直前10日間の気 持ちとは?



 今年も1月が参りました。時の流れって早いですね。
 さて、いよいよ国家試験も迫ってきました。何と言っても1年間の集大成です。数年前の今頃の私は、FP(ファイナンシャルプラ ンニング)技能士 の試験が控えているので、 焦りがピークに達していました…。。。
 このページは基本的に試験の10日前の皆さんの状況を意識して書いていますので、さっさと本題に入ります。
 実際に10日間なんてあっという間に過ぎてしまいます(ili゜ Д゜) そんなわけで、出来ることなんて高が知れていますので、敢えて新しい勉強を勧めるつもりもありません。それに追い 込まれて力を発揮できる 人、つまり逆 境に強い人なんて言うのは、極僅かです。実際に本番で発揮できる力は本来の実力の70%ほど。焦れば焦っただけ発揮できる力は少 なくなります((((;゜Д゜)))リ ラックスして本番に備え るのが良いでしょうね( ̄ー ̄)V
 今の時期に必要なのは、小手先のテクニックです!!150問もある試験ですので、いくら勉強したってわからない問題が10問く らいあって当然です。で も、その問題が解ければラッキーですよね。

 キタ━━━━ (゜∀゜)━━━━!!!!  

…と数年前までは、豪語しておりましたが、ここ数年の傾向として組み合わせ問題が消えてしまいました。まぁ確かに本来の国家試験 問題として、選択肢の構造 と消去法で解けるような問題は好ましくないわけですが。まぁ参考までに…。。。

1.選択肢の構造と消去法
 例えば次のような組み合わせ問題を例に挙げましょう。※あくまで例題ですので、こんな問題は絶対に出ませんよ(・ ∀・)ニヤニヤ
A 2012年7月24日より地上アナログ放送は終了する。
B 融雪剤として用いられることもある塩化カルシウム(calcium chloride)は、化学式 CaCl2 で示されるカルシウムの塩化物であり、CAS登録番号は10043-52-4。式量は110.98。4水和物、2水和物、2水和 物として存在する。
C 6×4=10
D 鳥インフルエンザは人間には絶対に感染しない。
E 預金の年利と預け入れ期間の積が72を超えた時の預金額は概ね元本の2倍となる(税引き前)。

 恐らく、全てがパッと答えれない問題が出題されるのが国家試験ですから、分からない問題も多いと思います。さて、今回の例題で は、AとCは簡単に分かり ますよね。ここからが絞るのが大変ですが、次に注目してほしいのが「言い切りの言葉」なんです。絶対と か、必ずとか…。こういった言葉の場合、比較的×の可能性が高いんですね。なぜか?なぜなのかよく分かりませんけどね。
 それと、似た者同士に気をつけてください。150問も問題があると、どこかしらに同じような出題があったりするんです。共通と 専門とか専門科目の違う科 目とか。。これは、もうラッキー問題としか言い用がありませんので確実に貰っちゃいましょうね。健康保険や年金と職業の関係が障 害者福祉論の事例で出題… ありえますよ!!
 ここまで絞ってもBとEのどちらが正しいのか分かりませんね。そんな時は、勘で選んで下さい。5分の1を直感で選択すると、正 解する確率は20%→4分 の1なら25%→3分の1なら33%…これが2択まれ絞れれば、正解確率は50%です♪どうしても分からない時には、運に頼るこ とも大切ですよ。
 
【ちなみに、今回の問題は5が正解でした!!]
A 誤り 地上アナログ放送の終了は2011年7月24日。
B 誤り 式量は110.98。2水和物、4水和物、6水和物として存在する。
C 誤り 6×4=24
D 誤り H5N1型のインフルエンザは、人間にも感染の可能性があります。
E 正しい 俗にいう「72の法則」ですね。

2.時間配分
 私の場合、模試の時には共通科目で20分、SW専門科目で20〜30分、PSW専門科目で30〜45分ゆとりを持って試験問題 を終えていましたが、実際 の試験では残り2分とかにようやく終わりました。これが模試と本番の違いですよね。本番で大切となってくるのは、その時間配分な んです。マークシートです ので、マークミスは許されませんし、自己採点もしないといけないので問題にもしっ かりチェックが必要。その上、受験番号を落としていると、その時点で1年後の勉強を始めなければいけません。
 では、どのように問題を解くのがよいのでしょうか?あくまで参考までに。
 
@ 分からない問題にチェックをつ けつつ、分かる問題だけ1 通り全て解く。(概ね30分)
A 飛ばした問題に気をつけつつ、マークシートを 塗っていく。 (10分)
B 一度目で分からなかった問題を再度考え、もう一度最後まで遣り通し、分からない問題に再度チェックを付ける。
C Aと同様の作業を行なう。
D BCをもう一度行なう。
E ここまで考えて分からないものはどーせ分から ないので、選択肢から解答 を導く
F 残り15分になったら、何でもいいからマーク シートを塗りつぶす
G 残り10分のうち、5分間を使い、問題とマークシートの番号をチェック。
H 受験番号、名前を再度チェックし、時間の許す限り、マークミスがないかチェックする。

 マークシートは小まめに塗っていった方がいいという人もいますが、それはセンター試験の数学のような問題での話。択 一試験の場合には、時間の 無駄を省く意味で、一通り問題をこなしてから、問題番号と照らし合わせて塗っていく方が安全です。飛ばした問題があれば、そこが 空欄になるわけですから、 空欄の次を塗る時に問題番号を確認しますしね。 
 それと、Fのような割り切りも大切ですよ。分からないものは分かりませんから!!最終的に10分くらい時間を残して、マーク シートのチェックを2.3回 しとけ ば、気持ちも安心ですしね。
 こんな作業を、一度やったことのある模試の問題なんかで練習してみると、本番は気が楽かもしれませんね。



 
(作成:2012/01/09)



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