10月9日、大阪・東淀川勤労者センターにおいて開催されました「第2回ゆうメイト全国交流会」に参加されたゆうメイトさんからの感想が届いています。
参加されたゆうメイトの仲間の皆さん。さらに感想をお寄せください。
岡山県から参加「白太郎」さん
私にとっては二回目になる参加でしたが、去年よりは大幅に参加者が増えていることにまず驚きました。
少しずつですがゆうメイトの輪が広がっている気がします。
はじめに成見暁子弁護士によるゆうメイトの権利に関する講義では私が日頃から疑問に抱いていた部分で、
今回のような機会がなければ簡単には知ることの出来ないような内容でした。本に書いてある文章を読むのと
は違い、弁護士さんのわかりやすい説明がとても勉強になりました。
今回、参加して一番良かったと思ったのが大阪の参加者による劇でした。岡山よりひどい大阪のゆうメイトの
立場がリアルに見ることができ、今後の参考になりました。
また、劇の中で、誤配達をしたら10円賃下げという不当な局側の決定にめげることなく、たった一人で戦い局側の決定をくつがえした話を聞き、私だったらたぶんあきらめているなぁと思いつつ、私たちゆうメイトにとってとても勇気づけられる内容であったと感じます。 このような劇はもっと他の人にも観てもらい、ゆうメイトの親睦を深めていければと思いました。 親睦交流会での三線(さんしん)の弾き語りや岡山のバンド演奏など去年に比べてもかなりパワーアップしていて楽しめました。 今回参加して、私の働く局以外のゆうメイトの置かれている現状を肌で知ることができ今後につなげていける内容だったと感じています。 みなさん、来年もぜひお会いしましょう!!
千葉県から参加「M」さん
とても参考になる話を聞くことができました。もっと全国のゆうメイトさ
んが集まって、当局の不当な行為にノーが言えるようになればいいと思います!
大阪府から参加「上海亭」さん
10/9
よく晴れた秋晴れの空の元、
”第2回 ゆうメイト全国交流会”が開催された。
私は前回の交流会も(途中からでは有るが)参加しており、
1年ぶりに同じ立場、同じ仕事をする”同士”と会える事を楽しみにしていた。
会場に入ると前回よりも多くの仲間がいた。
1年ぶりにお会いする、岡山のMさん、豊中のMさん、Aさん、城東のSさん、そしてIさん等の皆さん・・・etc。
始めにAさんからのご挨拶があり、
続いて第1部、成見弁護士が
「ゆうメイトは”法の網の目”から抜け落ちた存在・・・であり、
このまま”小泉の暴走”(郵政民営化)が侵攻すれば、民間労働者にも被害が及ぶのは確実である。」(スミマセン、はっきり覚えてませんm(_ _)m)
と言う旨の講演をされた。
(後で伺った所、私の職場のすぐ傍に事務所が有るのだとか・・・w(・o・)w)
休憩を挟んで、岡山・広島・千葉等のゆうメイトによるディスカッションや
交流会ホームページに寄せられたメール発表が行われたが、
メール発表の中で私が以前投稿したメールが読み上げられたのには
(「命知らずなこの俺も・・・」)流石に驚いたというか、恥ずかしかった・・・。
(Mさん一言言うてぇやぁ・・・別に怒ってへんけど・・・)}(--メ)
(周りからは「アンタのメールや!」とか「コレで一躍全国区や!」と散々からかわれた・・・。)
その後、”第2回 ゆうメイト全国交流会 アピール”が発表され
拍手の中採択された。
さて、いよいよ第2部。
懇親会。
コレの為に来たといっても過言でもないが。(><;)☆◯=(▼▼ )oバキ!
私は広島の方や千葉の方々と同席させていただいた。
成見弁護士の御友人の篠原弁護士による三線演奏演奏や岡山のバンドによる演奏、ジャーナリストの安田氏のお話が行われて楽しい一時を過ごした。
(バンドの演奏は思わず「俺にもやらせて〜」と飛び入りしたかった。
安田さん名札有難う御座いました。m(_ _)m)
そして最大の見世物(?)。
豊中局ゆうメイト有志による「爆笑 豊中ゆうメイト新喜劇!」(・・・)
しかし内容は至ってシリアス。
自分も身に抓まされるお話で、皆の悩みを体現したお話であった。
この後は、二次会・三次会へと行く人も現れたが、
交流会自体はコレにて終了。
皆で片づけをして、楽しい一時は終了した。
又明日から始まる激務に備えて・・・。
(私はSさんたちと二次会へ行きました・・・。次の日は辛かった(^^;;)
全体としては
実りの有るお話が多く、非常に盛り上がった会であった。
第1回交流会の倍の80人もの”同士”が集まり、全国には多くの
私と同じ辛い思いをする”同士”が居る事を改めて認識させられた。
遠くは長崎・千葉からの”同士”やご近所さんの”同士”。
それぞれに訳隔てなく悩みはあり、思う事も多くあると言う事がある、
状況打破の道は遠く険しいが、乗り越える努力を惜しまず、
メイトも職員も関係なく協力して行きたい、というのが私の感想である。
強いて問題点があるとすれば、
ホームページの”意見交換”の場にも、記載されていたが、
開催の時期が悪い、という事。(給料日前は流石に・・・)
其れと、こういう議論の場の特徴だが、
全体的に”暗い”雰囲気が漂う、という事。
何もコントや漫才をやるのではなく、
お話の端々にギャグを入れつつ、お話そのものはシリアスに、
というのがこういう集まりでのお話のある種”王道”であり、
引いては今後の参加者UPに繋がる、と思うのだが・・・。
(かつて、ある映画監督がDVDのオーディオコメンタリーの中で
「少しでも息を抜ける場面がないと、いい映画を見ていても
退屈してしてしまう。」と仰っていたが、講演会などでも同様に思える。)
以上、生意気な事も書いたが、
これが私の感想です。
有難う御座いました。
広島県から参加「マルスケ」さん
ご苦労さまです。10月9日に開催された交流会参加させていただきました。ありがとうございます。今 気温の変化で風邪をひいてしまいなかなかメールする事ができませんでした。この度 交流会に参加できたことでまず思ったことは 皆さん色々な意見を持たれているので圧倒されました、それに私の悩みなど小さなものだなと思っております。でも心に溜めるとつらいこともあるのでこれからも相談することがあるかもしれません。その節はよろしくです
岡山県から参加「橋田」さん
10月9日に行われた「第2回ゆうメイト全国交流会」に参加してまいりました。
今回は、僕は交流会運営サイドとしてこのイベントにたずさわり、おかげさまで全国のゆうメイトと横のつながりが増え、又、普段はあまり関わることのできない他の職場の雰囲気や問題点について、たくさんの話を聞ける機会にたちあえました。
やはり、郵政民営化に向けて、郵政公社が先行して行っているJPSがどこの局でも、労働者の負担になっているようで、又、たくさんの問題をかかえたままで導入されたスキル評価制度のほころびも各地で浮かび上がってきているようです。
低賃金と悪化する職場環境の中で、立場の弱いゆうメイトはどうやって権利を勝ち取っていくか?
今回の交流会を通して、僕は団結することの意義を感じたような気がします。
一人ひとりの不平不満の声は小さく弱く、いとも簡単につぶされてしまいがちですが、その小さい力を結集して「間違っていることを間違っている」と訴えるような空気を作っていけば、民営化かが決まった流れの中でも、雇用の確保と、職場の環境の改善に向かっていけると思います。
自分と同じようにゆうメイトとして働いている仲間が全国にいる、とても強いことだと思いました。
岡山県から参加「ながえき」さん
私は、倉敷郵便局で働いているながえきといいます。集配課で17年、郵便課で18年になります。
今回、岡山の東さんの案内で「ゆうメイト全国交流会」に参加しました。その感想を求められましたので、メールで報告します。
集配課にいた頃は、非常勤の方は、まだ各班に1名ぐらいで、職員の年休消化の為に雇用されていて、当時の私から見て年上のかたばかりでした。今思えば、そのうちのKさんは上からやめさせられました。遅刻などが理由ではなかったかと思いますが、外から見ておる状況でしたからハッキリした事はわかりません。
郵便課に替わってからは、ゆうメイトの方が年々増加し、最近の人員削減、連続深夜勤や、送達エリア拡大や、JPSの原単位などで、正規職員を超えるゆうメイトが働いています。
そんな中で、思いとしては、ゆうメイトの声を聞かねばと、一昨年私達の組合(郵政倉敷労組)の新年会に呼びかけました。30人ぐらいに案内しましたが来てもらえたのは1人でした。
もちろん執行委員会を通さない私の勝手な行動でした。あとから、二〜三人の方に話を聞いてみたら、「自分は参加したかったけど周りの事が気になった」と言っていました。そして、昨年は、ゆうメイトのF君が退職するというのでゆうメイト6名と私で送別会をしました。
組織としては取り組めていませんが、私の思いです。今の私にはゆうメイトの方を方向づけることは出来ません。
力量がないのが一番ですが 一緒の遊びが出来ないのです。郵倉労の川上委員長は「遊びの出来ないところに共同の運動はできない」
と言っていますがその通りだと思います。郵政職場も、派遣、パート、アルバイトの未組織労働者が過半数を超えました。
勤労世帯の収入は6年連続で下がり続け、1/6の世帯が年収200万円以下となっています。正規職員がこの現実を
どのように見て労働組合運動をするのか問われています。そういう、せっぱつまった中でのゆうメイト全国交流会参加でした。
倉敷で話の出来る二名の方に呼びかけそのうちAさんに参加してもらいました。
ゆうメイト全国交流会は、ゆうメイトの方が受付から司会、進行をするというゆうメイト主体の交流会でした。
集会は、成見暁子弁護士の「もっと知ろうよ ゆうメイトの権利」と題しての講演から始まりました。
成見さんは、弁護士になって4年目だそうですが、キラリとかがやいていました。講演の要旨ですが、ゆうメイトの法的地位は、公社法50条「国家公務員」=期間の定めがない雇用が原則、しかし、任期1日の日々雇用との矛盾。正規職員との労働条件の格差。正規職員の減少と非正規職員の増大。年功序列型賃金から能力、成果主義賃金。などについて話されました。
最後に、人間らしく働き生きる職場、社会をめざして、@不当な労働条件の切り下げ、解雇、雇い止めを許さない。A正規、非正規の均等待遇をめざす。B使用者に使い勝手の良い、労働者を使い捨てる労働法制を許さない。C正規、非正規の仲間と手をつないで。と結ばれました。
若いのに、素晴らしい弁護士さんだと感じました。
その次は、大阪、岡山、広島、千葉のゆうメイトによるパネルトークでした。そこで感じたのは、スキル評価、賃金決定に不満が多いと思いました。当然ですが。管理者、正規職員がゆうメイトの方とどのような思いで接しているか考えさせられました。
私の職場でも、陰で、「あんなゆうメイトはやめてもらって結構」という聞くに聞けない「言葉」を時に耳にします。
パネルトークでの実態は、正規職員に鋭く突き刺さった弓矢のようです。自らの差別意識を克服するために、大きな宿題を背負うことになりました。
そして、交流会のまとめとして、@不安定な雇用環境の中で、賃金、労働条件の悪化にものも言えず、そして、セクハラ、パワハラを受けても声をあげることも出来ない立場にある。A新たな賃金決定に納得がいかないという声、あいまいなスキル基準、いいかげんなスキル認定に声をあげよう。Bささいなミスをとりあげ気にくわないゆうメイトには雇い止めが行われている。民間パート労働者には解雇権乱用の法理が、公務員のゆうメイトには適用されない。公務非常勤にパート労働法を適用させよう。以上を確認しました。
以上で交流会1部を終了し、二部は、沖縄の唄演奏、人事評価の寸劇、若者のバンド演奏など盛りだくさんでした。
私もいつかは、今の1/3ぐらいの賃金で、どこかへ再就職すると思いますが、その時、身銭を切って集会に参加
する元気を持ち続けたいと思います。経済的に恵まれていた(そうではないですが)から運動できたでは、自分の思い
に反します。
これからも、ゆうメイトの方と接点を持ちながら、楽しいが一番を求めていきたいと思います。
その中で、いろいろな話が出来ればと思っています。 以上