2012 秋季セミナーに参加して
 前回の春季セミナー(初体験)は、1日のみの参加でしたが、今回は、日程の都合が良く、10月7日&8日の2日間参加できました。

初日は、私自身いつもどおり緊張しながらでしたが、2日目は、リラックスすることを心がけました。

その初日は、午前の部から“気”を感じることができました。このことが、春季セミナーとの違いでした。“気”がふくらんで、上に揚げた両手が宙に浮いた感じで、下に降ろそうと思っても、中々降ろせない、そのような感覚です。これは私にとっては、初めての感覚です。

セミナーに参加するのは7月の「瞑想呼吸法極み」を入れて3回目で、概ね稽古の様子が理解できていた結果だと思います。只、「満月の法」&「軟酥の行法」で、今回、気持ちのいい睡眠ができなかったことが残念でした。

 2日目の朝、出発前に、丹田を意識して息を吐くと、両手が自然に前に浮き上がっていく「気のふくらみ」を感じることができました。(まだ、昨日の気が残っている・・)

稽古が始まって、前日と違ったところは、両手の“風船”を融合させるときに、抵抗を感じて、両手にビリビリと電気が走る感覚を体験したことです。これは強く感じました。

また、空手の型「転掌」で指が空気の中に浮いたように、スムーズに動いていく。これは不思議でした。いつもの空手の稽古で、いかに自分がゴチゴチになっているか!? その事がよく分かりました。

 2日目が終了後、帰路の最中、体の軽さを感じました。アスファルトの道を歩いているのに、「軽い!軽い!!」 自分は右膝に痛みを抱えているのですが、右膝の不自由さを全く感じませんでした。“まるで雲の上を歩いているようだ!”

今回のセミナーも、自分にとって、また新たな発見ができました。

“心”と“肉体”が解放されたときに、強く弾けるのだと思います。

来年の春季セミナーが、また楽しみになってきました。

 平成24年10月 吉日

誠・T