妖怪キッズ : 妖怪 波小僧(なみこぞう)

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No 200.  波小僧(なみこぞう)                 | 妖怪キッズ  2012年7月2日


妖怪 波小僧(なみこぞう)

妖怪 波小僧(なみこぞう)

昔、静岡県のある村で、少年が田んぼを耕して(たがやして)いました。
すると、すぐそばに親指ほどの小さな子どもが立っています。そして、
「私は海に住む波小僧(なみこぞう)という者です。日照り(ひでり)が続いて
家に帰れません。どうか海に戻してください。」と言うので、
気の毒に思った少年は海まで連れて行きました。

数日後、相変わらず日照りが続き、少年も村の人々も困っていると、
ちょこちょこと何かが走ってきます。
あの時の波小僧がやってきて、
「私の父は雨乞い(あまごい)の名人です。
この間助けて下さった御礼に、父に頼んで雨を降らせましょう。
そして、今後は、東南から波の音が響いたら(ひびいたら)雨が降る合図とします。」
と言い残して、海に消えていきました。
間もなく、言うとおり、雨が降ってきて、村中大喜びです。
その後も、波の合図で天気が分かるようになり、村は大変栄ました。

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