(かんが)えを()べる表現

〜と思う。

(かんが)えを()べる表現は「〜と思う。」が基本(きほん)となる。

「〜と思う。」
敬体(けいたい)常体(じょうたい)
〜[方がいい]と思います。〜[方がいい]と思う。
〜[方がいい]だろうと思います。〜[方がいい]だろうと思う。
〜[方がいい]のではないかと思います。〜[方がいい]のではないかと思う。
〜[方がいい]のではないでしょうか。〜[方がいい]のではないか。

婉曲(えんきょく)な表現

自分の考えを主張(しゅちょう)するときには、婉曲(えんきょく)な表現がしばしば使われる。たとえば、「〜と思う」を婉曲に言う方法(ほうほう)には(つぎ)のようなものがある。

  1. 「と」の前に「だろう」をつける(例:「東京の方が()みにくいだろうと思う。」)
  2. 「と」の前に「のではないか」をつける(例:「仕事(しごと)の方が重要(じゅうよう)なのではないかと思う。」)
  3. 「〜と思う」のかわりに「のではないか。」をつかう。(例:政府(せいふ)計画(けいかく)はやめた方がいいのではないか。)

推定(すいてい)の表現

推定(すいてい)想像(そうぞう)()べる表現には、「〜ようだ。」、「〜ように思う。」、「〜ものと思われる。」、「〜ような()がする。」、「〜ような(かん)じがする。」などがある。

〜ようだ。
〜ように思う。
〜ものと思われる。
〜ような気がする。
〜ような感じがする。

推定や想像を表わす「〜ように思う」や「〜ような気がする」は、「〜思う」の婉曲な表現としても使われる。

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