私でも役に立った・・・
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ある会合の席でした。会議の途中にお友達が席
を立とうとしたとき、「あっ」と小さな声をあ げ膝を押さえて立てなくなっていました。私の 前のお席でしたからよく見えたのですが、とて も痛そうでした。無意識に私は席を立ってお友 達の所に行き、本能的に膝に手を重ね「気」を 入れておりました。私の力ではどうにもならな いと思いながらも、少しでも楽にして上げたい と念じつつ、一生懸命に「気」を送り続けまし た。手は熱くビリビリしてきました。しばらく すると彼女は膝を少し動かしてみて「あんなに 痛かったのに痛くないわ」と大きな声で言われ 、私は心臓の音が外に聞こえるのではないかと 思うほど高鳴りました。 |
お友達は勿論、私も驚きました。そして、もう少しこのままにと「気」を入れ続けました。 しばらくして彼女は心配そうに立ち上がり室内をゆっくり歩き始めました。そのうち「痛く ない、痛くない」と言いながら席に戻り、とても喜んで下さいました。「今田さんどうして ?」と驚かれ、武澤塾のことや、先生のこと、気功のことを話しました。行事が終わり心配 で彼女と一緒に帰りましたが、彼女も痛さを忘れて元気に歩いて帰途につかれました。私に とって初めての経験であり、私でもお役に立てたかと思うと私のほうが感動致しました。気 功をしていてよかったと先生に感謝しております。 お稽古の日に先生にお話したところ、先生は「その手はもう大丈夫だよ。十分に人を癒す ことのできる手だよ身体中にも気が見えるよ」と言って下さり、これも先生の偉大なお力の お陰と、「気」を入れて戴くたびに思います。 そして、塾の素晴らしいお友達に巡り逢えて、とても幸せに思っております。これからも 元気で楽しくお稽古に頑張りたいと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願い致しま す。 2002/08/08 今田公子 (気功歴8年) |