キャラクター設定
《ユウの経緯》
ユウはもともとクマのぬいぐるみである少女の持ち物だった。
その少女は4、5歳くらいの優しくて明るい子だが、病弱だった。
ユウはその少女の誕生日プレゼントとしてその子の元に来た。
大事に大事にされよく遊び、ユウにとっても彼女にとってもすごく楽しい日々を過ごしていた。
しかし、その誕生日から約1年たったある日、その少女は重い病でとうとう亡くなってしまう。
その子のご両親は遺品を片付ける際、その子のいつも肌身離さずにいた黒いクマのぬいぐるみに彼女の面影を思い、どうしても捨てられず大切にしまわれていた。
しまわれ、その子の両親が亡くなり忘れ去られた後も暗い暗闇の中にユウはいた。
何年もの月日が経つにつれユウはだんだん少しづつ意思を持つようになる。
そして、暗く寂しい空間の中でユウは寂しい思いをし、いつかまた遊んでくれると信じてずっと待っていた。
しかし、約99年たったとき掃除で整理されて捨てられた。
だが、そのゴミ捨て場に捨てられた夜にちょうど99年たち付喪神になって人間の姿に化けることができるようになった。
ユウは人肌恋しくて独りが怖くて寂しくて自分と遊んでくれる誰かを・・自分を求めてくれる誰かを求めてさ迷う。
そしてユウに関する事件が起き、ある日たまたまあった亮はそれでも彼女の思い(寂しさや孤独)を理解し、
彼女を助けたい、救ってやりたいと思い、そして彼女を救って事件を解決する。
その後、ユウは亮を好いて彼と一緒に過ごし、遊んでもらうようになる。
(ここらへんは曖昧なので変わるかもしれません)
《その他設定》
ユウは普段、人前ではそのクマ並みの怪力や走力は見せずに隠している。
同様に人外である証のクマ耳を隠すためニット帽を被っている。しかし、よく観察すると時折ピクピク動いていたりする。
戦闘時は手首から先が変化して熊手になり、持ち前の怪力と走力で敵を殴り倒し、爪で切り裂く。
ただし彼女は戦いはあまり好きでは無い。
しかし、守りたいと思うことに対してどうしても戦わないと守れないときは躊躇いなく戦うことを選ぶ。
普段は亮のところに居候?している。
(ここらへんの設定はまだ曖昧でまた変わるからもしれません)
本来の姿(黒いクマのぬいぐるみ)に戻ることもでき、人間の姿と本来の姿を必要とあらば使い分ける。