伝聞(でんぶん)の表現

ほかの(ひと)()いたこと(内容(ないよう))を相手(あいて)(つた)える表現(ひょうげん)

「〜と()いた」や「〜と()いている」という表現(ひょうげん)は、ほかの人に()いたこと(内容(ないよう))を相手(あいて)()き手)に(つた)える表現(ひょうげん)である。このように、ほかの(ひと)()いたことを(はな)表現(ひょうげん)伝聞(でんぶん)表現(ひょうげん)という。【→ 参考図 】

伝聞(でんぶん)表現(ひょうげん)には、「〜と()いた」や「〜と()いている」のほかにもさまざまな()(かた)がある。確実(かくじつ)なこと(はな)()本当(ほんとう)だと(おも)っていること](つた)える伝聞(でんぶん)表現(ひょうげん)には「〜そうだ」、「〜という話だ」、「〜ということだ」などがある。

ほかの(ひと)()いたことを(あら)わす表現(ひょうげん)

「〜と()いた」という表現(ひょうげん)は、ほかの(ひと)()いたこと(内容(ないよう))を相手に(つた)える表現(ひょうげん)である。

〜と()いた」には「〜と()いている」というかたちもある。意味(いみ)(おな)じだが、「〜と()いている」の方が内容(ないよう)事実(じじつ)として(はな)す(主張(しゅちょう)する)気持(きも)ちが(つよ)い。

〜と聞いた
  • 明日(あす)試合(しあい)中止(ちゅうし)()いた
  • (つぎ)の水曜日は会議(かいぎ)がある()いた
  • 日曜日(にちようび)にみんなでキャンプに()()いた
〜と聞いている
  • 明日(あす)試合(しあい)中止(ちゅうし)()いている
  • (つぎ)の水曜日は会議(かいぎ)があると聞いている
  • 日曜日(にちようび)にみんなでキャンプに()()いている

なお、伝聞(でんぶん)の「〜聞いている。」は、事実(じじつ)()行為(こうい)継続(けいぞく))を(しめ)す「〜()いている。」とは意味(いみ)がちがうので注意(ちゅうい)すること。【→「〜を聞いている」と「〜と聞いている」

確実(かくじつ)なことを伝える表現

「〜そうだ」、「〜という(はなし)だ」、「〜ということだ」は、確実(かくじつ)なこと(はな)()本当(ほんとう)だと(おも)っていること](つた)える((はな)す)伝聞(でんぶん)表現(ひょうげん)である。

ページの先頭へ↑
←ひとつ前に戻る
目次へ
トップページへ