続いて台風以外のニュースをお伝えします。
はい。西武鉄道株売却を巡り、インサイダー取引の疑いです。西武鉄道が事実と異なる株の情報を有価証券報告書に記載していた問題で、コクドは問題が公表される前に西武鉄道の株を大量に売却し、この際少なくとも売却先の6社に対しては、有価証券報告書に間違いがあることを伝えずに、あわせて500万株以上を売却していたことがわかりました。こうした取引は、証券取引法で禁止されたインサイダー取引に当たる疑いがあり、証券取引等監視委員会で調査を進める方針です。これについて、コクドは、関係当局が調査中なので、今の時点ではコメントできないとしています。
今年3月、スペインで起きた列車爆破テロ事件で、スペインのテレビ局テレシンコ(Telecinco)は19日、爆発の瞬間だとする映像を放送しました。映像では、小規模な爆発の後、乗客らが逃げようとしはじめたところに電車からオレンジ色の火の玉が吹き出して、大きな爆発が起きる様子が映し出されています。事件をめぐっては、スペインの捜査当局が、イスラム過激派組織の犯行と見て捜査を続けています。
全日空は原油価格の高騰が長引き、燃料価格の上昇が続いた場合、コスト削減策だけではカバーしきれないとして、今年夏の国際線に続き、国内線の運賃についても値上げの検討に入りました。これは全日空の大橋社長が今日の記者会見で明らかにしたものです。国内線の運賃を巡っては、日本航空グループも、原油高がさらに長期化し、燃料費が高騰した場合には値上げすることを検討しています。
富山県上市町の住宅にクマが侵入してこの家の人や、クマを警戒中の役場の職員を次々に襲いました。3人は顔などにけがをして病院で手当を受けましたが、命に別状はないということです。襲ったクマはまだ見つかっていません。
「ここまで、まさか来るとは思いませんでしたね。はい。本当にもう怖いです。なんとかしていただきたいと思いますね。」
シアヌーク前国王の退位にともない、新しくカンボジアの国王に選ばれたシハモニ国王が滞在先の中国から帰国しました。空港ではフンセン首相ら政府要人が出迎え、王宮までの沿道では9万人の市民が旗を振って新国王を祝福しました。シハモニ新国王は今月29日に行われる戴冠式で正式に即位します。
中国政府が進めている在来鉄道のスピードを時速200キロに引き上げる計画に、東北新刊のはやてを改良した車両が導入されることが正式に決まり、日本側の企業と中国政府との間で調印が行なわれました。中国政府は、日本の他フランスの企業にも発注していますが、今日の調印式は外部にはいっさい発表されず、大規模な調印の式典が公開されたフランス企業の場合とは対照的なものになりました。