日本語会話(にほんごかいわ)

友達同士の会話

テストの日程(にってい):『いつテストあるか()ってる?』

友達同士(ともだちどうし)会話(かいわ)では、「くだけた表現(ひょうげん)」が使(つか)われる。くだけた表現(ひょうげん)は、ふつうの表現(ひょうげん)とかたちが(こと)なる。

助詞(じょし)非表示(ひひょうじ)

(はな)しことばでは、助詞(じょし)ははっきりと表示(ひょうじ)されないことが(おお)い。

〜テル/〜テイル

()ってる」(〜テル)は(はな)しことばで使(つか)われる(かたち)で、()きことばでは「()っている」(〜テイル)となる。「()ってる」(←()っている)同様(どうよう)である。

「…って…」

「…って…」は、くだけた(はな)しことばでよく使(つか)われる表現(ひょうげん)で、いくつかの意味(いみ)がある。

川田先生(かわだせんせい)授業(じゅぎょう)って」で、「って」は〈話題(わだい)(しめす)す〉はたらきをしている。意味(いみ)は「川田先生(かわだせんせい)授業(じゅぎょう)」というのと(おな)じである。

話題(わだい)(しめ)す〉「って」
  • 川田先生(かわだせんせい)授業(じゅぎょう)って、いつ試験(しけん)があるの?
  • 川田先生(かわだせんせい)授業(じゅぎょう)、いつ試験(しけん)があるの?

中間試験(ちゅうかんしけん)はないって()ってたよ。」の「って」は、〈引用(いんよう)(しめ)す〉はたらきをしている。意味(いみ)は「中間試験(ちゅうかんしけん)はない()ってたよ。」というのと(おな)じである。

引用(いんよう)(しめ)す〉「って」
  • 中間試験(ちゅうかんしけん)はないって()ってたよ。
  • 中間試験(ちゅうかんしけん)はない()ってたよ。

科目(かもく)履修(りしゅう):『どっちの授業とる?』

「〜なきゃいけない」

「とらなけきゃいけない」は、「とらなければいけない」のくだけた表現(ひょうげん)である。()きことばや正式(せいしき)(はな)しことばでは「とらなければいけない」の(ほう)使(つか)う。

「のもの」を(あら)わす「の」

「ぼくは川田先生(かわだせんせい)()けようと(おも)ってるんだけど。」の「の」は、「(の)もの」「(の+)名詞(めいし)」の意味(いみ)(あら)わす。

学校(がっこう)()りる。」(←学校(がっこう)のものを()りる。)
「いちばん(おお)きい()べる。」(←いちばん(おお)きいものを()べる。)

授業(じゅぎょう)時間割(じかんわり)

宿題(しゅくだい)提出(ていしゅつ):『締切(しめき)りはいつですか?』

教室の窓から外を見る:『中庭(なかにわ)にかわいい(いぬ)がいるよ。』

ページの先頭へ↑
←ひとつ前に戻る
目次へ
トップページへ