2021.3
葛飾北斎 神奈川沖浪裏(The great wave off Kanagawa)
葛飾北斎の版画「神奈川沖浪裏」を立版古風のペーパークラフトにしました。
波で舟が隠れている部分があるのですが、その時代の資料をもとに再現しました。
一枚の絵を切り離すことによって見えない奥の部分を推測で描き足しました。
神奈川沖浪裏とは
「神奈川沖浪裏」は、1830年代の江戸時代に葛飾北斎によって描かれた浮世絵の代表作です。相模湾に広がる大海原で繰り広げられる荒々しい波と勇敢な漁師たちの姿を描かれており、大自然の力と人間の努力との対比が見事に描かれています。この作品は、日本の伝統的な美意識や自然の偉大さを象徴するものとして、世界中で高く評価されています。その美しい風景と力強い表現は、後世の多くの芸術家やデザイナーにも影響を与えました。