[ Original Story ]

悪の組織「パニッシュ」


禍々しい鎌を持った黒衣の者「死神太子」が声を荒げる。

『この愚か者め！！勇者に負けておめおめと帰ってくるなどと・・・』



先の勇者との戦いで撤退した怪人「スケール・トーン」は狼狽えながらも発言する。

「も、申し訳ございません。しかしこの次は必ずや、あの勇者を・・・」

そう言いながらも怪人は予感していた。悪の組織「パニッシュ」に次は無いと言うことを。




少し空白の間の後、死神太子はゆっくりと口を開く。

『スケール・トーンよ・・・我ら悪の組織「パニッシュ」に次があるとでも思っているのか？』



怪人の予感は的中した。このまま、あの憎き勇者を倒せぬまま果てるのか？



その時、死神太子の奥にある宝玉が妖しく光る。



【死神太子よ。待つのだ。これより行う計画にこやつも加えてみてはどうだ？】

声の主はパニッシュを結成した首領、その方であった。



『こ、これは失礼しました。皆の者、心して聞くがいい』


・・・


首領から伝えられた言葉は意外なものであった。

チャンスは、まだある。
そう感じた怪人「スケール・トーン」は勇者を今度こそ倒すべく立ち上がったのであった。





悪の組織「パニッシュ」の逆襲が始まる。

スケール・トーン
勇者ラルフに復讐するため、最後のチャンスに望みをかける怪人。

怪人でありながら、骨のある奴と戦うことに誇りを感じている。
好きな言葉は「骨まで愛して」。

首領
世界征服をすべく、悪の組織「パニッシュ」を結成した張本人。

しかしその姿をみたものはごく僅かと言われている。

死神太子
首領の下、パニッシュの怪人達を指揮している司令。

怪人としての力も相当なもので、他の怪人とは一線を画している。

ヅノバット
口調がやや偏っている怪人。

狡猾な性格で、他の怪人を見下し、自分が怪人の中で一番強いと思っている。

熱鬼夢裸夢裸
灼熱の炎を扱う、見た目から暑さが伝わってきそうな怪人。

彼にとって力こそ全てであり、細かいことは気にせずに真っ向勝負で戦うアツイ怪人。

イーリス
悪の組織「パニッシュ」の紅一点。

高飛車な性格が玉に瑕だが、彼女の冷気の前では生半可な防御は通用しない。

戦闘員
怪人達にこきをつかわれ、勇者達に挑むも勝つことは望んでも叶わぬ願い。

悪の組織「パニッシュ」では現在、戦闘員を募集しています。世界征服をしたいそこのアナタ、是非パニッシュへ。

戦闘員・改
かつて「パニッシュ」が結成される前に存在していた、世界征服を企む悪の組織が作り出した最強にして最大の悪夢。

圧倒的な力を持ち、彼らの持つ「ELIMINATE DEVICE」の前では「如何なる者も消滅する他に道はない」
全部で８体が存在し、過去に封印されたと言われていた彼らが、今再び、目を覚ましたのは単なる偶然なのだろうか？

勇者ラルフ
悪の組織「パニッシュ」に勇敢にも立ち向かった若者

人々の笑顔のために、今日も「ブイ・スレイヤー」を片手に怪人と戦う。

アイシャ
勇者ラルフのパートナー

内に秘めた想いを胸に、今日も「ラルフ」と共に怪人と戦う。

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