介護概論問題
問題141 高齢者の自立支援に関する次の記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。
1 失禁しやすいために外出を拒む高齢者の外出を支援するための一つの方法として,オムツの利用は有効である。
2 麻痺のある人の補助具は,機能障害を補い,行動範囲を拡大するのに有効である。
3 寝たきりの高齢者の失った機能に目を向けるのではなく,残っている機能を最大限活用するよう支援する。
4 何とか歩ける高齢者の転倒を予防するために,屋内で車いすを常用するように指導する。
5 認知症高齢者の日常生活の自立を促すため,調理,洗濯,買物などに主体的に参加できるよう支援する。
問題142 次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A B型肝炎の利用者が使用する食器は,使い捨てのものにする。
B 訪問介護員は,利用者の異常発生時に備え,主治医など医療機関との連携を密にしておく。
C 高齢者の脱水は,様々な疾患の発症や悪化の原因になる。
D 骨粗鬆症の原因の一つにカルシウム不足があげられるが,日本人のカルシウム摂取量は多いため問題はない。
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○
問題 143 次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 訪問介護計画のアセスメントに当たっては,利用者の介護ニーズの緊急性や優先度が考慮されなければならない。
B 訪問介護計画は,居宅サービス計画に沿って作成しなければならない。
C 訪問介護計画は,家族の意思や利益を優先したサービスを円滑に提供できるように作成しなければならない。
D 訪問介護計画に基づく介護過程の評価は,訪問介護のサービスの質を高めるために役立つ。
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
問題144 人工肛門のある人に対する訪問介議員の介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 泥状便になって装具(パウチ)から便が漏れ,皮膚がただれたため,水分の摂取量を半分に減らす。
B 「おなかが張る」と訴える人には,人工肛門部から市販の浣腸液を注入する。
C 入浴中に人工肛門開口部から湯が入るのを防ぐために装具(パウチ)を付ける。
D 人工肛門周囲の皮膚の清潔のためには,水と石けんを使って清潔にし,石けん分を拭き取った後,乾燥させる。
1 ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
問題145 次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 硫黄入りの沐浴剤は,老人性乾皮症の人には使用を避ける。
B 寝たきり状態で少量ずつ便失禁が続く人には,おむつ交換のときに温湯を使って清拭や洗浄を行う。
C 寝たきり状態で褥瘡がある人には,入浴は禁忌である。
D 取り外しのできる義歯は,口腔内に装着したまま,歯ブラシでブラッシングする。
1 ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
問題146 感染症の感染経路とその予防に関する次の組み合わせのうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A インフルエンザ―飛沫―手洗いとマスク着用
B 疥癬―接触―リネンの熱湯消毒
C O-157(腸管出血性大腸炎)―食物への付着―食物の加熱調理
D MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)―輸血―使い捨て手袋の使用
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
問題147 嚥下障害に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 体位工夫としては,体幹が後傾し,頚部を伸展した状態とする。
B 嚥下反射の弱い人には,冷水を浸した綿棒で舌などを刺激する訓練方法がある。
C むせやすい人の誤嚥予防のため,嚥下した直後に,大きな咳払いをしてもらう方法がある。
D 座位での食事介助中に食物をのどに詰まらせてしまった場合は,上体を前に屈ませ背中を強く叩く方法がある。
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × ○ × ×
問題148 次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 高齢者が寝たきりになる原因に,脳血管障害,大腿骨頚部骨折,脊椎圧迫性骨折などがある。
B 長期仰臥位の状態が続くと臀部に褥瘡が起こりやすい。
C 褥瘡の予防には,定時の体位変換とともに,栄養の管理,皮膚の清潔が重要である。
D 在宅で生活する高齢者の褥瘡を予防するマットは,介護保険制度を利用する1 割負担で購入できる。
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ○
問題149 コミュニケーションの特徴や介護方法に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 高齢で難聴になった場合,手話によるコミュニケーションが有効である。
B パーキンソン病患者の発語の特徴は,単調で抑揚のない話し方で,早口で話すこと等である。
C 認知症高齢者に正しい判断を要求する質問を繰り返し行うことは避ける。
D 何度も同じ話を繰り返す認知症高齢者に対して,同じ話を繰り返したらすぐに話題を変えるようにする。
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
問題 150 指定訪問介護事業所における次の常勤職員のうち,サービス提供責任者に選任できる要件として,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 社会福祉士
B 介護福祉士
C 介護支援専門員
D 訪問介護員養成研修の1 級課程の研修を修了した者
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ○
あなたは
人目の訪問者です。