本多忠勝が愛用した槍。身が2丈(6メートル)ほどある槍で、穂先にとまろうとしたトンボが真っ二つになったほどの切れ味を持つことからその異名がついたという。忠勝はこの豪槍を軽々と振り回すほどの膂力の持ち主であった。