☆映画日記☆

12月31日(月)
「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」'52 東宝 森一生監督(★★)
 脚本が黒沢なので黒沢の映画みたい。

12月30日(日)
「黒木太郎の愛と冒険」'77 馬道プロ=ATG 森崎東監督(★★★)
 個性派俳優総出演。山田洋次もいいけど森崎も! 70年代してる。 猫が!
「ラン・フォー・マネー」'99 トルコ レハ・エルデム監督(★★★)
 不法な金を取得したあまり破滅に向かう男。
「世界の始まりへの旅」'97 ポルトガル=仏 マノエル・デ・オリヴェイラ監督(★★☆)
 マストロヤンニの遺作。自伝的なロードムービー。
「続・座頭市物語」'62 大映京都 森一生監督(★★☆)
「新・座頭市物語」'63 大映京都 田中徳三監督(★★☆)
 シリーズ第2、3作。

12月29日(土)
「マグノリア」'99 米 ポール・トーマス・アンダーソン監督(★★★★)
 うーん、これは! 好きです。
「ディープ・ブルー」'99 米 レニー・ハーリン監督(★★)
 サメのホラー映画。

12月28日(金)
「波浮の港」'63 日活 斉藤武市監督(★★)
 なつかしい吉永小百合=浜田光夫主演の青春映画。
「大地と自由」'95 英/スペイン/独 ケン・ローチ監督(★★★)
 スペイン内戦のスターリン主義者と反スターリン主義者の対立は知らなかった。
「ゴジラVSデストロイア」'95 東宝映画 大河原孝夫監督(★)
 このシリーズは全部観ているが・・・・。東京のミニチュアはすばらしい。
「Blue Note/ハート・オブ・モダンジャズ」'98 独 ジュリアン・ベネディクト監督(★★)
 Blue Note Record のドキュメンタリー。Tommy Turrentine と Al Harewood は初めて見た。

12月27日(木)
「アントニアの食卓」'95 オランダ/ベルギー/英 マルレーン・ゴリス監督(★★★)
 4世代に渡る女性の物語。このパワーは女性独自のものだな。
「藤十郎の恋」'38 東宝東京 山本嘉次郎監督(★★★)
 元禄時代の役者の話。黒子が役者をろうそくを持って追い掛けていた。
「ブッチャー・ボーイ」'98 アイルランド ニール・ジョーダン監督(★★★)
 少年が殺人にいたるまでの両親、親友、町の人々、そして60年代初頭の世界情勢、宗教・・・。"Where Are You?"

12月26日(水)
「榕樹<ガジュマル>の丘へ」'97 中 フー・ピンリウ監督(★★★)
 老婆とその息子夫婦とお手伝さんの人間の世代間の問題を描く。
「スリー・リバーズ」'93 米 ローディ・ヘリントン監督(★★)
 ブルース・ウィリス主演の警官サスペンス。猫がときおり顔を出す。
「恋のモンマルトル」'75 仏 ラズロ・サボ監督(★★)
 パリの下町のダンサーの恋模様。

12月25日(火)
「フラミンゴの季節」'97 独/スイス/アルゼンチン シーロ・カペラッリ監督(★★★★)
 パタゴニアの自然が主役のようだ。ミステリアスな人間関係とぴったり。
「プラスティック・ナイトメア 仮面の情事」'91 米 ウォルフガング・ペーターゼン監督(★★)
 記憶喪失の男の妻への疑惑のサスペンス。

12月23日(日)
「Mr.Pのダンシング・スシバー」'98 日/米 田代廣考監督(★★)
 ベトナム帰還兵の黒人と日本人妻の夫婦の絆。
「馬」'41 東宝東京 山本嘉次郎監督(★★★)
 馬と少女(高峰秀子)の話。これは反戦映画だ。カメラマンが四人(四季を)。

12月22日(土)
「戦略爆撃指令」'48 米 サム・ウッド監督(★)
 クラーク・ゲーブル主演の戦争映画。何なのだ?

12月21日(金)
「ビヨンド・サイレンス」'96 独 カロリーヌ・リンク監督(★★)
 耳の不自由な夫婦とクラリネットを始めた娘の話。

12月18日(火)
「新・荒野の七人 馬上の決闘」'68 米 ポール・ウェンドコス監督(★★)
 シリーズ第3作。それなりに。
「慈悲の天使」'93 チェコ ミロスラフ・ルーター監督(★★)
 将校の妻と夫の死後、野戦病院で知り合った囚人の話。
「夜への長い旅路」'62 米 シドニー・ルメット監督(★★)
 疲れる家族ドラマだがたまに入る(ほとんど入らない)アンドレ・プレヴィンのピアノがいい。
「女には向かない職業」'97 英 ベン・ボルト、ジョン・ストリックランド監督(★★)
 女私立探偵物。冒頭のモノクロ写真はきれい!

12月17日(月)
「アイランド」'80 米 マイケル・リッチー(★)
 "バミューダ・トライアングル"のミステリー。後半の展開がつまらない。

12月16日(日)
「運命を乗せた列車」'66 チェコ イジー・メンツェル監督(★★★)
 第二次大戦中のチェコの小さな駅の青年駅員の話。ラストが!

12月15日(土)
「喜劇・駅前競馬」'66 東京映画 佐伯幸三監督(★★)
 このシリーズはいつも面白い。(脚本 藤本義一)

12月14日(金)
「ゴルフ夜明け前」'87 東宝 松林宗恵監督(★)
 吉本総出演のわりに笑いが健全で毒がなくつまらない。
「張込み」'96 中国 黄建新、楊亜洲監督(★★)
 中国映画にしてはめずらしく犯罪捜査物かと思ったが事件にかかわった人々の人間模様。
「乳房」'93 西友/東映/東北新社 根岸吉太郎監督(★★)
 せつないラブストーリーには意外と弱い。
「恋するシャンソン」'97 仏/スイス/英 アラン・レネ監督(★★)
 突然せりふがミュージカル調になってとってもPOP。くらげ? たこは?
「BROTHER」'00 日/英 北野武監督(★★)
 外国のプロデューサーにサービスし過ぎ。紙飛行機、海辺のシーン、ラストの撃たれるシーンがタケシかな? 

12月13日(木)
「ジャコ万と鉄」'49 東宝 谷口千吉監督(★★★)
 深作監督のリメイクは観たがこのオリジナルは名作!(脚本 黒沢明)

12月12日(水)
「銀嶺の果て」'47 東宝 谷口千吉監督(★★)
 三船のデビュー作。初期の三船は劇画調で安っぽいがそこがいいのかな?(脚本 黒沢明)

12月10日(月)
「栄光への脱出」'60 米 オットー・プレミンジャー監督(★★)
 中東問題は今でも大変だがイスラエル建国の話。主題曲が懐かしい。(グラント・グリーンも演っている。)
「緑園の天使」'45 米 クラレンス・ブラウン監督(★★★)
 この頃のアメリカ映画はしっかり作っている。M.ルーニー、E.テイラー主演の馬との話。

12月9日(日)
「たどんとちくわ」'98 GAGA PICTURES 市川準監督(★★★★)
 この監督はわりと好きで何作か観ているが今までと少し違った作風。映像がいい。マヨネーズ天丼?

12月8日(土)
「ミックス・ナッツ/イブに逢えたら」'94 米 ノーラ・エフロン監督(★★)
 スティーヴ・マーティン主演のコメディ。

12月7日(金)
「四つの恋の物語」'47 東宝 豊田四郎、成瀬巳喜男、山本嘉次郎、衣笠貞之助監督(★★★)
 4人の巨匠監督によるオムニバス。第1話(脚本 黒沢明)が良かった。第3話のエノケンもおかしい!
「地上最大の脱出作戦」'66 米 ブレイク・エドワーズ監督(★★)
 はちゃめちゃ戦争映画。ジェームス・コバーンのキャラクターがいい。
「ボストン物語」'47 米 ジョセフ・L・マンキウィッツ監督(★)
 世代間の葛藤の話。あまり面白くない。
「娼婦ベロニカ」'98 米 マーシャル・ハースコビッツ(★★)
 16世紀に生きた女性の話。冒頭の表情のシーンだけかな。

12月4日(火)
「リトル・チュン」'99 香港/日 フルーツ・チャン監督(★★★★)
 返還前後の香港の子供を主役とした人間模様。「メイド・イン・ホンコン」も良かったがこっちの方が!
「恐怖の夜」'63 米 シドニー・サルコウ監督
 3話からなるホラー。ヴィンセント・プライス主演。観る価値なし。

12月3日(月)
「女優」'47 東宝 衣笠貞之助監督(★★)
 山田五十鈴主演。島村抱月と松井須磨子の恋愛とこの時代の女性問題の映画。
「柳と風」'99 イラン/日 モハメド・アリ・タレビ監督(★★★)
 脚本はキアロスタミ監督。子供が主役の不条理とはらはらと希望のイラン映画のパターン。自然の映像が素晴らしい。
    
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