今週のお知らせ2019年

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11月10日(日)は、品川健康センターで開催された、NTT東日本関東病院市民公開講座「女性の健康対策~思春期女子を持つ家族がしておくべき5つのコト~」に参加しました。

 この会は、関東病院が始めて行う市民公開講座なのだそうです。まず、NTT東日本関東病院看護部の看護師さん達のあいさつから始まり、産婦人科近藤一成主任医長の講演が行われました。

 講演内容は、乳がん、子宮頸がんのがんの話題、風疹について、生理のコントロール、避妊、性教育など女性特有の話題など、思春期の女子を持つ家庭の健康対策について多岐にわたり、わかりやすいお話しでした。特に子宮頸がんについては、HPVワクチンの重要性について、医学的ファクトに基づいてお話しされました。

 当クリニックも患者さんにHPVワクチン接種を強力に勧奨しています。毎週、当クリニックの呼びかけに応えて、HPVワクチンを接種し、子宮頸がんの脅威から身を守る患者さんが増えてきています。

 お子さまのいのちと未来を守るため、HPVワクチンを接種しましょう。
(2019.11.10)


多くの日本人の感情を逆なでする不愉快な出来事が続いています。特に日本マスコミを占拠している一部の特権的ニホン人どもの白を黒と言いくるめる、やりたい放題の言動に対する、民衆の不満と怒りは何時爆発してもおかしくないほど、鬱積して高まり、限界点に近づいてきています。

 正しいことを正しいといえる社会を取り戻さなければなりません。手遅れになる前に。
(2019.11.3)


輸入代理店から最終的な連絡があり、今期のフルミストは輸入されないことに決定しました。したがって、 2019-2020年はフルミストの接種はできません。フルミストを予約された患者さんは、今シーズンは、不活化ワクチンの接種を行ってください。当クリニックのインフルエンザワクチンの予約はワクチンが納入されるたびに、予約の枠を拡大しております。随時、チェックをお願いいたします。
(2019.10.27)


フルミストの製造が思わしくなく、最悪、今シーズンのフルミストの輸入が行われないという、情報も入ってきています(くわしくはこちらをお読みください)。

 まだ、最終的な決着はついておりませんが、状況は厳しいようです。フルミストを当クリニックで仮予約されている患者さんは、インフルエンザ不活化ワクチンの接種もお考えになった方がよいと思います。フルミストが輸入されるかどうか、最終的に決定したら、仮予約された患者さんには当クリニックから速やかにご連絡いたします。
(2019.10.20)



You Tubeに「鈴の木こどもクリニックチャンネル」を開設しました(こちらで見られます)。まだ、母と子どもの講演会の時の鈴の木こどもクリニックスタッフによる、アンパンマン体操しかアップしておりませんが、徐々に動画を増やしていく予定です。かかりつけの患者さんは楽しみにお待ちになってくださいね。
(2019.10.20)


令和元年品川区決算特別委員会総括質疑で、HPVワクチンの現状について、品川区の対応を質しました。HPVワクチンの積極的勧奨が停止されて、すでに6年が経ってしまいました(くわしくはこちら)。定期接種の対象であった、12歳から16歳の少女は18歳から22歳になりました。HPVワクチンの積極的勧奨の再開と、接種漏れになってしまう18歳から22歳の女性に対する、救済処置について質疑しました。

 HPVワクチンは現在も定期接種です。当クリニックでも医療関係者の保護者のお子さまを中心に、HPVワクチン接種希望者が少しずつ増えてきています。HPVワクチンは若い女性にとって、大切なワクチンです。偏った情報に惑わされず、子宮頸がんについて正しい知識を持ち、HPVワクチンを積極的に接種することを、当クリニックは、当クリニックを信頼されて来院されているかかりつけの患者さんに、心から訴えたいと思います。(2019.10.20)


インフルエンザワクチン接種が、2019年は急ピッチで進んでいます。一つは今シーズン、インフルエンザAの流行がすでに始まっていることと、そして何より大きいのが、ワクチンが薬問屋から順調に納入されていることです。インフルエンザワクチン接種をお考えの患者さんは、なるべく早い接種をお勧めします。
(2019.10.20)


10月2日(水)は昭和大学上條記念館で開催された、「昭和大学-東京都城南地域 難治性アレルギー・アナフィラキシー医療連携強化のための研究会 SUSTAIN」に参加しました。
 この会は、昭和大学が東京都から「アレルギー専門病院」に選出されたため、地域のアレルギー診療を強化する目的で、昭和大学の呼吸器・アレルギー内科と小児科の先生が講師となって、食物アレルギーについて地域の医師に講演を行うという趣旨なのだそうです。

 昭和大学呼吸器・アレルギー内科鈴木慎太郎講師が成人の食物アレルギーについてと、小児科今井孝成教授が小児の食物アレルギーの最近の知見について、お話しされました。鈴木講師によれば、大人の食物アレルギーはアニサキスが多いのだそうです。

 小児科の食物アレルギーについては、今井教授はアナフィラキシーを疑ったら、エピペンの時機を逸しない使用が重要だとお話しされました。今回の講演で、クリニックの診療に生かせそうなところは積極的に取り入れてまいります。(2019.10.13)


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五反田地区の保育園の保護者、東品川の三菱総研DCSの社員、川崎在住で品川、蒲田、中目黒近辺で行動していた20歳代の女性と、立て続けに麻疹が発生しています。

 麻疹はかかったことがあるか、ワクチンを受けていない限り、空気感染するため、確実に感染します。1歳過ぎにもかかわらず、MRワクチン未接種のお子さまがいたら、感染・発病するリスクが強いため、なるべく早く、ワクチン接種を強くお勧めします。

 また、保護者の方でも、もしも麻疹ワクチン未接種の方がいたら、なるべく任意接種としてワクチン接種をお考えください。場合によっては、風疹対策、風しん5期などの接種費用助成が利用できるかもしれません。MR接種をお考えの保護者の方は、一度お子さまの受診時に鈴木医師にご相談ください。(2019.10.13)


9月30日(月)、10月1日(火)、10月4日(金)は昭和大学医学部5年生の臨床実習にご協力いただき、ありがとうございました。今回、来院した医学生は2年前、医学部3年のときに当クリニックで臨床実習を行った医学生です。2年経って、医学の勉強と臨床研修を積んで、たくましくなって再訪してくれました。

 小児科は希望と未来の医学分野であること、医師とは他人のために尽くす職であること、その職務の中にこそ、素晴らしい生きがいと充実があること、口当たりのよい浮ついた偽善と美麗文句に惑わされず、自分の信じた正しい道を進むこと、などのお話をしました。彼の将来が幸あれと祈っています。(2019.10.13)


9月28日(土)は母と子どもの講演会を行いました。多数のご参加、ありがとうございました。
(2019.9.29)


9月22日(日)は、荏原医師会休日診療に出動しました。小児科外来は30名ほどで、それほど混み合うほどではありませんでしたが、インフルエンザAが同じ中学の生徒3名、小学生1名で陽性でした。すでに品川区でもインフルエンザAがじわじわと拡がっているようです。
(2019.9.22)


9月28日(土)は、「 第22回 鈴の木こどもクリニック-母と子どもの講演会」を、荏原保健センターで開催いたします。

 今回は、講演1として、「冬に流行る感染症」というタイトルで、済生会中央病院前小児科部長の韮澤眞理先生にお話しいただきます。インフルエンザを始め、 冬に流行る感染症について、平易に解説していただく予定です。

 講演2は、「危ない!子どもの事故」というタイトルで、小児科指導医・麻酔科標榜医の資格を持つ、保科しほ先生にお話しいただきます。保科先生は、PALSプロバイダーという救急の専門家の資格も持ち、子どもの事故の注意と対応について、お話しいただきます。

 講演3として、鈴木博クリニック長から、「2019年の品川区のワクチンについて」と「当クリニックの病児保育事業について」 お話しいたします。2019年度の品川区のワクチン事業の説明と、ワクチンについて大切なポイントについて解説いたします。 また、今期本格的に再開した、病児保育キッズベル品川の現在について、この間の実績をご報告いたします。

 実技講習会は看護師など鈴の木スタッフが、薬の飲ませ方、嘔吐物・下痢便の処理の仕方・AEDの使い方などについて、実際にサンプルや本物のAEDを使用して実習いたします。

 赤ちゃん連れも歓迎いたします。保育士など鈴の木スタッフがお世話をいたします。ぜひ、ご主人とご夫婦で、またママ友同士で、ご来場ください。
(2019.9.21)


9月20日(金)は東京都医師会館で開催された、「オリパラ東京大会に向けてのワクチン対策緊急会議」という東京内科医会、小児科医会の合同学術講演会に参加しました。

 講師は川崎医大小児科教授の中野貴司先生で、「国際イベントが続く日本、今後懸念される海外からの様々な感染症について~髄膜炎菌感染症、麻しん、風しん等~」というタイトルで、麻しん、風しん、髄膜炎菌感染症について、お話しされました。

 「一定期間、限定された地域において、同一目的で集合した多人数の集団」をマスギャザリングMass Gatheringとよび、しばしばこの集団の中で外部から持ち込まれた感染症の流行が発生するそうです。

 今回のラグビーワールドカップ、2020オリパラ東京大会でも、この感染症の発生を十分警戒しなければならないと、中野教授はお話しされました。特に、麻疹と侵襲性髄膜炎菌感染症は最も注意すべき感染症で、しかもワクチンで防げる病気なので、十分な啓発が必要ということでした。

 当クリニックでも、2020年オリパラに向けて、MRワクチン、メナクトラの接種をさらに患者さんに啓発、勧奨してまいります。
(2019.9.21)


9月9日(月)から、インフルエンザ不活化ワクチンの予約を始めました。(生ワクチン=フルミストの予約はすでに開始し、現在も続けています。)HPでも院内掲示でも、告知しています。今年はインフルエンザの立ち上がりが早そうです。ご希望の方は早めの予約をお願いいたします。また、今年から小学生、中学生のインフルエンザワクチン接種に1000円、区から補助が出ることになりました。併せて、ご確認をお願いいたします。
(2019.9.8)


9月3日(火)は品川区保育課が主催する、保育課職場企画研修「感染症への対応」の講師を務め、区立、私立保育園などの園長先生、看護師の方など163名の参加者に、保育所で流行する感染症に対する講演を行いました。

 これから流行の始まるインフルエンザやアデノウイルス感染症、RSウイルス感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症、水いぼやとびひに対する解説と保育園の対応について、お話しました。公演後の質問も活発で、時間がなかったため、ワクチンについてのお話を割愛せざるを得なかったことが、返す返すも残念でした。

 今後も機会があれば、いろいろ保育園の現場の方と講演や意見交換を行いたいと考えています。
(2019.9.4)


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8月31日(土)、9月1日(日)、福岡市福岡国際会議場で開催された第29回外来小児科学会に参加しました。

 食物アレルギーのシンポジウム、HPVワクチンの現状、授乳指導、ワクチン忌避の問題、服薬指導などの講演を聴講し、大変勉強になりました。
 いくつかはすぐにでもクリニックの診療にも応用できそうだと思われました。

 会場には全国から大勢の医師、看護師、保育士、受付スタッフが参集してきて、小児科を支える裾野は広いと感じました。来年は京都が会場なので、ぜひ当クリニックからもたくさんの発表を行いたいと思いました。
(2019.9.4)


溶連菌感染症がまた急激に増えてきています。たまたま見つかる溶連菌ではなく、明らかに症状を持つ「本物の」溶連菌感染症なので、きちんと抗生剤の服用が必要です。また、手足口病、ヘルパンギーナも流行しています。夏休みが近づいてきましたが、いろいろな感染症が流行っているので、健康管理に気をつけて日々を過ごしましょう。
(2019.7.7)


経鼻インフルエンザ生ワクチン、フルミストの予約を7月1日(月)から開始いたします。すでに当クリニックでフルミストの接種を行ったことがある希望者は、電話で予約をお受けします。当クリニックでのフルミスト接種が始めての患者さんは、まず鈴木医師の診察を受け、認可外ワクチンについての説明を受けてから、予約受付をいたします。一度、ご来院の上、ご相談ください。
(2019.6.30)


当クリニックキッズベル品川をご利用希望の、問い合わせが増えてきています。キッズベル品川のご利用には、事前登録が必要です。一度、ご来院の上、ご相談ください。
(2019.6.30)


6月13日(木)、14日(金)は昭和大学医学部3年地域医療実習のため、昭和大学医学部3年生が来院し、診療に立ち会いました。かかりつけの患者さんには、学生実習にご協力、ありがとうございました。

 医療の世界に足を踏み入れた若い医学生に、人に尽くす医療の現場、子育て支援を行う小児科の魅力、そして子どもの可愛さを体験してもらいました。今回の学生実習の経験が、彼にとって患者に尽くす良き医師となるための糧になることを期待したいと思います。
(2019.6.16)


6月6日(木)は荏原医師会代表として、「品川区自殺対策連絡協議会」に出席しました。この会合は、「追い詰められた末の死」である自殺を少しでも減らすために、各自治体で自殺対策計画を作ることになったので、品川区も医師会、警察署、消防署、児童相談所、産業労働関係、NPO、品川区各部署の代表が集まり、話し合いを行ったものです。

 特に、当クリニックは小児科医療機関のため、唯一自殺者が減少していない20歳未満の自殺について、見解を述べさせていただきました。自殺をすべて防ぐことは不可能ですが、生きることの支援を通じて自殺予防に取り組み、自殺する人を少しでも減らす政策は大変重要です。

 当クリニックも特に青少年の自殺予防について関係機関と連携し、引き続いて全力で取り組んでいくつもりです。(当クリニックの自殺対応についての詳細はこちら
(2019.6.9)


5月23日(木)は都立荏原病院で開催された、「第7回 荏原病院小児科医療連携の会」に参加しました。
 今回は、国立成育医療研究センター感染症科の宮入烈診療部長が「こどものかぜの診かた~薬剤耐性菌対策と抗菌剤の適正使用~」という内容の講演をされました。
 
 当クリニックは今までも抗菌剤の適正使用に努めてきました。今後も耐性菌の蔓延を防ぐため、子どもの将来を見据えた抗菌剤の適正使用を含めた、診療を行っていきたいと考えています。
(2019.5.26)


品川区議会議員に選出されて以来、クリニックにおける小児科診療の実践と、基礎自治体における子育て支援・小児医療施策の推進の両立に苦労してきましたが、(そして、かかりつけの患者さんに多大なご迷惑をおかけしてきましたが、)2019年7月から診療体制を一新して、新しいクリニックの活動を開始することにいたしました。

 まず、当クリニックは常勤1名、非常勤5名の小児科専門医を擁する、小児科専門の「小さな、子どものホスピタル」です。このマンパワーを最大限生かし切り、かかりつけの患者さんにいつでも来院し、診察を受けていただけるよう、2019年7月1日(月)より、月曜から土曜までフルの診療体制に拡充いたします。水曜も土曜午後も、いつでもかかりつけの患者さんのご来院を、スタッフ一同お待ちしています(くわしくはこちら)。

 第2に、かかりつけの患者さんを対象に、限定的にお預かりを再開していた病児保育キッズベル品川を、全面的に再開いたします(くわしくはこちら)。当クリニックはのべ3000人強のお子さまを保育看護してきた、実績を誇っています。2019年7月1日以降は、我がキッズベル品川も4つに増えた品川区の他の病児保育施設と同様のお預かりを再開します。(ただし、品川区の委託事業でないため、事業内容は若干異なります。)
 特に荏原中延に開設された、病児保育こころキッズケアとは連携し、活動していきます。

 第3に、6月1日(土)より、小児かかりつけ医の登録を始めます。これは、鈴の木こどもクリニックを「かかりつけ医」として患者さんに登録していただき、登録していただいた患者さんには、当クリニックはかかりつけ医療機関として、さまざまな健康管理、疾病管理を行う制度です。

 鈴の木こどもクリニックをかかりつけ医として選び、登録いただいた患者さんには、当クリニックは感謝を込めて最大限の対応を行わせていただきます。(かかりつけ医登録は1つの医療機関しか行うことはできません。他医をかかりつけに選んだ患者さんは、かかりつけ医療機関として、その医院にいろいろと対応していただけば良いでしょう)

 区政の方でも医療・子育て支援施策の推進を強化いたします。(区政での取り組みに関しては、区議ブログの方をご覧ください。)区政における医療・子育て支援施策の恩恵が、最大限、品川区民に還流するために全力を尽くします(クリニックの行政への政策要望は、こちらをご覧ください)。

 7月1日以降の鈴の木こどもクリニックの大変身に、かかりつけの患者さんは大いに期待していただき、その成果をご享受なさってください。
(2019.5.19)


5月19日(日)は荏原医師会休日診療に出動しました。9:00-17:00の日勤帯で、小児科は24人の受診がありました。1名水痘、1名手足口病、1名ぜんそく発作以外は胃腸炎と上気道炎がほとんどでした。内科の患者さんで1名、インフルエンザAが陽性だったようですが、全体的に落ち着いた外来でした。(2019.5.19)


「5月の診療予定表がHPにアップされていない」というお叱りの電話を、かかりつけの患者さんからいただきました。選挙の後の雑務が多く、「5月の診療予定表」の公開が遅れたことを深くお詫びいたします。5月4日に診療予定表を、こちらにアップしました。(2019.5.4)


4月21日(日)に執行された、品川区議会議員選挙で鈴木医師は2427票得票し、24位(定数40人)で再選されました。多くの患者さんに応援いただき、ありがとうございました。

 鈴の木こどもクリニックは「高質医療・子育て支援」の旗をさらに高く掲げて、<高い診療レベル、温かな子育て支援、力強い社会活動>をより一層、全力で邁進します。患者さんの声を区政に届けます。

 鈴の木こどもクリニックの今後の活動に、ご期待ください。
(2019.4.22)

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4月に入り、新しいスタッフが勤務に入っています。当クリニックは5月から漸次変身していく予定です。そのときに、新たな戦力となるように、張り切って研修を行っておりますので、ご期待ください。(2019.4.7)


3月28日(金)は、4月1日(月)から開設される中延の病児保育室(こころキッズケア)の担当看護師が当クリニックに研修にみえました。小児科外来の診療介助の実際、吸入、鼻吸引、食物負荷試験、乳児頭部超音波検査などの見学実習を行いました。

 当クリニックとキッズベルは、新しく始まる、こころキッズケアの病児保育事業が順調に進むよう、そしてたくさんの病気のお子さまをお預かりできる病児施設になるように、全力でサポートしていきたいと考えています。
(2019.3.31)


3月26日(火)は荏原医師会で開催された、風しん第5期定期接種の説明会に出席しました。現在、風疹が大流行しています。そのため、厚労省は流行の温床になっている30~50歳代の男性に免疫をつけるために、風しん第5期定期接種として、無料でワクチンを接種しようという計画のようです。

 医師会会場で、実際の接種業務を行う品川区の担当者の事業説明を聞くうちに、暗澹たる思いがこみ上げてきました。おそらくこの事業は、惨惨たる失敗に終わるだろうと強く思われたからです。


 
なぜなら、厚労省役人のこの事業に対する最大の関心が、30~50歳代男性にMRワクチンを行い、風疹麻疹感受性をいかに減らすかではなく、いかにMRワクチンが不足にならないで事業を円滑に行えるか、ということにあることが明白だからです。そのために、MRワクチンを接種しにくいように、二重にも三重にもバリアが設けられています。

20191月、世界保健機関(WHO)は、「2019年の世界の健康に関する10の脅威」を発表しました。その第8番に挙げられたのが、Vaccine Hesitancyです。WHOVaccine Hesitancyを、「ワクチン接種の機会が提供されているにもかかわらず、接種を先延ばしにしたり、拒否したりすること」と定義しました。

 そして、Vaccine Hesitancyの原因として、その3つのCを指摘し、3番目にConvenienceをあげました。Convenienceはワクチン接種の受けやすさ、ワクチン接種に対する障壁です。

 ワクチンを受けるために、抗体検査を保険診療に準じて行わなければならないこと、これはワクチン希望者にも接種医療機関にも、大きな負担になります。

 また、ワクチン接種を行う基準となる風疹抗体価が今までの風しん対策より低く設定されていること、
クーポン券なるものが登場し、これがないと検査が受けられないこと、しかもクーポン券は段階的に発送されること、など、いかにワクチンが不足しないか、びくびくしながら事業を行おうとしていることがまざまざと感じ取れます。

 しかも4月1日から風しん5期が始まるというのに、現場ではまだ何も決まっていないのです。クーポン券もいつ発送されるか、わかりません。今回の発送の対象にならなかった年齢層にいつクーポン券が発送されるかも決まっていないのです。
 したがって、4月1日に希望者がいても、検査も接種もできない状態です。いったい、厚労省の役人は本気で風しん根絶を考えているのでしょうか。このようなお粗末な予防接種行政はいつまで続くのでしょうか。


 この風しん第5期定期接種については、こちらで詳細に検討したので、ぜひご覧になってください。(2019.3.31)


3月20日(水)は、大崎中学校の第70回卒業式に参列しました。大崎中の卒業式に参加するのは初めてでしたが、84名の卒業生のなかには今も受診されている患者さん、むかし通っていたが今はご無沙汰な元患者さんなど顔見知りが多く、目であいさつしたり、しかとされたり、なかなか楽しい時間を過ごせました。

 みな、小さい頃の面影が残っていましたが、立派に成長していて、何かこちらも胸が熱くなってしまいました。長崎旅行や音楽コンクールの話など、在校生や卒業生の話には、部外者の私にはわからない話題も多かったのですが、子どもたちは自分の世界で成長しているのだなと、少し感動しました。そして、この子たちが成人になったときに、豊かな未来を提供できるかは、今を生きる大人の役目だと思います。

 卒業生も自分で未来を切り開いていかなければなりませんが、鈴の木こどもクリニックは必要とされるときはしっかり支える。そして、何よりも、彼らが豊かな未来をつかめるような環境を作っていくために献身していくことを、今一度決意しました。
(2019.3.24)


4月に向けて、鈴の木スタッフの入れ替えの時期になりました。看護師、保育士の新しいスタッフが研修を兼ねて、今月から勤務に入っています。まだ、業務に慣れていないため、ご不便をおかけしているかもしれませんが、ご寛恕のほど、お願いいたします。クリニックも開設20年になりました。今年夏にクリニックは大変身する予定です。いつも当クリニックを信頼して通われている、かかりつけの患者さんは楽しみにお待ちください。(2019.3.17)


区の次年度の予算を審議している予算特別委員会も、明日の総括質疑でほぼ終了します。長い間、クリニックの診察をお休みさせていただき、かかりつけの患者さんにはご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした。

 しかし、今回の区の予算はおたふくかぜの2回接種、成人の眼科検診、成人男性に対するMRワクチン無料接種(抗体検査必須)など、当クリニックのかねてからの要望が大幅に盛り込まれています。病児保育所も4月には4か所に倍増します。

 当クリニックは開設以来、高い診療レベル、温かな子育て支援、力強い社会活動を目指して活動してきました。今回の予算案は、その「力強い社会活動」の成果が少しずつ結実しつつあるように思われます。

 今後とも、「高質医療・子育て支援」の旗を高く掲げて、品川のお母さまとお子さまのために、全力で進んでいきたいと思っています。
(2019.3.17)


品川区医師会と荏原医師会の共催で品川医師会館で行われた、「第3回しながわ・えばら医学会」に参加しました。内科、小児科、外科、眼科など開業している医師と大学病院、基幹病院の医師がそれぞれ経験した症例、医学的研究について発表を行いました。ほとんど他科の発表でしたが、いろいろと勉強になりました。

 来年は当クリニックも臨床研究に取り組み、ぜひ、何か演題を出したいと思いました。
(2019.3.3)


麻疹がまた流行しています。今回は医学を否定する宗教団体の研修会に参加した子ども達から流行が広がりました。

 麻疹は空気感染します。同じ空間にいるだけで感染し、発病します。今回感染し、発病した人達のほとんどはワクチンを受けていませんでした(今回の流行について、「2018-19年の麻疹」を現在執筆中です)。今春、沖縄で麻疹が流行したときも、ワクチン未接種の人の間で流行が広がりました。

 ワクチンを受けないという行為は個人レベルの問題に止まらず、社会に大きな不安を与える事態を引き起こすことになること、そして結局こどもをネグレクトすることなるのだ、という厳然たる事実を、反ワクチン派の人達は自覚してほしいものです。(親にワクチンを受けさせてもらえなかった、アメリカ高校生の報道はこちら
(2019.2.17)

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子どもの虐待についての報道が止まりません。根本的な問題は、このような虐待を繰り返す親たちがどのような家庭環境で育ち、どのような教育を受けて今のような大人になったのか、その検証と対応策の研究です。場当たり、責任逃れの児相などの担当者も厳しく糾弾されなければなりませんが、そもそも愚かな親がいなければこのような悲劇は起こりません。

 児童相談所の対応を声高に批判することも必要ですが、このような愚かで凶暴な親が次々と生まれてくる背景の分析と親に対する対策こそ、最も緊喫の課題です。きれいごと、理想論ばかりで、実効性のある対応策を全く語ることのできない、現実を直視することも触れようともしない、子供を助けるつもりの全くない「教育評論家」の無の饒舌は何の役にも立ちません。

 当クリニックは2019年は、泥をかぶっても、綺麗ごとチンドンマスコミに攻撃されようとも、本当に子どもを救おうと行動する真摯な人達と手を繋ぎ、子どもたちを救うために懸命に模索していきたいと考えています。
(2019.2.10)


2月3日(日)は荏原医師会休日診療に出動しました。9:00-17:00の日勤帯で、小児科50人、内科を合わせて108人の受診がありました。ほとんどが、インフルエンザがらみで検査希望の患者さんでした。ちなみに先週1月27日(日)の日勤帯は113人だったので、受診者数はやや減少しています。

 今年に入ってからの、荏原医師会休日診療の受診者数は、1/4(14人)、1/6(121人)、1/13(183人)、1/14(192人)、1/20(186人)、1/27(156人)、2/3(138人)と、1/14をピークに減少に転じています。品川区のインフルエンザの流行はあと少しのようです。
(2019.2.3)


1月31日(木)は品川区役所で開催された、平成30年度品川区自殺対策連絡会に、荏原医師会代表として参加しました。この会は、高止まりが続く中高年男性の自殺、数は少ないものの増加している少年の自殺に対して、品川区の自殺対策計画を策定するために、各界代表、区役所内の各部署が一堂に会して話し合いを行うというものでした。

 保健所長の挨拶のあと、保健予防課長から品川区の自殺の現状と自殺予防事業についての説明があり、その後、徳丸享立正大学心理学部准教授の「自殺の現状と総合的対策の必要性」についての、講演がありました。

 その後、医師会、警察、消防、品川児童相談所、ハローワーク、東京都労働情報センター、中学、小学校長、荏原保健センター所長、子ども未来部などから情報提供がありました。当クリニックも地域の小児科医療機関の立場から自殺について見解を述べました。(報告内容はこちら

 自殺にはさまざまな要因が絡み合って起こるといわれています。今回、集まった各部署の人たちがしっかり連携して、「誰も自殺に追い込まれない社会の実現」が品川区で達成できることを望みます。また、当クリニックもそのために努力と協力を惜しみません。
(2019.2.3)


1月25日(金)は芳水小地階で開催された、大崎図書館分館オープニングセレモニーに参加しました。この分館は五反田に移転した、旧大崎図書館の継承施設として、新しく建設中の芳水小学校の地階に、広さ600㎡、蔵書児童図書3000点の規模で開館するものです。

 教育長の挨拶、来賓の祝辞、テープカットの後、開館前の館内を見学しました。まだ、書架は蔵書で埋まってはいませんでしたが、大崎の歴史を紹介するミニコーナーや絵本スペースなどもありました。

 大崎エリアには、御殿山小隣の大崎図書館、芳水小地階の大崎図書館分館、大崎駅西口のおおさきこども図書室(大崎駅西口図書取次施設)の3つの特色を持った図書館施設が並立し、いろいろ調べたり、読書をするには快適な環境が整ってきました。
館内の様子です 大崎紹介コーナーです 絵本スペースです

 図書館では、定例おはなし会、あかちゃんおはなし会、科学遊び教室など、いろいろな催しも行われています。お子さまと一緒に、図書館をいろいろと利用したいものですね。(2019.1.27)


の1週間で、インフルエンザAが急激に拡大しています。今年のインフルエンザは、AH1N1pdm09(新型といわれていたタイプ)で、親もみな罹り、家族全滅という例も多いです。去年の暮れから2回かかったという例も複数みられ、また、異常行動も薬を飲む飲まないのかかわらず、相変わらずわけのわからないことをぶつぶつ言っている、天井を見て笑った、というような例も、みられるようです。

 現場の実感では去年より、流行の勢いが強いように感じますが、東京都のインフルエンザ流行状況では、まだまだピークに達していない状況です。引き続き、うがい、手洗いを励行しましょう。感染情報に注意しましょう。
(2019.1.20)


1月9日(水)、新年教育懇談会がきゅりあんで開催されしました。この会は、品川区の小学校PTA、中学校PTA、義務教育学校PTAの役員の父兄の方と、各学校校長先生、教育委員会、文教委員会所属の区議会議員などが参加して行われる新年会です。

 教育委員会の関係者、何人かの校長先生とごあいさつし、お話しました。品川区は現在コミュニティスクールを展開し、校区教育協働委員会、学校支援地域本部などが立ち上げられ、PTAの役割が微妙になってきています。

 また、PTA活動そのものに参加を躊躇う保護者も多く、PTA活動は今大きな転換点を迎えていると思います。

 しかし、昔から続くPTAは、確かな学校の応援団であることは間違いないでしょう。子どもたちのために、PTA活動に参加されている父兄の方々と手を携えて、当クリニックも活動していけたらと思いました。
(2019.1.13)


品川区立保育園では、2018年12月4日から登園許可書を廃止し、区立小学校、幼稚園と同じ、登園届を提出することになりました(小学校は、書類を登校停止解除願いといいます。また、民営保育所では変更はありません)。

 12月4日以降、区立保育園に子供を通園させている保護者は、医療機関で登園許可を受けた後、自分で登園届を記載し、園児を登園させてよいことになりました。この変更は、登園許可書の発行、費用が医療機関によってはまちまちで、保護者に負担になっていることなどを配慮したものです。また、この件は当クリニックがたびたび区に要望してきたものでした。

 民営保育園も、今回の区立保育園の登園許可の扱いの変更を参考に、登園許可書の扱いをぜひ再検討していただくことを当クリニックは望みます。
(2019.1.13)


2019年、あけましておめでとうございます。いよいよ、平成最後の年、2019年が始まりました。あらゆる意味で、激動の予感のする、歴史的な分岐点になるかもしれない年ですね。

 ファクトに基づく正しい情報をしっかりと踏まえ、インチキメディアの流すフェイスニュースに騙されることなく、子ども、家族、祖国を守るために、賢く行動していきたいものですね。

 すでに、インフルエンザAの流行が始まっています。手洗い、うがいに心がけましょう。園、学校からのお知らせに注意しましょう。インフルエンザワクチンがまだ済んでいない、かかりつけの患者さんは接種を急いでください。当クリニックは、かかりつけの患者さんのために、いつでもインフルエンザワクチンが受けられる態勢を構築して、お待ちしています。
(2019.1.9)

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