紅茶(こうちゃ)を使った指示薬について
  
    
       
       @ 紅茶(こうちゃ)のパックを、お湯につける。 
       
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       A 葉の色素(しきそ)でお湯がうす茶色にそまる。 
       
                 
               できた紅茶(こうちゃ)の指示薬 
       
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       B いろいろな水溶液にかけて、色の変化を見る。 
       
      
         
        酸性の水溶液にかけた時 
        ↓
         うすい黄色
       
      
         
        中性の水溶液にかけた時 
        ↓
         うす茶色
       
      
         
        アルカリ性の水溶液にかけた時 
        ↓
         こげ茶色
       
       
       
          ※ 紅茶(こうちゃ)を指示薬とした場合、酸性と中性の色の変化は、上の写真ほど 
            はっきりとは見分けにくい。 
       
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       【このような色に変化する理由】 
       
        紅茶にはタンニンというものが含まれています。このタンニンには、テアフラビン、 
       テアルビジンという色素が含まれています。テアルビジンという色素は酸性では 
       色がうすくなります。逆にアルカリ性では色が濃(こ)くなります。そのため、上のよう 
       な色の変化になります。 
       
        紅茶にレモンを入れると、色がうすくなるのは、レモンにクエン酸という酸が含まれ 
       ているからです。 
       
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