え、台風23号の情報、引き続きお伝えしますが、ここで今日のスポーツをお伝えします。え、スポーツまず、大リーグ、アメリカンリーグのリーグ優勝決定戦第6戦からお伝えしたいと思いますが、3連勝のあと2試合連続でサヨナラ負けを喫したヤンキース。ここまでの戦いというのは4番松井秀喜選手のバットが勝敗のカギを握ってきました。
宿命のライバル、レッドソックスとの戦いは、松井の一振りから始まりました。貴重な先制点をたたき出した松井、3安打5打点の活躍でチームを勢いにのせました。そして、第2戦、この試合で松井はプレーオフでの連続試合ヒットを6にのばします。ヤンキースの連勝に貢献です。圧巻は相手の本拠地ボストンに乗り込んでの第3戦でした。第1打席でいきなり魅せます。止まらない松井。5本目のヒットは3連勝を決定づけるこの一打。王手をかけたヤンキースだったんですが、このあとレッドソックスの反撃にあいます。第4戦は9回に追いつかれた末に、サヨナラホームランを打たれます。第5戦も2点リードを守れず2試合連続のサヨナラ負け。ともに打点をあげられなかった4番松井、今日の第6戦で巻き返しを図ります。
ニューヨークに戻ってのゲーム。ファンの期待は松井に集まります。悪い流れを自分のバットで止めたい松井、相手は第1戦で2安打4打点と打ち込んだシリングです。第1打席。松井らしい思い切りの良さがありません。本拠地でなんとかレッドソックスの勢いを止めたいところでしたが、4回、1点を先制されなお2塁1塁のピンチ。「レフトへ、松井が追う、追う、頭上、越えた!」審判はフェンス直撃のあたりと判定します。しかし、レッドソックスの監督が抗議。打球は、スタンドのファンにあたって跳ね返っていました。確かに、フェンスを越えています。「まわった。まわった。手がまわった。ホームラン!」このホームランでヤンキース4点をリードされる苦しい展開になります。その裏、ヤンキースにもチャンスが訪れます。ノーアウト2塁1塁で松井の登場。ファンのボルテージは最高潮。地鳴りのような声援が起こります。しかし、松井、力んでしまいました。松井には珍しいこの悔しがり方。4番にヒットが出ないヤンキース、得点できません。ヤンキースは8回2点差に迫ってワンアウト1塁でロドリゲス。ピッチャーのグラブからボールが飛び出し、ランナーが一気に生還、と思われましたが。レッドソックスの監督この試合二回目の抗議。よくみるとロドリゲスがグラブをはたいていました。守備妨害で反撃を断たれたヤンキースはまさかの3連敗。松井もプレーオフ初のノーヒットでした。
「去年もね、あのー、ね、うーん、ね、死にかけて、何度もね、あのー、うー、なんていうか、ね、あの、息を吹き返してきてるしね、あの、今年もまた同じような感じになりましたけど。まあ、勝つことを信じて、それだけですけど。」
で、こうして見ますとヤンキースが勝った3試合というのはすべて松井選手が活躍しているんですが、負け
「西武ドームで行なわれる予定でした日本シリーズ第4戦は、台風のため順延となりました。」
「悲しくて言葉が出ないです。」
「札幌から来ました。正直つらいですね。もう一泊しなければいけないので。」
「すごくやるつもりで、気持ち入れてきてましたんで、ええ、ちょっと残念ですけど。」
「チームにとってもこの雨がいい方に影響するようになればいいなと思います。」
第4戦は明日に、それ以降の日程も一日ずつ、一日ずつ繰り下げられます。以上スポーツでした。