Q&A 「はり・きゅう」と「自律神経免疫療法」





























































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Q1.『治療を受けたいが、どうしたらいいですか?』
A1.完全予約のため必ず事前に予約をとってください。当院では「自律神経免疫療法(福田−安保理論)」の他にオーソドックスな全身バランス調整と主訴を改善する、はり・きゅう治療を行っております。希望がある時はご相談ください。

Q2.『治療の時の服装はどうしたらいいですか?』
A2.はり・きゅう治療は全身状態の調整を肘から先、膝から先の重要穴を使い、辛さを訴えている局所周辺のツボも使います。肘、膝まで楽にまくれれば長袖、長ズボンでもOKですが、まくった時にきつくて周辺を圧迫してしまう衣類は脱いでいただい方がよいと思います。締め付けると効果が伝わりにくいという報告もあります。
 肩甲間部、背、腰周辺も楽に出れば0K、きつすぎる衣類は健康上も薦められません。ゆったりとした衣類が最適です。また髪の毛が肩に届くか、それ以上に伸びている方は束ねて頂けると首、肩のツボを取りやすいので助かります。

Q3『.何回通院したら治りますか?』
A3.同じ病名、病状でも、その重症度(深さ・ひろがり)によっても、また患者さんの体調によっても100人、100通りの快復経過がありますので一律にお伝えできません。
  安全・安心なはり・きゅう治療ですから効果をあせらず、きちっと積み重ねできれば必ず快方に向かいます。単純なコリ、痛みならば短期間で痛みが取れれば終了です。
  難病や未病治(病気になりにくい身体つくり)を目的に通院する時は週1回の治療と月に1回の血液検査(白血球像必須)で長期継続(体験でも最低3ヶ月以上=14回以上)をお勧めします。

Q4.『いま飲んでいる薬はすぐにやめた方がいいですか?』
A4.鍼灸師が薬についてお話する立場ではないので、特に自律神経免疫療法を希望して通院したい方は、出来るだけ福田−安保理論を理解している薬剤師さんやお医者さんに相談されることをお勧めします。
  病気によっては患者さんがご自分の勝手な判断で急に(突然)薬をやめたことによって大変に怖い目にあったと云う話しも聞きます。乱暴なことはしないで、はり・きゅう治療を継続して頂いた経過中に症状が軽減し、かかりつけ医の諸検査でも経過良好と認められるようになってから減薬や不要な薬の整理をかかりつけ医さんにお願いし出来るだけ薬に頼らなくても安心して毎日が送れるようになれるよう二人三脚で治療させていただきます。福田−安保理論の関連本を何度も読み返してご自身の情報量と判断力をつけていかれることも大切です。

Q5.『治療は何分かかりますか?』
A5.約30分〜40分くらいです。予約は40分ごとに、お一人づつ、お受けしています。自律神経免疫治療の方は初診時説明をしてからはじめますので初めての方は、それを含めて予約時間を設定させてもらいます。
 なお、素人の方ほど、長ければ長い治療時間ほど、そして強い刺激の治療が治りがよいのではないかと思い違いして、長く、強い刺激を希望する方が多く居られます。長い時間は疲労に、強い刺激は身体が抵抗し緊張を取ったり、ゆるめたりするのに効果が出にくいことを治療経験30年の実績で体験してきています。

Q6.『はりの消毒はどうしていますか?』
A6.消毒器としてはオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を設置していますが、はりは現在ディスポ鍼(使い捨ての鍼)を使っていますので消毒は周辺の道具(シャーレやピンセット等)の消毒に用いています。ディスポ鍼は人から人への感染ばかりでなく、キャリアの方にとっても他の方へ使うことがないので安心して頂けます。

Q7.『自律神経と免疫の研究会 会員の鍼灸院と一般の鍼灸院は何か違いがあるのですか?』
A7.一般の鍼灸院と云うか、従来の鍼灸院は治療の効果を判定するのに鍼灸師のスキンテスター(指先の感覚)と患者の訴え(良くなった、良くならない)で、と云うのが普通ではないかと思われます。自律神経免疫療法(福田−安保理論)を勉強・実践している鍼灸院では患者さんの免疫力(自然治癒力)を交感神経と副交感神経の割合(白血球像)を月に1回みることで数値でみていくことができます。継続治療(原則週1回)の効果判定にも白血球像をみていくことで数値で確認することができます。この数値で客観的に患者さんの体調と治療効果をみて、その都度説明させてもらうことで患者さんにも納得できる治療を受けていただけます。治療を納得・継続して受けていただけることで難病の方々にも免疫力アップの後押しが出来るようになり、多くの良い効果をあげられる「自律神経と免疫の研究会 会員」の鍼灸院が増えています。

Q8.『採血(白血球像)を何故 毎月採る必要があるんですか?』
A8.血液検査+白血球像(顆粒球とリンパ球など)の毎月のデータを並べていくと福田−安保理論で云うところの免疫力、東洋医学では自然治癒力をみて、治療を継続したことの効果や身体の中でおこっている恒常性が発揮されているか否かを比較していくことが出来ます。また、炎症がある時、体力が消耗している時などには顆粒球とリンパ球の割合がそれを教えてくれるのです。
福田−安保理論による自律神経免疫療法では「週に1〜2回の治療と毎月1回の採血(白血球像)」が大原則で、何かと やらない、やれない事情を並べる前に兎に角、実践すれば納得できますし、データ(最低3回以上)が揃ってくると患者さんの普段は気付かない身体の様子や経過が立体的に見えてきます。