名詞化(めいしか)する表現(ひょうげん)

「〜するのが…」・「〜することが…」

(およ)くのが得意(とくい)です」・「(およ)くことが得意(とくい)です」

例:「水泳」=「泳ぐの」=「泳ぐこと
  1. 孝高(よしたか)くんは、水泳(すいえい)得意(とくい)です。
  2. 孝高(よしたか)くんは、(およ)ふの得意(とくい)です。
  3. 孝高(よしたか)くんは、(およ)ぐこと得意(とくい)です。

(れい)のように

動詞(どうし)辞書形(じしょけい)]+「の」

動詞(どうし)辞書形(じしょけい)]+「こと」

は、動詞(どうし)名詞化(めいしか)する表現(ひょうげん)である。

「〜しないのが…」・「〜しないことが…」

「〜するの」・「〜すること」の否定形(ひていけい)は、「〜しないの」・「〜しないこと」となる。

「Aが〜する{の/こと}が…」・「Aの〜する{の/こと}が…」

「〜するの」や「〜すること」の「〜」の部分(ぶぶん)主語(しゅご)(ふく)まれる場合(ばあい)は、『は』を使(つか)わずに『が』か『の』であらわすことが(おお)い。

「Aは〜すること」

趣味(しゅみ)は本を読むことです。

《Aは〜[名詞]です》・《Aは〜[名詞]だ》の文型(ぶんけい)では、『の』を使(つか)うことはできない

《Aは〜[名詞]です》・《Aは〜[名詞]だ》の文型(ぶんけい)では、「Aは〜することです」・「Aは〜することだ」のように、かならず『こと』をつけて使(つか)わなければならない

《Aは[動詞]》の文
  • 私は本を読みます。
  • ×私の趣味(しゅみ)本を読みます
    ⇒ 《Aは[名詞]》の文にする:「私の趣味は本を読むことです。」
《Aは[名詞]》の文
  • 私の趣味(しゅみ)読書(どくしょ)[名詞]です。
  • 私の趣味は本を読むこと[名詞]です。
  • ×趣味は本を読むのです。
ページの先頭へ↑
←ひとつ前に戻る
目次へ
トップページへ