛び降りることなく岸壁に降りる事が出来た。
(ラッキー。いい事覚えたー)
しかしこの事が、後で大変な事になるとは、この時、夢にも思わなかった・・・・。

そして風呂に入るべく、「ほっとセンター波浮」にTEL。
なんと04992-4-2552にTELすると、無料バスが漁港まで送り迎えをしてくれる。
さすが、名観光地ですねー。すばらしい!!!


風呂を済ませ、夕食と成り、ココリンで、早速に稗田さんの作ってくれた、シイラの刺身を頂くとするが、横尾さんは、以前シイラを食べて、当たった事が有るらしくて、食べると言わない。
(えーっ!それは残念ですねー・・・。私は食べますよー。もし当たっても、お腹が痛くなるだけでしょうー・・・)
と言うわけで、シイラの刺身と、シイラのカルパッチョ、これはとても美味しくて皆からのリクエストで、もう一皿作ってくれました。
残りは、バター焼きと、稗田さんの料理人としての、本領発揮、隣の船長からの差し入れの魚も、美味しく料理してくれました。
とても美味しかったです。
稗田さん、ありがとうございます。
おかげで、話がはずみ、夜遅くまで話が進みました。


朝も天気が良くて、最高の目覚め。が、なにやら、隣のそのまた隣の、あの小さな漁船の船長が、その小さな漁船の舳先に立ち、座布団のようなスポンジを振りかざし、凄い剣幕で怒っている。
(ん?何事だろう)
かなり興奮しているらしくて、言葉が、ぐちゅぐちゅで、言っている事が分からない。
(あのスポンジが風で飛んだのを、僕たちのせいだと、勘違いしているのかなー)
なんて、のーん気な事を、思っていた。

漁船に横抱きはやめて、岸壁に横付けしよう。と言う事になり、私が、バウの舫を解くことになったのだが、あの船長が、岸壁で軽四に乗ったまま、こちらを睨んでいる。
(うーん。まずいなー。隣の漁船から岸壁に飛び移るしかないか)

やっとこさで、隣の漁船の重いロープを引き、舳先から岸壁へ飛び移った。
その時、岸壁の上に横たわるロープの向こう側へと思ったのだけれど、漁船が沖へ逃げるのと、高さのせいで、運良く?まさかの、ロープの上への着地となり、尻餅をついて仕舞った。

しかし、隣の、そのまた隣の船長は、私が、砂で滑ったと思ったらしくて、「砂があると滑るんだよー」と、凄い剣幕で、怒鳴る。
(いや、砂ではなくて、ロープなんだけど・・・)
でも、ロープを踏んで滑るなんて恥ずかしいので、砂で。の方がいいかなーなんて、怒鳴られながらも思ってた。
「あんたたちが、俺の船に砂を撒いていくから、俺が、あんたみたいに、滑るんだよー。分かったかー」
(朝、なにやら、怒っていたのは、それかー・・・)
「ごめんなさい。気がつかなかったもので。まことに申し訳ないことです。済みませんでした」
ただひたすら謝るが、一向に治まる気配がない。
(んー。弱ったなー)
「もう俺の船に乗るな。分かったかー船の名前も覚えたし、二度と俺の船に乗せんからなー」
(うわー。これは弱った。私のせいで、ココリンを始め、後から来るヨットの人達に、迷惑を掛けることに成ってしまった)
気が付かずに、済みませんでした。と、色々と、言い訳をするが、「もう二度と乗るな」と、言い残し、走り去っていった。
(私のせいで・・・)
松永さんが、気にしないようにと、慰めてくれたけれど、この出来事は、私の心に深く重い影を残す事となってしまった。
私は、隣の漁船の船長さんに、あの船長さんを怒らせて仕舞った事を話して、お詫びをしておきたかった。
しかし、松永さんの奥さんも乗船して、出発の時が来てしまい、とうとう二人の船長さんと、再び会う事もなく、波浮港を後にした。

波にゆられながら、凄い剣幕で怒鳴っている、船長さんの顔を思い浮かべながら、言葉を思い出す・・・・・。

「俺の船に乗るな」・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
(そうだ!怒っていたのは、砂ではなくて、勝手に船に乗ったからではないのだろうか?
単に船に乗るな。と言いにくくて、砂で滑るから、乗らないでくれ。と言ったのかも)
勿論、砂が付いてしまうのも嫌だと思う。
何故もっと早く気が付かなかったのだろう・・・・。
もっと早く気が付いていれば、言い方も有ったのに。残念・・・・・・・。

ヨット同士横抱きにした時、当たり前のように隣のヨットに乗って来た。
それは、横抱きを許可するということは、自分の船に乗ってもいいという暗黙の了解だし、明日は、わが身なのだから。
勿論、ヨットに乗るときは、靴を脱いだり、デッキ用のシューズに履き替える。
しかし今回、隣の漁船はともかく、その隣の漁船に許可は取っていなかった。
おまけに、漁船に靴を脱いで、裸足で乗るということなど思いも付かなかった。
漁船は汚いと思っていた訳ではないが、心の奥底では、そう思っていたのかも知れない。
自分が、あの船長だったら、勝手に他人に土足で乗って来られたら、嫌だと思う。

あの船長さんが、この文を読むとは思えませんが、本当に、ごめんなさい。
深く、お詫び申し上げます。

これからは、横抱きにして頂いた、ヨットの人達にも一応声を掛け、ヨット達を汚さないように、気を付けなくては・・・・・。
反省しきりの、石廊崎越えでした。

石廊崎から松崎までは風も良く吹いて、気持ちよいセーリングが楽しめました。
しかし松崎は他の船でいっぱいで、安良里港へと足をのばします。

とても静かで、港の人達もフレンドリーです。
いい関係を作ってくれた先人の人達に感謝。
波浮港での出来事を思い出しながら、私も、努力しなければと、心に誓う。

港で、5年掛けて木造艇を作った。と言う高木さんとお話をする。
とても綺麗で、中は喫茶店のようで居心地が良かった。
木造艇は手入れが大変だけれど、素敵ですねー。

次の日、清水折戸マリーナへは、3時間ほどで到着。
楽しかったクルージングも、あっという間に終ってしまった。

内なるパワーを秘めた、松永さん。
物静かな、松永さんの奥さん。
人は、何処から来て、何処へいくのか。と、哲学者のような、金田さん。
見かけによらず(すみません)、素晴らしく料理の上手な、稗田さん。
キラキラと輝く、硝子の様に繊細で、素敵なハートを、お持ちの、森沢さん
男は黙って仕事を、でも話の突っ込みは鋭く面白い、横尾さん。
何をしても、様になり、写真に収めたくなる、小渕さん。
皆さんに、迷惑を掛けてばかりの、私。
今回は、楽しいクルージングを本当にありがとうございました。

最後の締めくくりに、帰りの新幹線が、トンネルの中で59分止まった。
最後まで電車には泣かされました。
やれやれ・・・・・。

楽しい日々を、ありがとうございました。

横須賀のマリーナヴェラシスを出港 シイラがヒットし、後でおいしくいただきました。
大島波浮港はクルージングに来たヨットでいっぱい。 波浮港に係留する「ココリン」

石廊崎越え。

風が強くヒールしている。

今回お世話になった皆さんと記念写真